本書はPathfinder Campaign Setting:Technology Guideの第1刷を、第2刷に合う形に更新するものである。
5ページ―〈装置無力化〉において、第1段落を以下の文章に置き換えること:
《科学技術者》特技があれば、〈装置無力化〉を用いて高度な科学技術に基づく爆発物を起動もしくは解除したり、電気的な仕掛けや電子錠の解除を行うことができる。《科学技術者》特技は高度な科学技術の罠や物体を解除する際に必要ではない。しかしこれらの罠や物体は、科学技術の劣った類似の装置に比べれば、目を見張るほどに高い無力化する為の難易度を持つことが多い。
電子錠の鍵や電気的な仕掛けの解除:扉の電子錠や罠の(罠自身ではない)電気的な仕掛けを解除する場合、Eピックを用いればかなり簡単である――Eピックがない場合、これらの判定に-5のペナルティを受ける。
破損状態の物体でさえ、自分がどのように動作していたかを覚えている。術者は破損状態の物体やダメージを受けた人造を、まるで新しく使用されていないかのように機能する状態に戻す。物体や人造の欠けている部分は欠けたままである。かけた部分が大規模であれば、適切に機能する事ができないかもしれない。その物体がチャージを消費する場合、物体は完全にチャージされる。経年劣化した物体も完全にチャージされるが、経年劣化した状態は失われない(この呪文は経年劣化したアイテムを再チャージする数少ない方法の一つである)。この呪文を使用した後1時間の間、経年劣化した物体は一切の突発異常をもたらさない。矢弾のような、その他の消費される要素は回復しない。この呪文がダメージを受けた人造に発動されると、人造が受けていたヒット・ポイントへのダメージは全て回復する。この呪文が破壊された人造に発動されると、その人造は機能を完全に取り戻しヒット・ポイントも全快する。しかし破壊された人造の重要な部位(脚全てなど)が失われていればそのままである。このようにして回復した人造は破壊される瞬間までの記憶をすべて取り戻すが、術者の命令に従うといった特別の傾向は与えない。術者レベル毎に10年以上昔に破壊された物体ないし人造に、術者がこの呪文を発動しようとした場合、この呪文は失敗する。
12ページ―サイバー兵士アーキタイプのサイバネティクス戦闘において、第1文の「攻撃ロールに+1のボーナスを得る」を「攻撃ロールとダメージ・ロールに+1のボーナスを得る」に変更すること。
12ページ―鋼鉄の神官アーキタイプのエネルギー放出能力において、「この能力はエネルギー放出を変更する。」の直後に以下の文を追加すること:
鋼鉄のプリーストはエネルギー放出を使用しても、アンデッドに害をもたらしたり治療したりすることはできない。
21ページ―表の両手遠隔武器のロケット・ランチャーの消費列を「10(使い捨て)」から「1(使い捨て)」に変更し、特殊列を「緩射」から「緩射、接触」に変更すること。
24ページ―グラヴィティ・ピストルの説明文において、右のコラムの2行目、「難易度19の意志セーヴ」を「難易度19の反応セーヴ」に変更すること。
27ページ―ロケット・ランチャーのデータにおいて、消費項を「10(使い捨て)」を「1(使い捨て)」に、特殊項を「緩射」から「緩射、接触」に変更すること。
35ページ―サイバー技術において、第4段落の第2文を「移植者は20+サイバー技術の移植値の2倍に等しい難易度に対して〈治療〉判定を行う――参照を容易にするため、この値はそれぞれのサイバー技術のアイテムの説明に記載されている。」を「移植者はサイバー技術の移植値を難易度として〈治療〉判定を行う――この特定の値はそれぞれのサイバー技術のアイテムの説明に記載されている。」に変更すること。
サイバネティック義眼はコストを支払うこと無くサイバー・アートを書くことができ、これにより特殊な色や紋様を表すことができる。両目を装着すると、使用者は〈知覚〉判定に+4の状況ボーナスと、盲目状態あるいは視覚的効果に対するセーヴィング・スローに+4の抵抗ボーナスを得る。〈知覚〉判定へのボーナスは、他のサイバー技術由来の〈知覚〉判定に対する状況ボーナスと累積する。サイバネティック義眼はヴィーモッド(53ページ参照)で強化することもできるが、ヴィーモッドの通常の価格の2倍に等しい市価となる。
45ページ―フォース・フィールドの説明文、第2段落の第1文を「フォース・フィールドの機動は標準アクションで、装置から1d6チャージを消費する。その後、起動し続けるラウンド毎に、フォース・フィールドは追加で1チャージを消費する。」から「フォース・フィールドの機動は標準アクションで、装置から1チャージを消費する。その後、起動し続けるラウンド毎に、フォース・フィールドは追加で1チャージを消費する。」に変更すること。
46ページ―グレネードのデータ、容量項を「さまざま」から「―」に変更し、消費項を「1チャージ/分」から「使い捨て」に変更すること。
50ページ―ナノマシン注射銃の容量、「容量 10」を「容量 1ナノマシン容器」に変更すること。
55ページ―突発異常の第2段落の最後の文において、「出目1が出ると自動的に突発異常が起きる。」を「出目1をロールすると、50%の確率で突発異常が発生する。」に変更すること。