アボレス

アボレス Aboleth

4本の触手がこの3つ眼の魚のようなクリーチャーの横腹でのたうち、色の体は透き通った分厚い粘液できらめいている。

アボレス 脅威度7 Aboleth

経験点3,200
秩序にして悪超大型サイズ異形(水棲)
イニシアチブ +5; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+14
オーラ 粘液雲(5 フィート)

防御

アーマー・クラス 20、接触9、立ちすくみ19(+11外皮、-2サイズ、+1【敏】
ヒット・ポイント 84(8d8+48)
頑健 +8、反応 +5、意志 +11

攻撃

移動速度 10フィート、水泳60フィート
近接 触手(×4)=+10(1d6+5、加えて“粘液”)
接敵面 15フィート; 間合い 15フィート
擬似呪文能力術者レベル16)

回数無制限:イリューソリイ・ウォール難易度17)、ヴェイル難易度19)、パーシステント・イメージ難易度18)、ヒプノティック・パターン難易度15)、プログラムド・イメージ難易度19)、プロジェクト・イメージ難易度20)、ミラージュ・アーケイナ難易度18)
3回/日:ドミネイト・モンスター難易度22)

一般データ

【筋】20、【敏】12、【耐】22、【知】15、【判】17、【魅】17
基本攻撃 +6; 戦技ボーナス +13; 戦技防御値 24(足払いされない)
特技 《イニシアチブ強化》《神速の反応》《鋼の意志》《武器熟練:触手
技能 〈威圧〉+14、〈呪文学〉+13、〈水泳〉+24、〈知覚〉+14、〈知識:いずれか1つ〉+13、〈はったり〉+11
言語 アクロ語、アボレス語、水界語、地下共通語

生態

出現環境 気候問わず/水界
編成 単体、2体、兄弟姉妹(3~6)、一団 (7~19)
宝物 ×2

特殊能力

粘液雲(変則)/Mucus Cloud 水中にいるアボレスは、透明粘液を大量ににじませている。アボレスに隣接しているすべてのクリーチャー難易度20の頑健セーヴに成功せねばならない。失敗すると、続く3時間の間、気を呼吸する能を失ってしまう代わりに、を呼吸する能を得る。再度アボレス粘液雲接触して再度頑健セーヴに失敗した場合、効果が3時間長される。このセーヴ難易度【耐久力】修正値に基づいて算出されている。

粘液(変則)/Slime アボレス触手の命中を受けたクリーチャー難易度20の頑健セーヴに成功せねばならない。失敗すると、1d4ラウンドのうちに皮膚とが透き通ってネバネバする膜状の組織に変質する。そのクリーチャーの新たな“”は軟弱で、この状態が続く限りそのクリーチャー【耐久力】は4低下する。湿らせ続けていないと、そのクリーチャーは急速に乾燥し、犠牲者は10分ごとに1d12ポイントのダメージを受ける。リムーヴ・ディジーズや類似する効果は災厄を受けているクリーチャー通常状態に戻すことができるが、“病気に対する完全耐性”はこの攻撃に対して何の守りにもならない。このセーヴ難易度【耐久力】修正値に基づいて算出されている。

そのぞっとする原始的な外見にふさわしく雌雄同体のアボレスは、世界最古の生命体の1つである。神々が初めて物質界にそのを向けた古代においてさえ、アボレスは常に、異質で冷淡で延々と策謀を練って、他の定命の生命とは一線を画して存在していた。アボレスは一度は巨大な帝国を築いて世界を支配しており、今日では他のほとんどの生命体のことは食料か奴隷にはその両方と見なしている。アボレスは神々を侮蔑し、自分たちこそが真の創造主であると思っている。アボレスの体長は25フィート(約7.5m)、体重は6,500ポンド(約2.9t)である。

海の最も暗き深淵では、アボレスは今も巨大吐き気をもよおさせる様式で建てられた奇怪なる都市に住んでいる。そこでアボレスはあらゆる国々から選別して集めた無数の奴隷気を呼吸する者もいれば水棲の者もいる)にかしずかれている。気を呼吸する奴隷は、魔法と、主人であるアボレスの分泌物による水中呼吸を常に補充する必要性とによって二重に束縛されているのだ。単体でいるアボレスは大抵がこういった都市の先遣斥候で、新たな奴隷を探している。


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