Project Image/幻像投影
系統 幻術(操影); 呪文レベル ウィザード/ソーサラー7、バード6
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声、動作、物質(作成に5gpかかる術者自身の小さなレプリカ)
距離 中距離(100フィート+10フィート/レベル)
効果 影でできた複製1体
持続時間 1ラウンド/レベル(解除可)
セーヴィング・スロー 意志・看破(やりとりがあった場合); 呪文抵抗 不可
術者は影界から引き出したエネルギーを用いて、半ば実在する幻術版の自分を作り出すことができる。この投影幻像は術者とまったく同じ外見、声、匂いを持っているが、実体はない。この投影幻像は、術者が違う行動をするよう指示しない限り(移動アクション)、術者の行動(会話も含む)を真似る。
術者はあたかも自分が投影幻像の立っている場所にいるかのように、その目を通して見、その耳を通して聞くことができる。そして自分のターンの間に、フリー・アクションにより幻像の目や耳を通して見聞きするのをやめ、自分の目や耳で見聞きするようにしたり、逆に自分の目や耳で見聞きするのをやめて、幻像の目や耳を通して見聞きするようにすることができる。幻像の知覚を使用している間、術者自身の肉体は盲目状態かつ聴覚喪失状態であると見なされる。
術者が望めば、自分が発動する距離が“接触”かそれ以上の呪文を、自分ではなく投影幻像を起点として発動することができる。幻術呪文をのぞけば、投影幻像が自分自身に呪文を発動することはできない。投影幻像を起点にした場合でも、呪文は他の目標に対して通常通り作用する。
物体は意志セーヴに成功したかのように、投影幻像の作用を受ける。術者は常に投影幻像との間に効果線を維持していなくてはならない。効果線が遮られれば、呪文は終了する。術者がディメンジョン・ドア、テレポート、プレイン・シフト、あるいはそれに類する(一瞬であっても)効果線を切ってしまう呪文を使用した場合、この呪文は終了する。