この犬ほどの大きさのダニは、グロテスクに膨らんだ体と、鉤のような顎を備えた小さな頭部を持っている。
経験点400
真なる中立/小型サイズの蟲
イニシアチブ +0; 感覚 暗視60フィート、鋭敏嗅覚; 〈知覚〉+0
アーマー・クラス 16、接触11、立ちすくみ16(+5外皮、+1サイズ)
ヒット・ポイント 13(2d8+4)
頑健 +5、反応 +0、意志 +0
完全耐性 [精神作用]効果
移動速度 20フィート、登攀20フィート
近接 噛みつき=+2(1d4、加えて“つかみ”、“食らいつき”、および“病気”)
特殊攻撃 吸血(1【耐久力】)
【筋】11、【敏】10、【耐】15、【知】―、【判】11、【魅】2
基本攻撃 +1; 戦技ボーナス +0(組みつき+8); 戦技防御値 10(対足払い22)
技能 〈隠密〉+8、〈登攀〉+8; 種族修正 +4〈隠密〉
出現環境 温暖/森林
編成 単体、2体、小集団(3~6)、または巣(7~12)
宝物 なし
つかみ(変則)/Grab ジャイアント・ティックはいかなるサイズの目標に対してもつかみ攻撃を行うことができ、組みつき判定に対してつかみ能力を有するほとんどのクリーチャーがもつ通常の+4ボーナスではなく、+8の種族ボーナスを持つ。
病気(変則)/Disease 赤腫れ病:噛みつき・致傷型; セーヴ 頑健 難易度13; 潜伏期間 1d3日; 頻度 1回/日; 効果 1d6【筋】ダメージ; 治癒 2回連続のセーヴ成功。このセーヴ難易度は【耐久力】に基づいている。
メガファウナやディノサウルスのような大きなクリーチャーが生息する地域では、ジャイアント・ティックは小さな同類と同様に行動している。下生えの中で待ち伏せし、適切な宿主が通りかかると餌食にするためにその体の上に落下する。他の地域では、この蟲はさらに攻撃的で、犬、家畜、さらには人型生物のような小さな獲物を積極的に狩る。ジャイアント・ティックは素早く血を吸い、6ポイントの【耐久力】ダメージを与えると、落ちて離れ、満足して消化するために這って去る。ジャイアント・ティックは体長3フィート、体重50ポンド。
恐るべき輝く絨緞のような拳大のダニたちの足が立てる軋るような音が、スウォームが前進すると共に不吉に響いている。
経験点6,400
真なる中立/極小サイズの蟲(スウォーム)
イニシアチブ +2; 感覚 暗視60フィート、鋭敏嗅覚; 〈知覚〉+0
アーマー・クラス 23、接触20、立ちすくみ21(+3外皮、+8サイズ、+2【敏】)
ヒット・ポイント 120(16d8+48)
頑健 +13、反応 +7、意志 +5
防御能力 スウォームの特性
完全耐性 [精神作用]効果、武器ダメージ
移動速度 30フィート、登攀30フィート
近接 群がり(4d6、加えて“病気”、“わずらわす”、および“吸血”)
特殊攻撃 吸血(1d4【耐久力】)、まとわりつく、わずらわす(難易度21)
【筋】1、【敏】14、【耐】16、【知】―、【判】11、【魅】1
基本攻撃 +12; 戦技ボーナス ―; 戦技防御値 ―
技能 〈登攀〉+10; 種族修正 〈登攀〉判定に【敏】を使用する
出現環境 温暖/森林
編成 単体、2体、または共棲集団(3~6)
宝物 なし
まとわりつく(変則)/Cling クリーチャーがティック・スウォームの占めるマス目を離れた場合、スウォームは数体のティックが犠牲者にしがみついていくためにその数を減じ、1d6ポイントのダメージを受ける。ティックにしがみつかれたクリーチャーは、毎ラウンド、そのターンの終了時に群がりのダメージを受ける。全ラウンド・アクションとして、クリーチャーは難易度20の反応セーヴに成功すればティックを取り除くことができる。少なくとも10ポイントの何らかの範囲効果からのダメージを受ければ、全てのしがみついているティックを破壊できる。このセーヴ難易度は【敏捷力】に基づいている。
病気(変則)/Disease 腺ペスト:噛みつき・致傷型; セーヴ 頑健 難易度21; 潜伏期間 1日; 頻度 1回/日; 効果 1d4【耐】ダメージ、1【魅】ダメージ、疲労状態; 治癒 2回連続のセーヴ成功。このセーヴ難易度は【耐久力】に基づいている。
ティック・スウォームは無慈悲なる荒廃であり、彼らが蔓延る地域に生息するより大きな動物の生態を、急速に吸血され病んだ遺体へと減少させることができる。