経験点800
真なる中立/中型サイズの人造
イニシアチブ -1; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+0
アーマー・クラス 14、接触9、立ちすくみ14(+5外皮、-1【敏】)
ヒット・ポイント 36(3d10+20)
頑健 +1、反応 +0、意志 +1
ダメージ減少 5/―; 完全耐性 人造の種別特性、魔法
防御能力 武器の粉砕
移動速度 20フィート
近接 高品質ロングソード=+8(1d8+4/19~20)
【筋】18、【敏】9、【耐】―、【知】―、【判】11、【魅】1
基本攻撃 +3; 戦技ボーナス +7; 戦技防御値 16(武器落としされない)
その他の特殊能力 彫像
環境 どこでも
編成 単体、2体、あるいは柱廊(6~11)
宝物価値 標準(高品質ロングソード、その他の宝物)
魔法に対する完全耐性(変則)/Immunity to Magic カリアティード・カラムは呪文抵抗が可能であるすべての呪文や擬似呪文能力に対する完全耐性を持つ。加えて、特定の呪文や効果はこのクリーチャーに対し下記のように異なる働きをする。
トランスミュート・ロック・トゥ・マッド呪文はセーヴィング・スロー不可で術者レベルにつき1d6ポイントのダメージをカリアティード・カラムに与える。
トランスミュート・マッド・トゥ・ロック呪文は反対に、失われたヒット・ポイントをあれば全て治癒する。
ストーン・トゥ・フレッシュ呪文は実際にはカラムの構造を変えはしないが、1ラウンドの間そのダメージ減少と魔法に対する完全耐性を無効化する。
武器の粉砕(変則)/Shatter Weapons キャラクターがカリアティード・カラムを武器(魔法的でも非魔法的でも)で一撃を加えたときはいつでも、その武器は3d6ポイントのダメージを受ける。武器の硬度は通常通り適用される。その硬度を超えて少しでもダメージを受けた武器は破損状態になる。
彫像(変則)/Statue カリアティード・カラムは微動だにせず直立でき、彫像を模倣できる(通常は支柱のように天井まで伸びている)。見た者は〈知覚〉判定(難易度20)に成功すればカリアティード・カラムが生きていることに気付く。カリアティード・カラムがこの状態から戦闘を始める場合、カラムはイニシアチブ判定に+6のボーナスを得る。
カリアティード・カラムは真なるゴーレムの若い従兄弟であり、物や場所を護衛させるために術者に作られる。真なるゴーレムとは異なり、カリアティード・カラムをシールド・ガーディアンとして作ることはできないが、時にその比較的手頃な作成費用によってより多く使われることがある。カリアティード・カラムそれぞれは作成するときに物か場所を守るよう設計され、一度された命令は変更できない。彼らは特定の個性を持つ者を無視したり、特定の個性を持つ者を攻撃したりするように設定されることもあるが、彼らは特別な形態を看破できないため、その設定を知ることで変装によってこの制約を潜り抜けることができる。
カリアティード・カラムは直立して7フィートであり重量は1,500ポンドである。彼らは彫像形態である限り石製に見える、高品質の武器を常に装備している。この武器はカリアティード・カラムが倒されたあとに回収できる。魔法の武器で武装しているカリアティード・カラムは高価であるが実用可能だ――最強の魔法の武器でさえ、カリアティード・カラムに持たれているときは単なる石にしか見えない。こうして持たれている武器は魔力を放たないため、この特性を、単なる観察からもディテクト・マジックによる調査からも強力な武器を隠す手段として使用する者は多い。トゥルー・シーイングはこうした偽装された武器の正体を明らかにする。時に、ある特定の強力なカリアティード・カラム(普通は追加ヒット・ダイスを持つが、稀に中型サイズより大きく造られた者もいる)がそのような武器の手入れと守護を任されていることがある。勿論、この人造自身は守ることになっているどのような魔法の武器でも十全に使用できる。
カリアティード・カラムの肉体は継ぎ接ぎなしの花崗岩か大理石などの、2,000ポンドの角石を彫刻したものである。その石は極めて良質でなければならず、2,000gpかかる。
術者レベル 9; 《人造クリーチャー作成》、ポリモーフ、レッサー・ギアス、シャター、術者は最低9レベルでなければならない; 技能 〈製作:彫刻〉判定(難易度15)あるいは〈製作:石材建築〉判定(難易度15); コスト 7,000gp