人造クロックワークは技術的にゴーレムの従兄弟であり、魔法と内部で回転する数千の複雑なゼンマイと螺子と歯車という精巧な技術を組み合わせて造られている。
クロックワーク製造技師の作品はどう贔屓目に見ても純粋な秘術の御業の職人によって命を吹きこまれた被造物のただの模倣であると、彼らの技を嘲笑する者もいる。しかしながら、クロックワークの内燃機関の潜在性を認識できる頭脳を持つものは、その真の力は特殊で強力であると知っている。クロックワークが普及した土地では、これらのクリーチャーは純粋な力において最も強力なゴーレムとさえ比肩できる。こうした無数の止めネジと締め釘で造られた筋骨隆々とした巨人たちは帝国全土の分裂を引き起こしている。過去何度も、クロックワーク・クリーチャーはより伝統的な仇敵をものともせずに自身の優秀さを証明しており、そしてこれらのクリーチャーの功績を目撃した者たちは、その人造の力を疑う前に口を噤むことを知っている。
クロックワーク・クリーチャーは魔法エネルギーとゼンマイ仕掛けの融合である。このクロックワークを組み立てている無数の金属部品が正しく機能するには作成時点で完璧な精密さが要求されるため、確かな者の手で組み立てられねばならない。素人はクロックワークを作成しても大抵噛み合わせで失敗するか内燃機関を回転させられず、そして作業室の多くはクロックワーク及びそれに力を与える元素の基礎を学ぼうとした未熟者によって燃え尽きることとなる。
際立って狡猾な職人は音声記録可能な小型のクロックワークの間諜を作成でき、噂によると視覚記録もできる、より上位の技術もあるという。呪文のような魔法の神秘でなら使用者は情報を占い、物理的には見えないところさえ見ることができるが、クロックワークの間諜には劣化しない不変の記憶を持て、人間の記憶力を超えた完全な出来事の記録ができるという強みがある。
クロックワークの作成では、その名が示すとおり、動かす前にゼンマイを巻かなければならない。クロックワークの製作者は作成の度に専用の鍵を作る。その鍵は普通クロックワークの背中に挿入できるようになっており、そして時計回りに回すことで巻ける。反時計回りに鍵を回せばクロックワークという機械が止まってゆくが、同意する(あるいは完全に無防備な)機械のみがこの方法で巻かれることに身を任せ、つまり作成者あるいは平時であれば身を任せるよう特別に指示しておいた者のみ可能である。鍵それぞれは完全に専用のものであるため、新たな鍵の作成(あるいは鍵使用の迂回)には〈装置無力化〉判定(難易度=20+クロックワークの脅威度)が要求される。大きなクロックワークほど大きな鍵を持つ傾向があり、特に大きな鍵は回すのに人ひとりの手に余ることがある。奇天烈な、あるいは社会から隔絶した開発者は他の技師の助けを求めはせずに、鍵回しの補助もしくはより巨大な人造の作成の手助けとして、他のクロックワークを作成することがある。またある時には、技師は最も信頼するクロックワークたちに鍵の複製を渡し、状況次第で仲間あるいは自身さえ巻き直すように設定しておく。
ゴーレムやアニメイテッド・オブジェクトと同じように、クロックワーク・クリーチャーにはいくらでも命令ができる; 休まずに自身の中枢に入っている記録を文章に起こすことや、他の機械を設定することなど。クロックワークの鍵を持つ者だけがそれの設定をできるが、この人造に与えられた命令はクロックワークが再設定されるか破壊されるまで持続する。あるクロックワークの潜在性は、作成者の創造性や資質によってのみ左右される。不格好で不安定な檻にも似た肉体に囚われている多くのゴーレムとは違い、人造クロックワークは繰り返し再設計も再加工もできる――歯車は油を差せ、バネは交換でき、そして往復運動する円柱状の部品は拭ける。これら機械の獣はその骨組みが調整しやすいため、極めて多くの亜種を造れる。
クロックワークの作成は大部分が機械的なもので、作成者の技術習熟に依る部分が多いため、手違いによる失敗を起こしやすい。締め釘の緩み、不正確な設定、そして整備不足は全て機能不全の原因となり、僅かなエネルギーの漏れから致命的な爆発まで、様々な失敗を引き起こす。しかしながら最もよくある機能不全の原因は作成者にではなく、クロックワークを破壊する者にある。この機械に攻撃するクリーチャーは一撃の度に内部の螺子をひしゃぎ、歯車の歯を歪ませていき、クロックワークの逆火の確率を上昇させる。そのため、戦闘するクロックワークの多くはクロックワーク・サーヴァントたち――戦闘の熱気の中で素早く急速に機械の仲間を修理する、付き従うクロックワーク――と同行している。
クロックワーク技術の黎明期、行動的な多くの妨害者たちがこの装置の急速な発展を妨げた。クロックワーク機械の動力は燃費の悪い、高価な資源だった; しかしながら秘術強化の到来によって歯車や他の重要な要素は製作の精密さを増しただけでなく、防御機構および攻撃的兵器としての可能性も視野の内に入ることとなった。黎明期には蒸気機関あるいは他の非魔法的なエネルギー形態をクロックワークに組み込むことで既存の繊細な機構を超克する試みがされたが、断念されて久しい。噂によると、クロックワークの中でも更に変わり種のものは非魔法の動力にあった問題を解決できており、複雑な蒸気機関と順応性のある魔法エネルギーとを統合できているそうだが、そのような特殊で異常なクロックワークは現時点では世界に広まる単なる噂以上のものではない。
経験点204,800
真なる中立/巨大サイズの人造(クロックワーク)
イニシアチブ +9; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+0
アーマー・クラス 35、接触13、立ちすくみ28(+2回避、+22外皮、-4サイズ、+5【敏】)
ヒット・ポイント 214(28d10+60)
頑健 +9、反応 +16、意志 +9
ダメージ減少 15/アダマンティン; 完全耐性 人造の種別特性
弱点 [雷撃]に対する脆弱性
移動速度 40フィート
近接 叩きつけ(×4)=+41(3d6+17)
遠隔 大砲=+29/+24/+19/+14(6d6/×4)
接敵面 20フィート; 間合い 20フィート
特殊攻撃 自壊、蹂躙(3d6+25、難易度41)
【筋】45、【敏】20、【耐】―、【知】―、【判】11、【魅】1
基本攻撃 +28; 戦技ボーナス +49; 戦技防御値 66
特技 《イニシアチブ強化》(B)、《神速の反応》(B)
その他の特殊能力 高速反応、ねじ巻き
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体、2体、または攻城部隊(3~6)
宝物 なし
大砲(変則)/Cannon ゴライアスの腕の片方の先端は大砲になっている。ゴライアスはこれを4回の叩きつけ攻撃の1回として使用することもできるし、砲弾を撃つために使用することもできる。この大砲は射程単位100フィートであり、命中すれば6d6ポイントの殴打かつ斬撃ダメージを与え、クリティカル修正は×4である。クロックワーク・ゴライアスの大砲には12の砲弾が詰められる――球形砲弾1つの再装填は標準アクションである。
自壊(超常)/Self-Destruction ゴライアスのヒット・ポイントが最大の10%(多くのクロックワーク・ゴライアスなら21hp)以下であるが0より上になった時、次のゴライアスのターンにこれは自壊し、爆発し金属の欠片と蒸気を飛ばし12d6ポイントの斬撃ダメージに加え12d6ポイントの[火炎]ダメージを半径20フィートの爆発以内にいる全てのクリーチャーに与える。難易度24の反応セーヴの成功はこのダメージを半減する。このセーヴ難易度は【耐久力】に基づく。
轟音響かすクロックワーク・ゴライアスは破壊するための技術の権化であると理解するのは容易である。クロックワーク・ゴライアスの「手」の正確な在り方は物によって変わる――が、全てが近接戦闘で叩きつけ攻撃のできるものであることは変わらない。
クロックワーク・ゴライアスはほとんどのクリーチャーや建造物を見下ろせる; 身長は45フィートであり、体重は100米トンを超える。
クロックワーク・ゴライアスはクロックワーク種の中で最も作成が難しいものの1つである。作成者は20,000gpの価値のあるクロックワークの素材から始めなければならない。
必要条件 《人造クリーチャー作成》、《銃匠》(『Ultimate Combat』103ページ)、アニメイト・オブジェクツ、ギアス/クエスト、およびリミテッド・ウィッシュ、作成者は術者レベル18レベル以上でなければならない; 技能 〈製作:クロックワーク〉難易度25; コスト 160,000gp
経験点600
真なる中立/中型サイズの人造(クロックワーク)
イニシアチブ +6; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+0
アーマー・クラス 16、接触14、立ちすくみ12(+2回避、+2外皮、+2【敏】)
ヒット・ポイント 31(2d10+20); 高速治癒2
頑健 +0、反応 +4、意志 +0
完全耐性 人造の種別特性
弱点 [雷撃]に対する脆弱性
移動速度 30フィート
近接 叩きつけ=+6(1d4+6)
遠隔 ネット=+4(“絡みつき”、『Core Rulebook』147ページ参照)
【筋】19、【敏】14、【耐】―、【知】―、【判】11、【魅】1
基本攻撃 +2; 戦技ボーナス +6; 戦技防御値 20
特技 《イニシアチブ強化》(B)、《神速の反応》(B)
その他の特殊能力 クロックワーク修理、高速反応、ねじ巻き
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体、小戦隊(2~4)、または大部隊(5~10)
宝物 なし
投網(変則)/Net 標準アクションで、クロックワーク・サーヴァントは肩からネットを放てる――射出口に畳んだネットを装填する行為は標準アクションである。一部のクロックワーク・サーヴァントは高品質ネットあるいは魔法のネットさえ装着していることがあるが、ここに記しているクロックワーク・サーヴァントは標準的なネットを装着している。
クロックワーク修理(変則)/Repair Clockwork クロックワーク・サーヴァントたちは他のクロックワーク人造の修理に熟練している。機会攻撃を誘発しない標準アクションで、クロックワーク・サーヴァントは自身あるいは他のクロックワーク・クリーチャー1体に与えられたダメージを修復し、目標から1d10ポイントのダメージを治癒できる。
クロックワーク技師は自分たちの装置を常時十全に機能できる状態にしておけるわけではないため、その役割を負うクロックワーク・サーヴァントが開発された。クロックワーク・サーヴァントたちは戦場における自身及び他のクロックワークの修理に優れており、小競り合いや組織的活動において重宝する。
一部の奇妙な廃墟の探索者たちの間では、魔法的に知性が与えられたクロックワーク・サーヴァントの噂が広まっている――平均的な人間よりも賢いわけではないが、そうした「覚醒した」クロックワーク・サーヴァントたちは自身のヒット・ダイスに適した技能と特技(大抵の知性を持ったクロックワーク・サーヴァントたちは〈装置無力化〉+7、〈知覚〉+2、そして《技能熟練:装置無力化》)を持ち、単なる修理工を超えた複雑な役割を果たしていると言われている。知性を持ったクロックワークは【知力】能力値11を持ち、言語1つを話せる。
クロックワーク・サーヴァントは身長約5フィートであり、体重は400ポンドを超える。
クロックワーク・サーヴァントの作成者は500gpの価値のあるクロックワークの欠片から製作を始めなければならない。
術者レベル 12; 市価 7,500gp(知性を持ったなら13,500)
必要条件 《人造クリーチャー作成》、ギアス/クエストおよびメイク・ホウル、作成者は術者レベル12レベル以上でなければならない; 技能 〈製作:クロックワーク〉難易度20; コスト 4,000gp(知性を持ったクロックワーク・サーヴァントなら7,000)
経験点200
真なる中立/超小型サイズの人造(クロックワーク)
イニシアチブ +5; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+0
アーマー・クラス 15、接触15、立ちすくみ12(+2回避、+2サイズ、+1【敏】)
ヒット・ポイント 5(1d10)
頑健 +0、反応 +3、意志 +0
完全耐性 人造の種別特性
弱点 [雷撃]に対する脆弱性
移動速度 30フィート、飛行30フィート(劣悪)
近接 叩きつけ=+3(1d2)
特殊攻撃 自壊、録音
【筋】10、【敏】13、【耐】―、【知】―、【判】11、【魅】1
基本攻撃 +1; 戦技ボーナス +0; 戦技防御値 12
特技 《イニシアチブ強化》(B)、《神速の反応》(B)
技能 〈隠密〉+11、〈登攀〉+3、〈飛行〉-3; 種族修正 +2〈隠密〉、+2〈登攀〉
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体
宝物 乏しい(50gpの価値のある宝石)
録音(超常)/Record Audio クロックワーク・スパイは即行アクションで、肉体に嵌められた小さな宝石に20フィートの拡散内という近くのあらゆる音を記録できる。クロックワーク・スパイは所有するヒット・ダイスにつき最大1時間まで記録できる。録音の再生と停止は即行アクションである。クロックワークに宝石を嵌める、あるいは外す行為には全ラウンド・アクションとして難易度25の〈装置無力化〉判定が要求される――失敗は宝石にダメージを与えないが、宝石にされた録音をすべて消去する。クロックワーク・スパイは知性を持ってはいないため、録音を開始する単純な命令は与えておかなければならない。クロックワーク・スパイはクリーチャーの種別と副種別を識別できるが特定の個人の識別はできない――スパイに人型生物(人間)あるいは異形が距離内に来た時に録音を始めるよう命令することはできるが、特定の人物が距離内に来た時に録音するよう命令することはできない。クロックワーク・スパイが録音を始めると、スパイは早期に録音を終えることはできない。同様に、既に記録の入っている宝石に音を記録することもできない。
自壊(超常)/Self-Destruct 作成者によってそうならないよう特別に設定されていない限り、クロックワーク・スパイは破壊されてから1ラウンド後に爆発する。破壊されたラウンドの間、これは発作を起こしているかのように甲高い音を上げ転げ回る。通常のクロックワークの次のアクションに、それは爆発し、半径5フィート内に1d6ポイントの[火炎]ダメージを与える(反応・難易度10・半減)。標準アクションによる難易度20の〈装置無力化〉判定はスパイの自壊を止めるが、それの死亡を止められるわけではない。自壊するクロックワーク・スパイは自動的に自身の宝石を入っている情報とともに破壊する。このセーヴ難易度は【耐久力】に基づく。
これらの脆弱で奥床しい蜘蛛型機械は調査し帰還する任務において理想的であり、政治的な陰謀あるいは非合法組合の策略における極めて重要な道具である。収納自在の昆虫のような翅によってこの素早いクリーチャーは多くの者の予想を超えて狡猾に活用できる。他のクロックワークよりも戦闘には向かないため、クロックワーク・スパイが目標の記録中に見つかった場合に逃走するのはこれにとって通常最も実践的なアクションである。
クロックワーク・スパイは脚から脚までの幅は約2フィート、体重は40ポンド未満。
これらの貧弱な人造は小さな部品からなっており、作成は難しい。作成者は250gpの価値のあるクロックワークの破片から作成を開始しなければならない。
必要条件 《人造クリーチャー作成》、ギアス/クエストおよびゴースト・サウンド、作成者は術者レベル12レベル以上でなければならない; 技能 〈製作:クロックワーク〉難易度20; コスト 750gp
歯車とその歯がこの金属クリーチャーの鎧の隙間から見えている。それは気づけばすぐ反応できるよう竿状武器を握って立っている。
経験点2,400
真なる中立/中型サイズの人造(クロックワーク)
イニシアチブ +6; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+0
アーマー・クラス 20、接触14、立ちすくみ16(+2回避、+6外皮、+2【敏】)
ヒット・ポイント 64(8d10+20)
頑健 +2、反応 +6、意志 +2
ダメージ減少 5/アダマンティン; 完全耐性 人造の種別特性
弱点 [雷撃]に対する脆弱性
移動速度 30フィート
近接 +1ハルバード=+18/+13(1d10+14/×3)
【筋】28、【敏】15、【耐】―、【知】―、【判】11、【魅】1
基本攻撃 +8; 戦技ボーナス +17(武器落とし+19); 戦技防御値 31(対武器落とし33)
特技 《イニシアチブ強化》(B)、《神速の反応》(B)
その他の特殊能力 高速反応、効率的ねじ巻き、習熟、待機
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体、2体、3体、部隊(3~8)、または小集団(9~12、加えてクロックワーク・サーヴァント1~4)
宝物 標準(+1ハルバード、その他の宝物)
効率的ねじ巻き(変則)/Efficient Winding クロックワーク・ソルジャーは巻かれる度にヒット・ダイスにつき2日だけ活動できる。
掛け金(変則)/Latch クロックワーク・ソルジャーの両手は武器や物を容易に掴み手放さないよう特別な設計がされている。ソルジャーは機会攻撃を誘発することなく標準アクションで武器落としあるいは組みつきを試みることができ、そして武器落とし判定に+2のボーナスを受ける。加えて、これは武器落としの試みに対する戦技防御値に+2のボーナスを受ける。
習熟(変則)/Proficient クロックワーク・ソルジャーは全ての単純および軍用武器に習熟している。
待機(変則)/Standby クロックワーク・ソルジャーは標準アクションで自身を待機状態にできる。待機状態の間、クロックワーク・ソルジャーは移動もアクションを取ることもできない。周囲に気付くことはできるが、〈知覚〉判定に-4のペナルティを受ける。待機状態で時間が経過してもソルジャーのねじは戻ってゆかない。クロックワーク・ソルジャーは即行アクションで待機状態を終了できる――戦闘を始めるために待機を終える場合、ソルジャーはイニシアチブ判定に+4の種族ボーナスを得る。
クロックワーク・ソルジャーは作成者のために死ぬまで戦う機械の傭兵である。大抵の武器を使いこなせる能力によって、クロックワーク・ソルジャーは予期しない敵にも柔軟に完璧に対処できる。その多くは魔法の武器で武装している――+1ハルバードが最も一般的な兵装である。
クロックワーク・ソルジャーはクロックワーク種の中で最も有効的な人造である。彼らは尖兵および護衛任務において理想的だ。クロックワークは人間と同じ形をしている。彼らは身長6フィート、体重500ポンド。
作成者は1,000gpの価値のあるクロックワークの欠片から作成を開始しなければならない; ソルジャーの武器の費用はこの価格に含まれていない。
必要条件 《人造クリーチャー作成》、ギアス/クエストおよびヒロイズム、作成者は術者レベル12レベル以上でなければならない; 技能 〈製作:クロックワーク〉難易度20; コスト 19,000gp
経験点19,200
真なる中立/超大型サイズの人造(クロックワーク)
イニシアチブ +8; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+0
アーマー・クラス 28、接触14、立ちすくみ22(+14外皮、+2回避、-2サイズ、+4【敏】)
ヒット・ポイント 128(16d10+40)
頑健 +5、反応 +11、意志 +5
ダメージ減少 10/アダマンティン; 完全耐性 [火炎]、人造の種別特性
弱点 [雷撃]に対する脆弱性
移動速度 30フィート、水泳60フィート
近接 噛みつき=+25(2d6+11、加えて“つかみ”)、叩きつけ(×2)=+25(1d8+11、加えて“つかみ”)
接敵面 15フィート; 間合い 15フィート
特殊攻撃 すり潰し、飲み込み(2d8+16斬撃ダメージ加えて2d6[火炎]ダメージ、アーマー・クラス17、ヒット・ポイント12)、ブレス攻撃(60フィート直線状、12d8[火炎]ダメージ、難易度18・半減、1d4ラウンドごとに使用可能、3回/日)
【筋】33、【敏】18、【耐】―、【知】―、【判】11、【魅】1
基本攻撃 +16; 戦技ボーナス +29(組みつき+33); 戦技防御値 45(足払いされない)
特技 《イニシアチブ強化》(B)、《神速の反応》(B)
技能 〈隠密〉+8(水中では+12)、〈水泳〉+19; 種族修正 +12〈隠密〉(水中では+16)
その他の特殊能力 高速反応、ねじ巻き
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体または小群(2~4)
宝物 なし
ブレス攻撃(超常)/Breath Weapon クロックワーク・リヴァイアサンのブレス攻撃は灼熱の蒸気の強烈な噴出である――これは地上でも水中でも同様に機能する。
すり潰し(変則)/Grind ギザギザの腹部で稼働する、捻れた無数の歯車と唸りを上げて往復運動する円柱状の部品によって、クロックワーク・リヴァイアサンは組みつきに成功した時に1d8+16ポイントの追加の斬撃ダメージを与える。
飲み込み(変則)/Swallow Whole クロックワーク・リヴァイアサンの内部は軋む有害な歯車と極限まで熱された水で満たされている――ダメージを受けるのに加え、飲み込まれたクリーチャーはクロックワーク・リヴァイアサンの「胃」の中にいる限り息を止めない限り溺れる危険がある。
クロックワーク・リヴァイアサンは水陸両用である。これらの不安的な機械の記憶に苛まれる船員たちは経験した話を誇張する必要がない、この水中の人造の実態は実のところ、最も勇敢な船乗りたちにとってさえ恐怖となるには十分だからだ。
クロックワーク・リヴァイアサンの金属の板と連結部は弾性のある腐食性の物質でできており、リヴァイアサンが定期的に巡回する塩辛い海水に曝されても長い年月耐えられる。
クロックワーク・リヴァイアサンは体長25フィートであり、体重は3米トンを優に超える。
これらのクロックワークを作成する時、その物質要素には十分な耐水性を持たせなければならない。作成者は10,000GPの価値のあるクロックワークの断片から作成を始めなければならない。
必要条件 《人造クリーチャー作成》、フリーダム・オヴ・ムーヴメント、ギアス/クエスト、ヒート・メタル、およびリミテッド・ウィッシュ、作成者は術者レベル12レベル以上でなければならない; 技能 〈製作:クロックワーク〉難易度20; コスト 70,000GP