悪夢/Nightmares(Horror Adventures 72ページ):2レベル―スリープ、4レベル―ディテクト・ソウツ、6レベル―オーナイリク・ホラーOA、8レベル―ファンタズマル・キラー、10レベル―ナイトメア、12レベル―ドリーム・トラヴェルOA、14レベル―シンボル・オヴ・ウィークネス、16レベル―ディマンド、18レベル―ポーラー・ミッドナイトUM。
空間/Space(Horror Adventures 72ページ):2レベル―ミラー・ストライクUC、4レベル―ツイステッド・スペースUM、6レベル―ブリンク、8レベル―ディメンジョン・ドア、10レベル―ホスタイル・ジャクスタポジションUC、12レベル―リパルション、14レベル―ウォーク・スルー・スペースUC、16レベル―バイロケーションOA、18レベル―テレポーテーション・サークル。
エントロピー/Entropy(Horror Adventures 72ページ):2レベル―レッサー・コンフュージョン、4レベル―プレイグ・キャリアUM、6レベル―バブルOA、8レベル―ワンダリング・スター・モーツAPG、10レベル―フィーブルマインド、12レベル―アンティマジック・フィールド、14レベル―インサニティ、16レベル―シンボル・オヴ・インサニティ、18レベル―インタープラネタリー・テレポートUM。
策謀/Conspiracies(Horror Adventures 72ページ):2レベル―ロック・ゲイズUC、4レベル―ディスガイズ・アザーUM、6レベル―タンズ、8レベル―ハイパーコグニションOA、10レベル―ドミネイト・パースン、12レベル―シンボル・オヴ・パースウェイジョン、14レベル―ヴィジョン、16レベル―フライトフル・アスペクトUC、18レベル―オーヴァーウェルミング・プレゼンスUM。
退廃/Decadence(Horror Adventures 72ページ):2レベル―ネガティヴ・リアクションUC、4レベル―ディマンド・オファリングOA、6レベル―セピア・スネーク・シジル、8レベル―チャーム・モンスター、10レベル―ドリーム、12レベル―エンヴィアス・アージUM、14レベル―ウェイヴズ・オヴ・エクスタシーUM、16レベル―ユーフォリック・トランクィリティAPG、18レベル―シンボル・オヴ・ストライフUM。
報復/Revenge(Horror Adventures 72ページ):2レベル―マジック・ファング、4レベル―スリップストリームAPG、6レベル―レイジ、8レベル―ムーンストラックAPG、10レベル―ビースト・シェイプIII、12レベル―ヴェンジフル・アウトレイジUM、14レベル―ファンタズマル・リヴェンジAPG、16レベル―シーマントルAPG、18レベル―ストーム・オヴ・ヴェンジャンス。
甘いお菓子は、お菓子の魔女の犠牲者を破滅へと誘う。
お菓子の使い魔(変則)/Gingerbread Familiar:お菓子の魔女はジンジャーブレッド、砂糖、その他のお菓子で作られた使い魔を連れている。動物あるいは蟲を元にした姿をしているが、その種別は人造である。人造であることから、この使い魔は暗視60フィートと人造の完全耐性を持ち、移動速度以外の動物あるいは蟲の姿が持つ特殊能力を失う。また、使い魔の通常の利益をウィッチに与えない(例えば、追加の3HPを与えない)。手近な小麦粉と砂糖を用いて、お菓子の魔女は8時間を費やして大鍋を使い、コストを支払うことなく使い魔を回復できる。ただし使い魔が破壊されると、使い魔を修復する通常のルールに従わなければならない。お菓子の魔女は《上級使い魔》を修得できない。
大鍋の料理人(変則)/Cauldron Cook:1レベルの時点で、お菓子の魔女は大鍋と子供の匂いUMの呪術を修得する。大鍋でポーションを作成する際、お菓子の魔女は通常のポーションの効果と機能を保持した、小さな雨や焼き菓子、その他の食べられるアイテムを作ることができる。10レベルの時点で、お菓子の魔女は食人料理UMの呪術を修得する。
この能力は1レベルと10レベルの時点で得られる呪術を置き換える。
おかしいお菓子の呪術(擬呪)/Tricky Treats Hex:4レベルの時点で、お菓子の魔女は全ラウンド・アクションとして飴や類似のお菓子を作る、独自の呪術を身につける。ウィッチあるいはクリーチャー1体(作成時に指定する)が食べると、このお菓子はグッドベリーもしくはポリパーパス・パナシーアUMのいずれか(作成時に指定する)として機能する。
それ以外のクリーチャーがこのお菓子を食べると、吐き気がする状態になる(頑健・無効)。お菓子で吐き気がする状態になったクリーチャーは、自分のターンの終了時に新たにセーヴを行うことができ、成功すれば効果は終了する。最初のセーヴに失敗したクリーチャーは、同時にscarUMの呪術の効果を受ける。この効果はウィッチ・レベル毎に1日持続し、距離が通常より長い。ウィッチはこのクリーチャーに無害な呪術のみを使用できる。お菓子の魔女はお菓子を1日に【知力】修正値+レベルに等しい数だけ作成できる。甘味は24時間機能を保持しているが、そのあとダメになってしまう。
糖果召喚(擬呪)/Confection Conjuring:8レベルの時点で、お菓子の魔女は擬似呪文能力としてシャドウ・カンジュレーションを使用できるようになる。お菓子の魔女が招来したアイテムやクリーチャーはファンシーな食べ物で作られており、感覚のあるクリーチャーはこの幻術を看破するための意志セーヴに+2のボーナスを得る。しかし、その他の点については、シャドウ・カンジュレーションに書かれているとおりに機能する。8レベルを超える3レベル毎に、お菓子の魔女は1レベル高い召喚術(創造)呪文もしくは召喚術(招来)呪文を模倣できるようになり、20レベルの時点で最大の7レベルの呪文を模倣できるようになる(しかし、依然として20%しか現実のものではない)。お菓子の魔女はこの能力を1日にウィッチ・レベル4毎に1回使用できる。
恐ろしい大食らい(変則)/Gruesome Gobbler:12レベルの時点で、お菓子の魔女は噛みつき攻撃を得る。中型サイズであれば、この攻撃は1d6ポイントのダメージを与える。全ラウンド・アクションとして、お菓子の魔女は基本ダメージが2倍(中型サイズなら2d6)を与え、つかみと飲み込みの特殊能力を持つ噛みつき攻撃を1回行える。このつかみと飲み込みは、自分と同じサイズかそれより小さいクリーチャーのみを対象とすることができる。お菓子の魔女の胃は飲み込んだクリーチャーにダメージを与えないが、飲み込まれた生きているクリーチャーは胃の中で開始する各ターンの開始時に頑健セーヴ(難易度=10+ウィッチ・レベルの半分+【耐久力】修正値)を行わねばならず、失敗すると1ラウンドの間吐き気がする状態になる。
お菓子の魔女がクリーチャーを飲み込むことに成功したなら、その胴体はグロテスクに膨らみ、同じサイズのクリーチャーを飲み込んだなら重荷重に、1段階小さいサイズのクリーチャーを飲み込んだなら中荷重になる。いずれの場合にせよ、お菓子の魔女は同時にクリーチャー1体だけを飲み込める。2段階以上サイズの小さいクリーチャーは胴体を膨らませることはなく、4体毎に1サイズ大きいクリーチャーと同じように扱う(超小型クリーチャー4体、微小クリーチャー16体、極小クリーチャー64体まで飲み込める)。移動アクションとして、お菓子の魔女は飲み込んだクリーチャーの内、選択したクリーチャー1体を吐き出すことができる。このクリーチャーは隣接した誰にも占められていないマスで倒れて伏せ状態になる。飲み込んだクリーチャーからクリティカル・ヒットを確定させられると、飲み込んだクリーチャーはお菓子の魔女が受けたダメージの半分を受ける(これによって、お菓子の魔女が受けるダメージは変化しない)。
くらくらする空腹(擬呪)/Horrible Hunger:16レベルの時点で、お菓子の魔女はフィースト・オヴ・アッシズAPGを発動したかのように目標1体に効果を及ぼすことができる。この難易度は呪文の難易度ではなく呪術の難易度を用いる。この空腹感はあまりに強く、いかなるクリーチャーも標準アクションとして目標に食料を与えれば、目標はそれを食べずにはいられない。これはちょうど、ビガイリング・ギフトAPGを発動されたかのように扱う(ただし、難易度と術者レベルは呪術のものに等しい)。お菓子の魔女はこの能力をウィッチ・レベル4毎に1日に1回使用できる。
布の縦糸と横糸、繊維を曲げることのできるウィッチもいる。
武器の習熟/Weapon Proficiency:魔布織りはウィップ、ネット、ボーラに習熟している。
キャントリップ/Cantrips:魔布織りは1レベルの時点で準備するキャントリップにオープン/クローズ、プレスティディジテイション、メイジ・ハンドを選択しなければならない。また、焦点具として布切れ、糸、ロープ、その他の織物(衣服でも良い)を必要とする。これらのキャントリップを用いる全てのアクションはこの焦点具を必要とする。2レベルの開始時に、修得している残りのキャントリップを選択できるようになる。
舞い踊る糸(超常)/Dancing Strings:魔布織りはアニメイト・ロープをクラスの呪文リストと使い魔の修得呪文に加える。魔布織りは自分が身につけている衣服、布、ロープ、織られた繊維を物掴む髪UMの呪術で示されるように操ることができる。
これは呪文を変更し、1レベルの時点で得られる呪術を置き換える。
魔女織工/Witchweaver:魔布織りは以下の固有の呪術を修得する。術者レベルはウィッチ・レベルに等しい。
虫食い(擬呪)/Moth-Eaten:4レベルの時点で、魔布織りは革、ロープ、布にダメージを与える接触攻撃を行えるようになる。この接触攻撃は金属にダメージを与えるラスティング・グラスプのように機能し、1日にウィッチ・レベルに等しい回数だけ使用できる。
レース織工(擬呪)/Lace Weaver:8レベルの時点で、魔布織りはマイナー・クリエイションのように布を作り出せるようになる。また、もつれたかせ糸をウィッチ・レベル毎に一辺5フィートの立方体だけ作り出したりすることができるようになる。このかせ糸はウェブと同様の効果を範囲内の目標に及ぼす。この能力はウィッチ・レベル4毎に1日に1回使用できる。
不吉な一縫い(超常)/Sinister Stitching:12レベルの時点で、ウィッチ・レベル4毎に1日1回、魔布織りは自分が見ることのできるクリーチャー1体を妨害するために強化された糸を召喚することができる(頑健・無効)。魔布織りは目標の目を縫い付けて盲目状態にするか、口を縫い付けて会話や噛みつき攻撃、ブレス攻撃、音声要素、合言葉のようなものを使用できないようにするかのどちらかを選択できる。目標は標準アクションとして【筋力】判定(難易度=15+ウィッチ・レベルの半分)に成功するか、機会攻撃を誘発する全ラウンド・アクションとして魔法の斬撃武器で糸を切り裂くかすればこの効果を終了できる。いずれの方法であっても、目標は1d4ポイントの出血ダメージを受け、目が縫い付けられていた場合は幻惑状態になり、口が縫い付けられていた場合は噛みつき攻撃に-2のペナルティを受け、20%の確率で音声要素のある呪文の発動に失敗するようになる。この後遺症はウィッチ・レベル毎に1分持続する。1分の作業を行い、難易度25の〈治療〉判定に成功すれば、強化された糸を安全に取り除くことができる。
解きほぐし(超常)/Unravel:16レベルの時点で、魔布織りに近接攻撃もしくは遠隔攻撃が命中したとき、1日1回、割り込みアクションとして自分をほどくことができる。そうするなら、肉体と装備品は糸と布の塊のようになり、30フィート以内の誰にも占められていないマスに瞬間移動する。引き金となった攻撃からはダメージを受けない。また、目標のマスには効果線が通っていなければならない。20レベルの時点で、魔布織りはこの能力を1日に2回使用できるようになる。