Sepia Snake Sigil/セピア色の蛇の印
系統 召喚術(創造)[力場]; 呪文レベル ウィザード/ソーサラー3、バード3
発動時間 10分
構成要素 音声、動作、物質(500GPの価値のあるアンバー(琥珀)の粉末、スネーク(蛇)の鱗1枚)
距離 接触
目標 接触した本あるいは書き物1部
持続時間 永続あるいはチャージ消費(作動)するまで; 解放されるまであるいは1d4日+1日/レベル; 本文参照
セーヴィング・スロー 反応・無効; 呪文抵抗 不可
術者は書き物1つの文章の中に小さな印を現すことができる。この印を含む文章は少なくとも日本語にして75文字程度の長さがなくてはならない。誰かが印を含む文章を読むと、セピア色の蛇の印が現れ、大型のセピア・サーペントに変化し、印と読んだ者の間に効果線が通っていれば読んだ者に打ちかかる。
この呪文が作動するには、呪文のかかった文章を目にしただけでは充分ではない。対象が意図的に文章を読まなくてはならないのである。目標は蛇の攻撃をよけるためにセーヴを行なうことができる。それに成功すれば、セピア色の蛇は焦げ茶色の煙と大きな音と共に茶色の閃光を放って消滅する。セーヴに失敗すると、目標は揺らめく琥珀色の力場に呑み込まれ、術者の命令によるか、あるいは(1d4+術者レベルごとに1)日が経過するかして解き放たれるまで身動きできなくなる。
琥珀色の力場に捕らわれている間、対象は歳をとらず、息もせず、空腹になることも、眠ることも、呪文を回復することもない。対象は外界を知覚することなく、活動停止状態で保存される。この力場は肉体的な怪我に対する防御を提供しないため、対象は外力によってダメージを負うことが(そして恐らくは殺されることすら)ある。しかし、呪文が切れるまで、瀕死状態の対象がヒット・ポイントを失ったり容態安定状態になったりすることはない。
隠された印が通常の観察によって見つけ出されることはなく、ディテクト・マジックでは文章全体が魔法の力を帯びていると判るだけである。
ディスペル・マジックは印を取り除くことができる。イレイズ呪文はそのページの文章を丸ごと破壊する。
セピア・スネーク・シジルは、シークレット・ページのような文章を隠したり内容を変えてしまう呪文と組み合わせて発動することができる。