錬金術武器は他者に危害を加えるために設計されているが、追加の用途を持つ場合もある。これらの物質はそれぞれ〈製作:錬金術〉技能によって作成することができる。
クリティカル |
射程 |
タイプ |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
40GP |
1d6 |
19~20/×2 |
― |
2ポンド |
刺突 |
||
100GP |
1d8 |
×2 |
― |
― |
本文参照 | ||
50GP |
― |
― |
10フィート |
4ポンド |
― |
||
15GP |
1d6 |
×2 |
10フィート |
1ポンド |
[強酸] |
飛散、本文参照 | |
75GP |
― |
― |
10フィート |
― |
[音波] |
||
50GP |
― |
― |
10フィート |
1ポンド |
飛散、本文参照 | ||
30GP |
― |
― |
20フィート |
1ポンド |
[音波] |
||
60GP |
― |
― |
10フィート |
2ポンド |
飛散、本文参照 | ||
150GP |
1d6 |
― |
10フィート |
5ポンド |
|||
60GP |
― |
― |
10フィート |
2ポンド |
飛散、本文参照 | ||
5GP |
1d3 |
×2 |
5フィート |
― |
本文参照 | ||
50GP |
― |
― |
10フィート |
― |
[光] |
||
10GP |
1d6 |
×2 |
10フィート |
1ポンド |
[強酸] |
飛散 | |
150GP |
1d6/1d6/1d6 |
― |
10フィート |
1ポンド |
|||
70GP |
1d6/1d6/1d6 |
― |
10フィート |
1ポンド |
|||
50GP |
1d6/1d6/1d6 |
― |
10フィート |
1ポンド |
|||
100GP |
1d6/1d6/1d6 |
― |
10フィート |
1ポンド |
|||
1GP |
― |
― |
10フィート |
― |
― |
本文参照 | |
25GP |
2d4 |
×2 |
10フィート |
1ポンド |
― |
飛散、本文参照 | |
5GP |
1/1 |
5フィート |
― |
本文参照 | |||
100GP |
2d6/1d6 |
×2 |
10フィート |
1ポンド |
|||
35GP |
1 |
― |
10フィート |
1ポンド |
[音波] |
飛散、本文参照 | |
25GP |
1d4 |
×2 |
10フィート |
1ポンド |
刺突 |
飛散 | |
40GP |
1d6 |
×2 |
10フィート |
2ポンド |
[氷雪] |
飛散 | |
40GP |
1d8/1 |
×2 |
20フィート |
1ポンド |
本文参照 | ||
500GP |
1d6 |
― |
10フィート |
100ポンド |
|||
20GP |
1d6 |
×2 |
10フィート |
1ポンド |
飛散 | ||
50GP |
2d6 |
― |
10フィート |
1ポンド |
足留め袋は、タール、樹脂などの粘性の物質で満たされた小さな袋である。足留め袋をクリーチャーに投擲した場合(射程単位10フィートの遠隔接触攻撃として扱う)、袋は破れて粘液が飛び出る。目標は絡みつかれた状態になり、粘液は空気にさらされて強固に硬化する。絡みつかれた状態のクリーチャーは攻撃ロールに-2、【敏捷力】に-4のペナルティを受け、さらに 難易度15の反応セーヴに成功しなければ床に接着されて移動できなくなる。セーヴに成功しても半分の移動速度でしか移動できない。超大型かそれ以上の大きさのクリーチャーは足留め袋に影響されない。飛行しているクリーチャーは床に貼りつくことはないが、難易度15の反応セーヴに失敗すると(飛行に翼を使うなら)飛行できなくなり、地面に落ちる。足留め袋は水中で機能しない。
床に接着された(または飛行できない)クリーチャーは 難易度17の【筋力】判定に成功するか、斬撃武器で粘体に15ポイントのダメージを与えることで自由になれる。自身から粘体をこすり落とそうとしたり、他のクリーチャーがそれを手伝ったりするには攻撃ロールは必要ない。粘体には自動的に命中し、どれだけこすり取れたかを確認するためにダメージ・ロールを行なう。自由になったクリーチャーは半分の速度で移動できる(飛行を含む)。絡みつかれた状態のクリーチャーが呪文を発動しようとする場合、難易度15+呪文レベルの精神集中判定に成功しなければ呪文を発動できない。粘体は2d4ラウンドの後にもろくなり、ひび割れ砕け、その効果を失う。貼りついたクリーチャーにユニヴァーサル・ソルヴェントを使用すれば、錬金術の粘体は即座に溶ける。このアイテムの製作は 難易度25の〈製作:錬金術〉判定である。
このフラスコに入った焼灼性の液体は粘体の持つ自然の酸と反応する。君は射程単位10フィートの飛散武器としてアルカリ性のフラスコを投げることができる。粘体ではないクリーチャーに対しては、このフラスコは通常の酸の入った小ビンと同様に働くが、粘体とその他の酸からなるクリーチャーに対しては、その倍のダメージを与える。このアイテムの製作は 難易度20の〈製作:錬金術〉判定である。
この小さな花火は明るく燃え上がり、薄気味悪い笛を吹くような騒々しい音を立てる。踊るバンシー花火は飛散武器として格子点を目標に投擲することができる。騒音から5フィート以内のすべてのクリーチャーは、その範囲に留まっている間、彼らの作り出す最大の音量でさえ耳をつんざく音によってかき消されてしまうため、実質的な聴覚喪失状態になる。踊るバンシー花火は燃え尽きて静かに立ち上る煙になるまで、1d4+1ラウンドの間燃え続ける。このアイテムの製作は 難易度30の〈製作:錬金術〉判定である。
殺されたガストの残骸から収穫され濃縮されたこの悪臭のする粉末は、密閉されたビンの中に保管される。飛散武器として投擲し、衝撃でビンが割れると、有害な粉塵が放出される。目標は1ラウンドの間吐き気がする状態になり、その後の3ラウンドの間不調状態になる。難易度12 の頑健セーヴに成功すれば吐き気がする状態になることは防げるが、不調状態は防げない。ビンの当たった場所から5フィート以内のクリーチャーは1ラウンドの間不調状態になる。これは[毒]効果である。このアイテムの製作は 難易度20の〈製作:錬金術〉判定である。
射程単位20フィートの遠隔武器としてこの石を投擲できる。この石が硬い表面にぶつかったとき(または強く叩かれたとき)、耳をつんざくような爆発音を響かせる。これは[音波]攻撃として扱い、半径10フィート拡散以内の全てのクリーチャーは、難易度15の頑健セーヴに成功しなければ1時間聴覚喪失状態になる。聴覚喪失状態のクリーチャーは明らかな影響に加え、イニシアチブ判定に-4のペナルティを受け、音声要素を持つ呪文を発動するときに20%の確率で失敗して呪文を失う可能性を持つ。
特定の目標に命中させる必要はなく、単に5フィート平方の特定のマスを狙うことができる。目標のマスの アーマー・クラス は5とみなす。このアイテムの製作は 難易度25の〈製作:錬金術〉判定である。
この指サイズの爆発物は、着火の1ラウンド後に騒々しく爆発する。爆発時に紙ろうそくと同じマスにいる者は、難易度15の頑健セーヴに成功しなければ1d4ラウンドの間目が眩んだ状態になる。このアイテムの製作は 難易度20の〈製作:錬金術〉判定である。
この細かい灰色の粉末は、それを洗い流すための最低1ラウンドを費やすまで、目標を制御できない痒みで苦しませる。痒みの粉の包みの投擲は射程単位10フィートの飛散攻撃である。当たったマスに立っている者は粉に抵抗するために難易度12の頑健セーヴを、隣接するマスにいる者は難易度8の頑健セーヴを行わなければならない。セーヴに失敗したクリーチャーは粉を洗い流すまで攻撃ロール、セーヴィング・スロー、技能判定、および能力値判定に-2のペナルティを受ける。これは[毒]効果である。このアイテムの製作は 難易度25の〈製作:錬金術〉判定である。
この袋には、足留め袋の材料と、高温で燃焼する錬金術的粉末が含まれている。絡め焼き袋は足留め袋のように機能するのに加えて、直撃したクリーチャーに1d6ポイントの[火炎]ダメージを与え、そのクリーチャーは 難易度20の反応セーヴに成功しなければ着火する。着火した場合、続く2ラウンドの間、炎の消火は 難易度15のセーヴではなく 難易度25の反応セーヴとなり、炎を消すために水を用いると、燃焼物は目標に錬金術師の火が直撃したのと同等の爆発を起こす(飛散ダメージを含む)。最初の2ラウンドが経過すると、炎は通常通りに消火できるようになる。このアイテムの製作は 難易度30の〈製作:錬金術〉判定である。
このきめの粗い黄色がかった赤色の粉末は1d4+1ラウンドの間制御不可能なくしゃみを引き起こす飛散武器である。粉末が直撃した場所にいる者は全員この粉に対して難易度12の頑健セーヴを、隣接した場所にいる者は難易度8の頑健セーヴを行わなければならない。くしゃみ粉の影響を受けたクリーチャーは、効果時間が過ぎるまで毎ラウンド 難易度10の頑健セーヴを行い、失敗したら自分の次のターンまでよろめき状態になってしまう。これは[毒]効果である。このアイテムの製作は 難易度25の〈製作:錬金術〉判定である。
火吹き油としても知られているこの苦い液体は、一般的な油よりも発火しにくいが低温で迅速に燃焼するため、火踊りや火吹きのような特殊な芸人にとって理想的である。口いっぱいのケロス油を(ろうそく、火おこし棒、あるいは松明のような)点火するための火気を通して吹き出すことで、短く爆発する火を作り出すことができる。これを攻撃に使用する場合、その攻撃は5フィートの最大射程を持ち、1d3ポイントの[火炎]ダメージを与える遠隔接触攻撃である。この攻撃ロールで出目1をロールした場合、燃焼する燃料を誤って吸い込むか、飲み込んでしまう; 1d6ポイントの[火炎]ダメージを受け、1ラウンドの間吐き気がする状態になる。ボトル1本のケロス油は10回口に含むのに十分な量を保持している; ボトルから口に含むのは1回の標準アクションである(このアイテムの《高速装填》特技は1回の移動アクションに軽減する)。このアイテムの製作は 難易度15の〈製作:錬金術〉判定である。
この酸の入ったビンを飛散武器として投げられる。この攻撃は射程単位10フィートの遠隔接触攻撃として扱う。直接命中した場合は1d6ポイントの[強酸]ダメージを与える。酸が命中した場所から5フィート以内の全てのクリーチャーは、飛沫により1ポイントの[強酸]ダメージを受ける。このアイテムの作成には、難易度15の〈製作:錬金術〉判定が必要。
この導火線付き手榴弾の亜種はほとんどの黒色火薬を金属製のペレットに置き換えている。爆発すると、半径10フィートの爆発内に1d6ポイントの殴打ダメージ、1d6ポイントの刺突ダメージ、および1d6ポイントの[火炎]ダメージを与える(反応・半減、難易度15)。一般的な散弾手榴弾は鉄製のペレットを使用しているが、代わりに銀、冷たい鉄、あるいはアダマンティンを詰めて、その素材の種類に適切なようにダメージ減少を克服することができる。矢弾のように、ペレットは1回の使用後に破壊される。このアイテムの製作は 難易度25の〈製作:錬金術〉判定である。
聖水はアンデッドや悪の来訪者に対して酸のようにダメージを与える。聖水の入ったビンは飛散武器として投擲できる。
この攻撃は射程単位10フィートの遠隔接触攻撃として扱う。実体のあるクリーチャーに対して投げた場合はビンは壊れて聖水を撒き散らすが、非実体のクリーチャーに対して使用するなら、ビンを開けて目標に聖水を振り掛けなければならない。つまり、非実体のクリーチャーには隣接している場合のみ聖水をかけられる。これは機会攻撃を誘発しない遠隔接触攻撃として扱う。
聖水のビンがアンデッドや悪の来訪者に直接命中した場合は2d4ポイントのダメージを与える。命中した場所から5フィート以内にいるそれらのクリーチャーは、飛沫により1ポイントのダメージを受ける。
善の神格の寺院は、原価で聖水を売っている(利益を得ていない)。聖水はブレス・ウォーターの呪文により作られる。
点火すると、この足の長い木製の筒は4ラウンドの間、毎ラウンド1本ずつ燃える花火の“ろうそく”を発射する。この矢弾は命中すると1ポイントの非致傷ダメージと1ポイントの[火炎]ダメージを与える; クリティカル・ヒットすると、目標は1ラウンドの間加えて盲目状態になる。この矢弾は1ラウンドの間ろうそくのような光を放ち、5フィートの射程単位を持つ。星灯花火の攻撃は遠隔接触攻撃であり、常に-4の非習熟ペナルティを受ける。このアイテムの製作は 難易度20の〈製作:錬金術〉判定である。
この中空の素焼きの容器には黒色火薬が少量充填され、ゆっくりと燃える導火線が備わっている。導火線の点火は1回の移動アクションである; 1d3ラウンド後、手榴弾は爆発し、半径10フィートの爆発内に2d6ポイントの殴打ダメージと1d6ポイントの[火炎]ダメージを与える(反応・半減、難易度15)。君は導火線付手榴弾を飛散武器であるかのように投擲する。このアイテムの製作は 難易度25の〈製作:錬金術〉判定である。
この簡素な素焼きの壺は、2つの密閉された錬金術的液体を収めた気密区画を備えている。壺は飛散武器として投擲される。衝撃によって砕けると、2液の混合物が目標を覆う。1ラウンド後の君のターンに、液体は反応して浸透力のある爆発を起こす。目標は1ポイントの[音波]ダメージを受け、1d4ラウンドの間聴覚喪失状態になり、難易度12の頑健セーヴに成功しなければ1ラウンドの間朦朧状態になる。爆発から5フィート以内にいたクリーチャーは1ポイントの[音波]ダメージを受ける。目標は1回の全ラウンド・アクションを使用して爆発する前に液体をこそぎ落とし、あるいは洗浄して、自身のマスか隣接するマスの1つにその素材を捨てることができる; 元の目標は爆発の5フィート以内にいたかのようなダメージしか受けないが、素材は通常通りに爆発する。このアイテムの製作は 難易度25の〈製作:錬金術〉判定である。
この鮮やかな緑色のジェルは空気と接触すると瞬時に針のような破片に結晶化する。君は1ビンの破片化ジェルを飛散武器として投擲することができる。直撃すると破片が目標の肉体を貫くことにより1d4ポイントの刺突ダメージを与える。目標のマスおよび目標に隣接するマスはそれぞれ、まきびしのように機能する破片に覆われる。このまきびしは無害な緑色の汚泥に溶解するまで5ラウンドの間持続する。(サウンド・バーストやシャウトのように)範囲に[音波]ダメージを与える何らかの効果は、その範囲内のすべてのジェルの破片を速やかに破壊する。このアイテムの製作は 難易度20の〈製作:錬金術〉判定である。
このざらざらした灰色の粉は、火にさらされたり強い摩擦を受けたり、(標準アクションで)床に投げつけた場合の衝撃を受けたときに一瞬で燃え尽きてしまう。半径10フィートの爆発圏内にいて、難易度13の頑健セーヴに失敗したクリーチャーは、1ラウンドの間盲目状態になる。このアイテムの製作は 難易度20の〈製作:錬金術〉判定である。
この中空の金属製ないし木製の管にはゆっくりと燃える粉が収められている。導火線に点火する(1回の移動アクション)と、火吹き花火は長さ3フィートの燃え盛る赤熱した火花の噴流を作り出す。君はこの火花の噴流をヘヴィ・メイスのように振るうことができる。噴流による攻撃は近接接触攻撃である。噴流は1d8ポイントの[火炎]ダメージを与える(君の【筋力】修正値はこのダメージには適用されない)。
噴流は松明のように光を放ち、羊皮紙、藁、乾燥した棒、そして衣類などの可燃性物質を着火させることができる。一度着火すると、火吹き花火は1分の間持続する。この時間の前に消火した場合、残りの持続時間は無駄になる。このアイテムの製作は 難易度25の〈製作:錬金術〉判定である。
“錬金術師の氷”という名前でも知られている、この密封されたビンには開封された瞬間からシューッという音を立てて蒸発を始める透明な青い液体が封入されている。開封後の、完全に蒸発しきるまでの1d6ラウンドの間、君は液体を凍らせるか物体の表面を薄い氷で覆うために使用することができる。また、君は氷液を飛散武器として投擲することもできる。直撃すると1d6ポイントの[氷雪]ダメージを与え、命中地点から5フィート以内にいるクリーチャーは飛沫から1ポイントの[氷雪]ダメージを受ける。このアイテムの製作は 難易度25の〈製作:錬金術〉判定である。
この小さなガラスビンの内側にある金属製のフィラメントに沿って、電気がパチパチと音をたてている。君は1回の標準アクションとしてビンを開封して、君から20フィート以内にいる敵に向かって雷光の矢を解き放つことができる。これは1d8ポイントの[雷撃]ダメージを与える遠隔接触攻撃である。(目標を含め)君と目標を結ぶ直線上に存在するいずれのクリーチャーも、矢の産み出す雷の凄まじい爆音により1ポイントの[音波]ダメージを受ける(反応・無効、難易度15)。瓶詰め稲妻の製作は 難易度30の〈製作:錬金術〉判定である。
この木の切り株大の筒の束は、点火すると速やかに様々な色の火花のアーチを放出し始める。点灯の1d6ラウンド後、4ラウンドの間続く、鮮やか色の小さな炎の粒子の縞の騒々しい放出が始まる。屋外では、これらの粒子は拡散する前に空高くまで舞い上がる。屋内または閉鎖空間では、飛び跳ねる花火は半径20フィートの拡散に毎ラウンド1d6ポイントの[火炎]ダメージを与える(反応・半減、難易度15)。このセーヴに失敗したクリーチャーは1d4ラウンドの間盲目状態になり、さらに1時間聴覚喪失状態になる。このアイテムの製作は 難易度25の〈製作:錬金術〉判定である。
君は手首を素早く動かす(1回の移動アクション)ことで、この手のひらサイズの金属筒の内容物を空にし、その透明な液体を泡立たせて瞬時にギザギザの結晶質の刃に固化させることができる。筒を保持することで、君はその後、この結晶質の刃を壊れやすい性質(22ページ参照)を持つ中型のショート・ソードであるかのように使用することができる。刃は10分間持続し、蒸発した後は筒以外は跡に何も残さない。君はボトル内の液体に1服の毒を加えることができ、それが全ラウンド・アクションであることを除いて、武器に1服の毒を適用するのと同様に機能する; 液体が固体の刃に変化した時、その武器にはその毒の1適用分が含まれている。刃が蒸発する時、毒も同様に蒸発する。このアイテムの製作は 難易度15の〈製作:錬金術〉判定である。
この錬金術師の火は空気に触れると発火するいくつかの揮発性の液体の混合物である。錬金術師の火のビンは飛散武器として投げられる。この攻撃は射程単位10フィートの遠隔接触攻撃として扱う。
直接命中した場合は1d6ポイントの[火炎]ダメージを与える。命中した場所から5フィート以内の全てのクリーチャーは、飛沫により1ポイントの[火炎]ダメージを受ける。命中した次のラウンドでも、対象は1d6ポイントの追加ダメージを受ける。望むなら、対象は1全ラウンド・アクションを消費して、追加ダメージを受ける前に炎を消そうと試みることができる。炎を消すのは 難易度15の反応セーヴである。地面を転がることでセーヴに+2のボーナスを得る。肉体より大きな水に飛び込んだり魔法で炎を消せば、自動的に消える。このアイテムの製作は 難易度20の〈製作:錬金術〉判定である。
点火すると、この足の長い木製の筒は震えだし、そして一握りの白い火花を放ち、松明のような光を流す。離陸の1ラウンド後から1d6ラウンドの間90フィートの移動速度で移動した後、騒々しく破裂して半径10フィートの爆発に2d6ポイントの[火炎]ダメージ(反応・半減、難易度26)を与える光と音の爆発になる。この爆発によるダメージを負った者は、1ラウンドの間盲目状態か聴覚喪失状態のいずれか(どちらであるかは50%の確率)になる。このアイテムの製作は 難易度25の〈製作:錬金術〉判定である。