出典 Bestiary 6 54ページ
経験点 819,200
混沌にして悪/大型サイズの人造
イニシアチブ +11; 感覚 暗視60フィート、信仰感知、夜目、トゥルー・シーイング; 〈知覚〉+36
オーラ 信仰のアンチテーゼ(60フィート、難易度35)
アーマー・クラス 42、接触32、立ちすくみ31(+12不浄、+10外皮、-1サイズ、+11【敏】)
ヒット・ポイント 485(26d10+342); 高速治癒10
頑健 +20、反応 +19、意志 +20
防御的能力 信仰のアンチテーゼ; ダメージ減少 15/―; 完全耐性 人造の種別特性; 抵抗 [強酸]30、[氷雪]30、[雷撃]30、[火炎]30; 呪文抵抗 34
移動速度 60フィート、飛行60フィート(良好)
近接 噛みつき(×2)=+37(2d6+12)、突き刺し=+37(1d8+6)、叩きつけ(×2)=+37(1d6+12)
遠隔 +5アンホーリィ・コンポジット・ロングボウ=+42/+37/+32/+27(2d6+17/19~20/×3)
接敵面 10フィート、間合い 10フィート
特殊攻撃 棄教
擬似呪文能力 (術者レベル23; 精神集中+35)
常時―トゥルー・シーイング
回数無制限―アニメイト・デッド、アライン・ウェポン(混沌のみ)、(難易度26)、コーズ・フィアー(難易度23)スレイ・リヴィング(難易度27)、ディスペル・ロー、デス・ウォード、デス・ネル、プロテクション・フロム・ロー、マジック・サークル・アゲンスト・ロー
3回/日―アニメイト・オブジェクツ、クリエイト・アンデッド、クリエイト・グレーター・アンデッド、クローク・オヴ・ケイオス(難易度30)、ディストラクション(難易度29)、ワード・オヴ・ケイオス(難易度29)
1回/日―サモン・モンスター
【筋】34、【敏】33、【耐】―、【知】27、【判】30、【魅】35
基本攻撃 +26; 戦技ボーナス +39; 戦技防御値 72
特技 《近距離射撃》、《クリティカル強化:コンポジット・ロングボウ》、《射撃機会攻撃》、《射撃機会攻撃強化》、《収束射撃》、《精密射撃》、《精密射撃強化》、《速射》、《致命的な狙い》、《遠射》、《鋼の意志》、《武器熟練:コンポジット・ロングボウ》、《迎え討ち》
技能 〈威圧〉+38、〈知識:神秘学、次元界、宗教〉+34、〈隠密〉+33、〈呪文学〉+34、〈生存〉+36、〈知覚〉+36、〈手先の早業〉+37、〈飛行〉+42
言語 奈落語、共通語; テレパシー300フィート
その他の特殊能力 失われた神聖、好む武器、忌まわしい意志
忌まわしい意志(変則)/Hideous Will チャーネル・ゴッドは不浄なる信仰の力に満ちている。アーマー・クラスと頑健セーヴに【魅力】修正値に等しいボーナスを得る。加えて、ヒット・ポイントを計算するときに【耐久力】修正値の代わりに【魅力】修正値を使用する。
失われた神性(超常)/Divinity Lost チャーネル・ゴッドは擬似呪文能力として、作った神によって与えられた2つの領域呪文を得る。5レベル以下の領域呪文を回数無制限に擬似呪文能力として、6~8レベルの呪文を1日に3回擬似呪文能力として、9レベル呪文を1日1回擬似呪文能力として使用できる。これらの能力の術者レベルはチャーネル・ゴッドの脅威度に等しく(ほとんどのチャーネル・ゴッドは23)、セーヴ難易度は【魅力】に基づいている。チャーネル・ゴッドはこれらの領域から与えられた能力を得ない。上記で示しているチャーネル・ゴッドは混沌と死の領域を持ち、擬似呪文能力はデータに含まれている。
棄教(超常)/Severance 機会攻撃を誘発しない即行アクションとして、チャーネル・ゴッドはクリーチャーとその神格の守護者との繋がりを断ち切ることを試みることができる。目標はチャーネル・ゴッドから60フィート以内にいなければならず、神格から断ち切られることを回避するために難易度 35の意志セーヴを試みなければならない。成功した場合、目標は24時間の間この能力の目標となることはできない。目標が失敗した場合、1ラウンドの間朦朧状態となり、以降永続的なよろめき状態となる。この能力は信仰呪文の呪文発動能力を与えるクラスのレベルを持たないキャラクターには効果がないが、パラディンやレンジャーなどの信仰呪文の呪文発動能力が最小限でもあるキャラクターには影響する。これは[呪い]効果である。アトーンメントはこの効果を取り除くことができるが、術者は難易度 35の術者レベル判定に成功しなければならない。
好む武器(超常)/Favored Weapon フリー・アクションとして、チャーネル・ゴッドは以前の信仰能力の断片から武器を召喚することができる。この武器は常に、死した神格が好む武器の+5アンホーリィ・ウェポンとなる。武器はチャーネル・ゴッドのためだけに機能し、チャーネル・ゴッドの所有物から離れると消える。この方法で作成された近接武器は、ダメージに対する抵抗と硬度を回避する目的で、アダマンティンでできているかのように扱われる。この方法で作成された遠隔武器は、チャーネル・ゴッドが使用する時機会攻撃を誘発しない。
信仰感知(超常)/Divine Sense チャーネル・ゴッドは視界内にいる神の御使いを識別し、見たクリーチャーが信仰呪文を発動できるかどうかを即座に判断でき、そのクリーチャーが発動できる最高レベルの呪文を知る。そのような目標に対して試みられた全ての〈知覚〉と〈真意看破〉判定に+8の洞察ボーナスを得る。
信仰のアンチテーゼ(変則)/Divine Antithesis チャーネル・ゴッドは呪文抵抗の有効な信仰呪文に完全耐性を持つ。加えて、チャーネルから60フィート以内のクリーチャーは11+チャーネル・ゴッドの脅威度(ほとんどのチャーネル・ゴッドは34)に等しい信仰呪文に対する呪文抵抗を得る。クリーチャーはこの呪文抵抗を自発的に下げることはできない。
神々は死においても生においても奇妙で恐ろしいものである。神の死は驚くほどめったに無いものであるが、他の神の手にかかって、暴力的な終焉を終える者もいる。これが起こると、神格の死によって神の力の断片が次元界中に投げ出される。これらの断片は、神が生前崇拝されていた場所に引き寄せられることがあり、そこでは神の敬虔な信者の耳が聞こえなくなったり、目が見えなくなったり、神の死のビジョンが見えるようになったりと、奇跡的な効果がもたらさせることがある。ときどき、この力の断片は気が付かれず、時間の経過とともに無に向かって沸騰し続ける。しかし、時には遥かに恐ろしいことが起こる――このような断片は、かつての神の偶像の中に新しい住処を見つけ、新しいクリーチャーを形成することができる。それがチャーネル・ゴッドだ。
死した神の属性や性質に関係なく、全てのチャーネル・ゴッドは怒りに燃える崇高な邪悪さを持った存在である。殺されて虚空に投げ込まれた記憶は、チャーネル・ゴッドを完全に、そして残酷な狂気に陥れる。チャーネル・ゴッドは前世で知っていた隠された秘密を共有できるかもしれないが、その詳細を簡単に取り違えさせたり、誤った記憶を呼び起こしたりして、知恵の源になるとは思えない。チャーネル・ゴッドは特にこのような疑問に憤慨している。前世の生活を思い出すことは哀れな現在の状態を思い出させるからである。
チャーネル・ゴッドと遭遇することを死した信仰の守護者と再開するチャンスであると信じている者たちは、間違いなく無作法な目覚めをすることとなる。例外なく、チャーネル・ゴッドはかつて彼らを崇拝していた者を嫌悪している。自分が没落したという事実を受け入れることができず、自分の死を元の崇拝者の無能さや不信心のせいにする。またチャーネル・ゴッドは他の神格の下僕を憎んでいるが、それも自分のかつての信者たちに対して感じるほどのものではない。チャーネル・ゴッドにとって、全ての崇拝者は偽りの存在であり、忠誠心と献身の欠如のために罰せされるに値する存在である。
同時にチャーネル・ゴッドは定命の者の信仰を切望している。真に、それはチャーネル・ゴッドの最大の願いである――再び崇拝され、生贄を捧げられ、世界中の誰よりも愛され、恐れられることを。チャーネル・ゴッドは真の神格のように呪文を与えることはできず、自分の恐るべき力と態度に頼って、他の者をいじめて崇拝させなければならない。チャーネル・ゴッドの教団が長続きすることは滅多にない。それは、チャーネル・ゴッドは怒りやすく、気まぐれな神であるからである。
ここで紹介しているチャーネル・ゴッドはかつては復讐に燃える女神に殺された狩りのデーモン・ロードであった。別の神格のチャーネル・ゴッドを作成する場合、GMはその神格の好む武器と戦闘スタイルをより適切にサポートするために、チャーネル・ゴッドの特技と技能を置き換えるのがよいだろう。同様に、チャーネル・ゴッドの近接攻撃も必要に応じて変更する必要があるが、最終結果は脅威度 23のクリーチャーが1ラウンドで与える可能性のある平均的なダメージに近いものとすること。上記のようなチャーネル・ゴッドは遠隔武器で攻撃する場合、二次攻撃として肉体攻撃を行えることに注意する。
チャーネル・ゴッドは身長15フィート、体重12米トンである。