より因習的である武器攻撃と融合させた秘術魔法の体得者であるメイガスは、通常は両者の手法の均衡を求める。本項で紹介する多くのアーキタイプと新しいメイガスの秘奥は、本来の呪文発動の力を超える武器技術を好むメイガスを補完する。他のメイガスがそうである以上に、これら戦闘志向の秘術者は自らの魔法技術を武器の攻撃や防御の強化に使用する。
レベルを得るにつれ、メイガスは魔術と武術の攻撃を補完する秘術の秘密を体得していく。メイガスの秘奥の説明に記載されている前提条件を満たすいかなるメイガスもその秘奥を選択することができる。メイガスの秘奥の説明に特に記載がない限り、メイガスは特定の秘奥を複数回選択することはできない。呪文に影響する秘奥はその説明に特に記載のない限り、メイガス呪文リストからの呪文を修正するためにのみ使用できる。
献身の刃(超常)/Devoted Blade:メイガスは秘術集積を使用して自らの武器を強化するたびに、自らの秘術集積から追加の1ポイントを費やすことで、利用可能なオプションの一覧にアクシオマティック、アンホーリィ、アナーキック、ホーリィのいずれかを追加することができる。メイガスはこれらの能力のうち自らの属性に合致したものから1つしか加えることができない。メイガスは最低12レベルでなければこの秘奥を選択できない。
呪文潰し(変則)/Spellbreaker:メイガスはボーナス特技として《呪文潰し》を得る。メイガスは最低9レベルでなければこの秘奥を選択できない。
精密な一打(変則)/Accurate Strike:メイガスは即行アクションにより自らの秘術集積から2ポイントを費やすことで、自身のターンの終了まで、すべての近接武器攻撃を近接接触攻撃として扱うことができる。メイガスは最低9レベルでなければこの秘奥を選択できない。
留まる苦痛(超常)/Lingering Pain:メイガスは武器攻撃が目標に命中した後に割り込みアクションにより自らの秘術集積から1ポイントを費やすことができる。その攻撃によるすべてのダメージ(呪文撃能力を使用して発動した呪文によるダメージを含む)は、メイガスの次のターンの開始の直前まで、目標が行う精神集中判定の目的において持続ダメージと見なされる。
粘着化集積打撃(超常)/Pool Strike, Clinging:メイガスは集積打撃の秘奥を使用するときに、自らの秘術集積から追加で1ポイントを費やすことができる。集積打撃の単一の目標1体は集積打撃から通常のエネルギー・ダメージを受け、次のラウンドの自身のターンの開始時にこのダメージの半分を受ける。メイガスは最低9レベルで、かつ集積打撃の秘奥を取得していなければこの秘奥を選択できない。
発動妨害(変則)/Disruptive:メイガスはボーナス特技として《発動妨害》を得る。メイガスは最低6レベルでなければこの秘奥を選択できない。
秘術の外套(超常)/Arcane Cloak:メイガスは自らの秘術集積から1ポイントを費やすことで、【筋力】判定および隠れ身のための隙を作る〈はったり〉判定に【知力】ボーナスを加えることができる。このボーナスは1分間持続する。
秘術の砦(超常)/Arcane Redoubt:即行アクションにより、メイガスは自らの秘術集積から1ポイントを費やすことで、次の自身のターンの開始まで、自らのアーマー・クラスへの盾ボーナス(強化ボーナスを含む)を接触アーマー・クラスへのボーナスとして扱うことができる。
上級秘術の砦(超常)/Arcane Redoubt, Greater:メイガスは秘術の砦を使用するたびに、自らの秘術集積から追加の1ポイントを費やすことで、次の自身のターンの開始まで、アーマー・クラス への盾ボーナス(強化ボーナスを含む)を反応セーヴへのボーナスとして扱うことができる。この力を使用している間に反応セーヴを必要とする効果の目標になった場合、メイガスは割り込みアクションにより自らの秘術集積から2ポイントを費やすことで身かわしを得るか、4ポイントを費やすことで自身に身かわし強化を得ることができる。メイガスは最低12レベルで秘術の砦の秘奥を取得していなければこの秘奥を選択できない。
秘術の刃(超常)/Arcane Edge:メイガスは斬撃または刺突武器が目標に命中した後に割り込みアクションにより自らの秘術集積から1ポイントを費やすことで、自らの【知力】修正値(最低0)に等しい出血ダメージを与えることができる。メイガスは最低9レベルでなければこの秘奥を選択できない。
不朽の刃(超常)/Enduring Blade:メイガスは秘術集積を使用して自らの武器を強化する際に、自らの秘術集積から追加で1ポイントを費やすことで、その持続時間をメイガス・レベルにつき1分間増加することができる。メイガスは最低6レベルでなければこの秘奥を選択できない。
放電化集積打撃(超常)/Pool Strike, Arcing:メイガスは集積打撃の秘奥を使用するときに、自らの秘術集積から追加で1ポイントを費やすことができる。攻撃が命中した場合、メイガスはフリー・アクションによって、15フィート以内の【知力】修正値に等しい数の敵(最低0体)を遠隔接触攻撃の目標にできる。これらの攻撃はクリティカル・ヒットによるダメージの増加も含め、集積打撃の最初の目標と同じエネルギー・ダメージを与える。メイガスは最低12レベルで、かつ集積打撃の秘奥を取得していなければこの秘奥を選択できない。
亡霊の刃(超常)/Ghost Blade:メイガスは秘術集積を使用して自らの武器を強化するたびに、自らの秘術集積から追加で1ポイントを費やすことで、利用可能なオプションのリストにブリリアント・エナジーとゴースト・タッチ特殊能力を追加することができる。メイガスは最低9レベルでなければこの秘奥を選択できない。
滅ぼしの刃(超常)/Bane Blade:メイガスは秘術集積を使用して自らの武器を強化するたびに、自らの秘術集積から追加の1ポイントを費やすことでその武器にベイン特殊能力を追加することができる。メイガスは最低15レベルでなければこの秘奥を選択できない。
予知攻撃(超常)/Prescient Attack:メイガスは武器攻撃が目標に命中した後に割り込みアクションとして自らの秘術集積から1ポイントを費やすことで、相手の防御を予測できるようになる。目標は次のメイガスのターンの終了まで、メイガスの攻撃に対して【敏捷力】を失う。メイガスは最低6レベルでなければこの秘奥を選択できない。
予知防御(超常)/Prescient Defense:メイガスは武器攻撃が目標に命中した後に割り込みアクションとして自らの秘術集積から1ポイントを費やすことで、敵の意図を予感することができる。メイガスは次の自身のターンの開始まで、その相手の攻撃に対する アーマー・クラス と反応セーヴに【知力】修正値と等しいボーナス(最低0)を得る。メイガスは最低9レベルでなければこの秘奥を選択できない。
雷鳴化集積打撃(超常)/Pool Strike, Thunderous:メイガスは集積打撃の秘奥を使用するときに、自らの秘術集積から追加で1ポイントを費やすことができる。メイガスの集積打撃は[音波]ダメージを与え、単一の目標を1ラウンドの間聴覚喪失状態にする(難易度 10+メイガス・レベルの1/2+【知力】修正値)。メイガスは最低6レベルで集積打撃の秘奥を取得していなければこの秘奥を選択できない。
ロッド体得(超常)/Rod Mastery:メイガスはロッドを使用する際にそのレベルの呪文の発動に必要な最低修正値の代わりに自らの【知力】修正値(最低0)を使用して呪文の 難易度 を計算する。
ロッドを振るう者(超常)/Rod Wielder:メイガスはロッド内に含まれる呪文を使用するか、ロッドを通じて呪文撃を放つときに、呪文抵抗を克服するための術者レベル判定に自らの【知力】ボーナス(最低0)を加える。
剣聖は訓練と瞑想への集中にその人生を費やして単一の武器──通常は剣だが常にそうであるわけではない──の使用を熱心に完成させ、最も強力な世俗の戦士の能力さえ超える程の目も眩むような致命的な舞踏の中で秘術の力と交信する。
武器と防具の習熟/Weapon and Armor Proficiency:剣聖は単純武器および選択した近接の軍用または特殊武器1つに習熟している。剣聖は鎧または盾に習熟しておらず、防具を着用中にメイガス呪文を発動すると通常の秘術呪文失敗確率の影響を受ける。
呪文発動能力低下/Diminished Spellcasting:剣聖はレベルごとに通常よりも1つ少ない呪文を発動できる。これによって0に減少した場合、剣聖はそのレベルに【知力】に基づくボーナス呪文数がある場合にのみ、そのレベルの呪文を発動できる。
抜け目なき守り(変則)/Canny Defense:1レベルの時点で、剣聖は選択した武器を振るっているとき、抜け目なき守り能力を得る。これはデュエリスト上級クラスの同名の能力と同一であり(『Core Rulebook』382P)、剣聖の選択した武器がどの種別であっても守る。
武器熟練(変則)/Weapon Focus:1レベルの時点で、剣聖はボーナス特技として選択した武器の《武器熟練》を得る。
完璧な一打(変則)/Perfect Strike:4レベルの時点で、剣聖は選択した武器が命中したとき、自らの秘術集積から1ポイントを費やすことで武器ダメージを最大化することができる。ダメージのためのロールは行わない──武器はその最大ダメージを与える。この能力は武器の基本ダメージ・ダイスにのみ影響を及ぼし、急所攻撃、魔法の武器の能力、呪文撃、あるいはクリティカル・ヒットによる追加ダメージには影響しない。
クリティカル・ヒットを確定させた場合、剣聖は自らの秘術集積から代わりに2ポイントを費やすことで、武器のクリティカル倍率を1増加させることができる。この能力は呪文喚起と置き換える。
ファイター訓練(変則)/Fighter Training:7レベル開始の時点から、剣聖は特技の前提条件を満たす目的においてメイガス・レベル-3に等しいファイター・レベルを有するものと見なすが(剣聖がファイターのレベルを有する場合、これらのレベルは累積する)、剣聖の好む武器以外の武器を用いるときはそれらの特技の利益は没収される。この能力は知識集積と置き換える。
居合術(変則)/Iaijutsu:7レベルの時点で、剣聖は【敏捷力】修正値だけでなく【知力】修正値をイニシアチブ・ロールに適用できる(最小0)。剣聖は立ちすくみ状態のときでも機会攻撃を行うことができ、機会攻撃の一部としてフリー・アクションで剣聖の好む武器を抜くことができる。この能力は中装鎧と置き換える。
クリティカル完璧化(変則)/Critical Perfection:9レベルの時点で、剣聖は自らの好む武器によるクリティカル・ロールに【知力】ボーナス(最小0)を加える。加えて、剣聖は 《クリティカル熟練》およびそれが前提条件となっている特技の前提条件を考える際に、基本攻撃ボーナスの代わりにメイガス・レベルを使用できる; これらの特技は剣聖の好む武器にのみ適用される。この能力は通常は9レベルで獲得するメイガスの秘奥と置き換える。
優れた反応(変則)/Superior Reflexes:11レベルの時点で、剣聖は1ラウンドに【知力】修正値に等しい回数の機会攻撃を行うことができる(最小1)。この効果は《迎え討ち》特技と累積する。この能力は呪文喚起強化と置き換える。
居合術熟練(変則)/Iaijutsu Focus:13レベルの時点で、剣聖は不意討ちラウンド中に常に行動することができ、即行アクションで自らの武器を抜くことができるが、行動するまでは立ちすくみ状態と見なされる。不意討ちラウンド中または立ちすくみ状態の相手を攻撃するとき、剣聖は選択した武器によるダメージに【知力】修正値を加える(最小0)。この能力は重装鎧と置き換える。
居合術体得(変則)/Iaijutsu Master:19レベルの時点で、剣聖のイニシアチブ・ロールは自動的に20の出目をロールし、決して不意討ちを受けない。この能力は呪文リスト拡張と置き換える。
武器体得(変則)/Weapon Mastery:20レベルの時点で、剣聖は自らの好む武器のファイター・クラス能力と同様の武器体得を得る。この能力は真なるメイガスと置き換える。
メイガスの秘奥/Magus Arcana:以下のメイガスの秘奥は剣聖アーキタイプを補完する:集中、会心の追撃、deadly follow-up、precise prowess、予知攻撃、予知防御、呪文障壁。
時に盾の臣あるいは盾の乙女とも呼ばれるスキルニールはその力を盾に注ぎ込む術を学んでいる。
呪文発動能力低下/Diminished Spellcasting:スキルニールはレベルごとに通常よりも1つ少ない呪文を発動できる。これによって0に減少した場合、スキルニールはそのレベルに【知力】に基づくボーナス呪文数がある場合にのみ、そのレベルの呪文を発動できる。
秘術の絆(超常)/Arcane Bond:1レベルの時点で、スキルニールは秘術の絆のアイテムとして盾1つ(タワー・シールドを除く)を得る。これはウィザードのクラス能力と同一だが、スキルニールは盾とのみ絆を結び、使い魔や他のアイテムとは結ばない。
秘術集積/Arcane Pool:1レベルの時点で、スキルニールは自らの秘術集積を使用して、通常のように武器にだけではなく、それぞれ別個に秘術集積のポイントを支払って盾にも強化ボーナスを与えることができる。5レベルの時点とそれ以降、スキルニールはまた以下の盾特殊能力を追加する:アニメイテッド、アロー・キャッチング、アロー・デフレクション、スペル・レジスタンス(いずれか)、バッシング、ブラインディング、フォーティフィケイション(いずれか)、リフレクティング。
魔術の盾(変則)/Sorcerous Shield:1レベルの時点で、スキルニールはタワー・シールドを含む全ての種類の盾に習熟し、盾の使用中にメイガス呪文を発動するとき秘術呪文失敗確率の影響を受けない。スキルニールは盾関連特技の前提条件を満たす目的において、メイガス・レベルをファイター・レベルとして扱う。この能力は呪文戦闘と置き換える。
呪文撃(超常)/Spellstrike:1レベルの時点で、スキルニールはこの能力を武器攻撃または盾攻撃で使用できる。
盾の集積(変則)/Shield Pool:4レベルの時点で、フリー・アクションによって、スキルニールは自らの秘術集積から1ポイントを費やし、防御的発動の精神集中判定に自らの アーマー・クラス への盾ボーナスを加えることができる(強化ボーナスは含まない)。スキルニールはまた接触攻撃または盾攻撃をいずれかの集積打撃のメイガスの秘奥と組み合わせて使用できる。この能力は呪文喚起と置き換える。
呪文の盾(超常)/Spellshield:7レベルの時点で、標準アクションにより、スキルニールは自らの秘術集積からその呪文のレベルごとに1ポイントを費やすことにより、メイガス呪文1つを盾に蓄えることができる。これはスペル・ストアリング武器特殊能力と同様に働くが、スキルニールによる盾攻撃の成功時にのみ活性化し、3レベル以下の呪文に制限されない。この能力は知識集積と置き換える。
盾の呪文戦闘(超常)/Shielded Spell Combat:8レベルの時点で、スキルニールは呪文戦闘能力を得るが、絆の盾を振るうときのみ使用できる。スキルニールはメイガス呪文の動作要素を実行するために自らの盾の手を使用することができるが、自らの次のターンまで アーマー・クラス への盾のボーナスを失う; 絆の盾がバックラーの場合、スキルニールは アーマー・クラス への盾のボーナスを保持する。14レベルの時点で、スキルニールは呪文戦闘強化の利益を得る。
19レベルの時点で、スキルニールは呪文戦闘にどの種類の盾を使用しているときでも、アーマー・クラス への盾のボーナスを保持する。この能力は呪文戦闘強化、上級呪文戦闘、および呪文リスト拡張と置き換える。
上級呪文の盾(超常)/Greater Spellshield:16レベルの時点で、スキルニールは戦闘中に命中した後で割り込みアクションにより蓄えた呪文を活性化できる。スキルニールは呪文が自身と命中したクリーチャーのどちらに影響を与えるかを選択できる。この能力は報復打撃と置き換える。
メイガスの秘奥/Magus Arcana:以下のメイガスの秘奥はスキルニール・アーキタイプを補完する:秘術の砦、上級秘術の砦、不朽の刃(武器か盾を使用できる)、集積打撃、集積打撃(放電化、粘着化、雷鳴化)、予知防御、反射。
魂の鍛え手は自らの魂の生の魔法の精髄を卓越した力のある武装へと吹きこむ技能を学んでおり、神秘の業と戦の技を組み合わせ鋼のような完璧さへと合一させる。
呪文発動能力低下/Diminished Spellcasting:魂の鍛え手はレベルごとに通常よりも1つ少ない呪文を発動できる。これによって0に減少した場合、魂の鍛え手はそのレベルに【知力】に基づくボーナス呪文数がある場合にのみ、そのレベルの呪文を発動できる。
秘術の絆(超常)/Arcane Bond:1レベルの時点で、魂の鍛え手は秘術の絆のアイテムとして武器1つを得る。これはウィザード・クラスの能力と同一だが、魂の鍛え手は武器を選択せねばならない。
呪文戦闘(超常)/Spell Combat:魂の鍛え手は絆の武器を振るっているときにのみこの能力を使用できる。
呪文撃(超常)/Spellstrike:魂の鍛え手は絆の武器を振るっているときにのみこの能力を使用できる。
親方鍛冶師(変則)/Master Smith:魂の鍛え手は鎧、盾、および武器を製作する〈製作〉判定にメイガス・レベルを加える。このボーナスは《魔法の武器防具作成》を使用する際に必要とされる技能判定に適用する。
7レベルの時点で、魂の鍛え手は通常のアイテムを作成する際の作業時間を決定する際に鎧、盾、および武器の市価 gp の1/10を使用し、魔法の武器防具を強化するのに通常の半分の時間しか必要としない。この能力は知識集積と置き換える。
絆の強化(超常)/Fortify Bond:4レベルの時点で、魂の鍛え手は自らの秘術集積から1ポイントを費やし、絆の品の硬度とヒット・ポイントをメイガス・レベルに等しい量増加することができる。これらのヒット・ポイントは消費されるまでか魂の鍛え手が次に呪文を準備するまで持続する。この能力の複数回使用は上書きされ累積しない。この能力は呪文喚起と置き換える。
再鍛造(超常)/Reforge:11レベルの時点で、標準アクションにより、魂の鍛え手は自らの秘術集積から1ポイントを費やすことで接触し、ダメージを受けた物体のメイガス・レベルに等しいヒット・ポイントを修復できる。破壊された物体を修理するには1分間とアイテムの市価の1/4の材料が必要であり、物体は1ヒット・ポイントに修復される。
破壊された魔法のアイテムの強化を修復するには、魂の鍛え手の秘術集積から追加でアイテムの術者レベルに等しいポイントを必要とする。魂の鍛え手はアイテムの術者レベルが自身よりも低い場合は一時的な負の1レベルを、同じか大きな場合は負の2レベルを獲得する(あるいは、そのアイテムが絆の武器である場合には獲得しない); これらの負のレベルを取り除くセーヴ 難易度 は10+アイテムの術者レベルに等しい。この能力は呪文喚起強化と置き換える。
破壊的報復打撃(超常)/Destructive Counterstrike:16レベルの時点で、魂の鍛え手が機会攻撃範囲に収めている間に魔法のアイテムを起動した相手は、目標に対してかアイテムに対する武器破壊のいずれかの機会攻撃を誘発する。アイテムが破壊された場合、その効果は無効になる。この能力は報復打撃と置き換える。
瞬間再構築(超常)/Instantaneous Reconstruction:19レベルの時点で、魂の鍛え手は標準アクションとして接触することで機会攻撃を誘発することなく破壊されたアイテムを再鍛造できる。この能力は呪文リスト拡張と置き換える。
メイガスの秘奥/Magus Arcana:以下のメイガスの秘奥は魂の鍛え手アーキタイプを補完する:精密な秘術、滅ぼしの刃、献身の刃、解呪撃、不朽の刃、および亡霊の刃。
ミュルミドンの王は体得した武道を補完し強化する魔法を使う熟練した専門家である。ミュルミドンの王は典型的なメイガスほど二者を混合させることには傾注せず、剣、弓、そして鎧による覇権を求めている。
呪文発動能力低下/Diminished Spellcasting:ミュルミドンの王はレベルごとに通常よりも1つ少ない呪文を発動できる。これによって0に減少した場合、ミュルミドンの王はそのレベルに【知力】に基づくボーナス呪文数がある場合にのみ、そのレベルの呪文を発動できる。
遠隔呪文撃(超常)/Ranged Spellstrike:4レベルの時点で、ミュルミドンの王は呪文撃を使用して単一目標への接触攻撃を伴う遠隔呪文を発動し、遠隔武器攻撃を通じて放つことができる。呪文が通常は複数の目標に影響を与えることができる場合でも、単一のミサイル、光線、あるいは効果のみが攻撃に伴う。
11レベルの時点で、ミュルミドンの王は全ラウンド・アクションを消費することで、複数回の遠隔接触攻撃を行う呪文を発動し、それを複数回の遠隔攻撃で伝達させることができるようになる。この呪文の発動時間は1全ラウンド・アクションかそれより短くなければならない。これは遠隔呪文撃の基本的な能力と同様に機能するが、ミュルミドンの王は自分が全力攻撃で行うことができる攻撃回数までのミサイル、光線、効果を伝達させることができる。2回目以降の攻撃には、ミュルミドンの王が全力攻撃を行ったかのようにペナルティがつく。この呪文がミュルミドンの王の最大攻撃回数を超えた回数の遠隔接触攻撃をさらに行えた場合でも、この呪文が発動されたラウンドに使用されなかった効果は全て失われる。この能力は呪文喚起および呪文喚起強化と置き換える。(第3版更新)
武器修練(変則)/Weapon Training:6レベルの時点で、ミュルミドンの王はファイター能力と同様の武器修練を得て、6レベルを超える6レベルごとに追加の武器グループを加え(最大で18レベル時に3グループ)、既に選択した武器グループによる攻撃およびダメージ・ロールのボーナスを+1増加する。この能力は通常6レベル、12レベル、および18レベル時に得られるメイガスの秘奥と置き換える。
ファイター訓練(変則)/Fighter Training:7レベルの時点で、ミュルミドンの王は技能の前提条件を満たす目的においてメイガス・レベル-3に等しいファイター・レベルを有するものと見なす(ミュルミドンの王がファイターのレベルを有する場合、これらのレベルは累積する)。10レベルの時点で、ミュルミドンの王はファイター訓練の効果においてメイガス・レベルをファイター・レベルとして扱う。この能力は知識集積および10レベルにおいて獲得するファイター訓練と置き換える。
鎧修練(変則)/Armor Training:8レベルの時点で、ミュルミドンの王はファイター能力と同様の鎧修練を得る。14レベルの時点で、ミュルミドンの王は鎧修練2を獲得する。この能力は呪文戦闘強化および上級呪文戦闘と置き換える。
鎧体得(変則)/Armor Mastery:20レベルの時点で、ミュルミドンの王は鎧を着用しているときダメージ減少5/―を獲得する。この能力は真なるメイガスと置き換える。
メイガスの秘奥/Magus Arcana:以下のメイガスの秘奥はミュルミドンの王アーキタイプを補完する:精密な一打、秘術の刃、留まる苦痛、予知攻撃、予知防御、呪文障壁、呪文潰し。