シャドウダンサー

シャドウダンサー Shadowdancer

文明化された人々は常に夜を恐れ、が長くなりまさにを徘徊するクリーチャーに気をつける頃合になると、あるいは戸口を閉ざし、あるいはかがりに慰みを得る。それでもなお、はるか昔、ある者が敵に打ち勝つ最良の段はにいだかれることだと悟った。かの者こそ最初のシャドウダンサーの踊り)である。

シャドウダンサー光と闇の境界に身を置き、そこでを織り成して半ば視認できる欺きの技の匠となる。規定の道徳観や慣習法にとらわれぬシャドウダンサーは、に価値を見出す多岐にわたる種類の冒険を包括する。呪文使いシャドウダンサーの能を使って隠れながら安全に呪文を発動し、その後はすばやく離脱する。接近を熱烈にするクラスは敵に意外性のある攻撃をくわえるシャドウダンサーの能を享受する。シャドウダンサーの中にはまったくの文字通りに名が体を表しているものさえおり、薄気味くはあるが神秘的な芸人や舞踏家となるのだが、大抵はその欺き潜入の能がもたらす誘惑によりシャドウダンサーは盗賊としての人生へと転じていく。

役割:シャドウダンサーは多多様な理由で冒険に出る。多くの冒険パーティーは、その信じがたいほどの隠密性と期待しがたい状況でも電攻撃で敵を不意討ちする能により、シャドウダンサーチームの有益なメンバーと見なす。この理由から、しばしばシャドウダンサーの助けを斥候スパイを必要とするグループが求めてくる。

属性見た通りに裏表のあるトリックスターとしての本質のため、シャドウダンサー秩序の範疇に気持ちよく収まることはない。多くの者はシャドウダンサーの能を公的権威のを逃れるのに使う。の輩であるとはいえ、シャドウダンサーは生来のでもなければに傾倒しているわけでもない。シャドウダンサーにしてみれば、は単にでしかなく、無知蒙昧の輩に作られたよくある道徳的含意など何一つありはしないのだ。

ヒット・ダイス種類d8。

必要条件

シャドウダンサーになるためには、キャラクターは以下の基準すべてを満たさなければならない。

技能〈隠密〉5ランク、〈芸能:舞踏〉2ランク。

特技《回避》《強行突破》《迎え討ち》

クラス技能

シャドウダンサークラス技能(と各技能の対応能)は、〈隠密〉【敏】〈軽業〉【敏】〈芸能〉【魅】〈交渉〉【魅】〈脱出術〉【敏】〈知覚〉【判】〈手先の早業〉【敏】〈はったり〉【魅】〈変装〉【魅】

レベルごとの技能ランク6+【知力】修正値。

表:シャドウダンサー

レベル

基本攻撃
ボーナス

頑健
セーヴ

反応
セーヴ

意志
セーヴ

特殊

1

+0

+0

+1

+0

影隠れ

2

+1

+1

+1

+1

身かわし暗視直感回避

3

+2

+1

+2

+1

ローグの技影の幻術シャドウ招来

4

+3

+1

+2

+1

影の召喚影渡り40フィート

5

+3

+2

+3

+2

打撃のいなし直感回避強化

6

+4

+2

+3

+2

ローグの技影渡り80フィート

7

+5

+2

+4

+2

心術破り

8

+6

+3

+4

+3

影渡り160フィート、影の威力

9

+6

+3

+5

+3

ローグの技

10

+7

+3

+5

+3

身かわし強化影渡り320フィート、影のあるじ

クラスの特徴

以下のすべてがシャドウダンサー上級クラス特徴である。

武器と防具の習熟シャドウダンサークオータースタッフクラブ、(ハンド、ライト、ヘヴィ)クロスボウサップショート・ソード、(普通およびコンポジットの)ショートボウダーツダガー(すべての種類)、モーニングスターメイスレイピア習熟している。シャドウダンサーは軽装鎧に習熟しているが、盾には習熟していない。

影隠れ(超常)/Hide in Plain Sight:シャドウダンサーは人々に見られているでも〈隠密〉技能を使用することができる。薄暗い照明の範囲から10フィート以内にいるならば、シャドウダンサーは背後に身を隠せるようなものが一切ない開けた場所でも姿を隠すことができる。ただし、自分のに隠れることはできない。

身かわし(変則)/Evasion:クラス・レベル2レベルになると、シャドウダンサー身かわしを得る。普通ならキャラクターが反応セーヴィング・スローを試みて成功すればダメージを半分にできるような、あらゆる効果にさらされた場合、シャドウダンサー反応セーヴィング・スローに成功すれば、まったくダメージを受けなくなる。身かわしは、シャドウダンサーが軽装鎧を着ているか、まったく鎧を着ていないにのみ使用できる。

暗視(変則)/Darkvision:クラス・レベル2レベルになると、シャドウダンサー範囲60フィートの暗視を得る。シャドウダンサーがすでに暗視を持っていたら、その暗視範囲が30フィートぶん増加する。

直感回避(変則)/Uncanny Dodge:クラス・レベル2レベル以上で、シャドウダンサーは、たとえ不可視状態の敵に攻撃された場合であっても、立ちすくみ状態になることはない(訳注:この記述と同様のものはバーバリアンにもあったがそちらはエラッタで変更されたため、シャドウダンサー直感回避も同様に変更した方が良い可能性がある)。シャドウダンサーが動けない状態になれば、やはりアーマー・クラスへの【敏捷力】ボーナスは失われてしまう。この能を持つシャドウダンサーは、相シャドウダンサーに対するフェイントアクションに成功した場合、やはりアーマー・クラスへの【敏捷力】ボーナスを失う。

シャドウダンサーがすでに他のクラス直感回避を獲得していた場合、シャドウダンサー直感回避の代わりに“直感回避強化”を自動的に獲得する。

ローグの技/Rogue Talent:3レベルに到達した際、および以降の3レベルごとに、シャドウダンサーは敵を仰天させることができる特殊能力を得る。この能ローグの技と同様に働く。シャドウダンサーは個々の特殊能力を2回以上選ぶことはできない。シャドウダンサー上級の技を持っていたら、シャドウダンサーは代わりにローグ上級の技のリストから選択できる。

影の幻術(擬呪)/Shadow Illusion:クラス・レベル3レベル以降、シャドウダンサー視覚的な幻を作り出すことができるようになる。この能サイレント・イメージのように働き、シャドウダンサーレベル術者レベルとして使用する。シャドウダンサーはこの能を自分が持つシャドウダンサーレベル2レベルごとに1日に1回使用できる。この能セーヴ難易度【魅力】に基づく。

シャドウ招来(超常)/Summon Shadow:クラス・レベル3レベルになると、シャドウダンサーのようなアンデッドである、シャドウ招来することができるようになる。通常シャドウと異なり、このシャドウシャドウダンサーと同じ属性を持ち、同族を作ることができない。この能招来されたシャドウは、正のエネルギー放出によるダメージを半分にするために行なう意志セーヴに+4のボーナスを受け、退散したり、支配したりすることはできない。このシャドウシャドウダンサーに相として仕え、シャドウダンサーと明瞭に意志の疎通をとることができる。このシャドウシャドウダンサーの合計ヒット・ポイントの半分に等しいヒット・ポイントを持つ。このシャドウシャドウダンサー基本攻撃ボーナス基本セーヴ・ボーナスを使用する。

シャドウ破壊されたり、シャドウダンサーシャドウを解雇したりすることにした場合、シャドウダンサー頑健セーヴィング・スロー難易度15)を行なわなければならない。このセーヴィング・スローに失敗すると、シャドウダンサーは恒久的な負のレベル1レベルぶんを得る。セーヴィング・スローに成功すれば、負のレベルを受けずにすむ。相シャドウ破壊されたり、シャドウダンサーが解雇したりした場合、30日の間、代わりを見つけることはできない。

影の召喚(擬呪)/Shadow Call:4レベルに達すると、シャドウダンサーは素のままのからクリーチャー効果を作り出すことができるようになる。この能シャドウ・カンジュレーションのように働き、シャドウダンサーレベル術者レベルとして使用する。シャドウダンサークラス・レベル4の点でこの能を1日に1回使用でき、4レベルを超える2レベルごとに追加で1日に1回使用できる(6レベルは2回/日、8レベルは3回/日、10レベルは4回/日)。クラス・レベルが10レベルに到達した点で、この能グレーター・シャドウ・カンジュレーションのように働く。この能セーヴ難易度【魅力】に基づく。

影渡り(超常)/Shadow Jump:クラス・レベル4レベル以降、シャドウダンサーディメンジョン・ドア呪文を使ったかのようにの間を移動する能を得る。この魔法による移動は、少なくとも何らかの薄暗い照明の範囲内で始まり、別の薄暗い照明の範囲内で終わらなければならないという制限がある。シャドウダンサーはこの方法で、1日に合計で40フィートまで跳躍することができる。これは40フィートの跳躍を1回でもよいし、10フィートの跳躍を4回でもよい。それ以降クラス・レベル2レベル成長するごとに、シャドウダンサーが1日に跳躍できる距離は倍々に増えていく(6レベルで80フィート、8レベルで160フィート、10レベルで320フィート)。この距離は何回もの跳躍に分割することはできるが、それぞれの距離は、どれだけ短いものであろうと、10フィート単位で計算される。

打撃のいなし(変則)/Defensive Roll:クラス・レベル5レベルから、1日1回、シャドウダンサーは命取りになりかねない打撃のを逃そうと試みることができる。この能ローグの同名の上級の技と同様に働く。

直感回避強化(変則)/Improved Uncanny Dodge:クラス・レベル5レベル以上のシャドウダンサー挟撃されなくなる。この防御を持つシャドウダンサーに対して、ローグ挟撃による急所攻撃を行なうことができない。ただし、ローグクラス・レベルが、目標シャドウダンサーレベルより4レベル以上高い場合、ローグ急所攻撃を行なうことができる。

このキャラクターがすでに他のクラス直感回避を獲得していた場合、ローグ挟撃され得るかどうかを判断する際、直感回避を授けるクラスクラス・レベルをすべて累積させることができる。

心術破り(変則)/Slippery Mind:7レベル以降、シャドウダンサー心術呪文をはねつけるようになる。この能ローグの同名の上級の技のように働く。

影の威力(擬呪)/Shadow Power:8レベルに達したシャドウダンサーは素のままのを用いて敵にダメージを与えることができる。この能シャドウ・エヴォケーションのように働き、シャドウダンサーレベル術者レベルとして使用する。シャドウダンサークラス・レベル8の点でこの能を1日に1回使用でき、10レベルに到達すると追加で1日に1回使用できる。この能セーヴ難易度【魅力】に基づく。

身かわし強化(変則)/Improved Evasion:このクラス・レベルが10レベルに得られる能は、身かわしと同様に機能する(上記参照)。シャドウダンサーは、反応セーヴに成功すればダメージが半分になる攻撃に対して反応セーヴに成功すればまったくダメージを受けない。さらに、セーヴィング・スローに失敗しても半分のダメージしか受けない。

影のあるじ(超常)/Shadow Master:クラス・レベルが10レベルに到達すると、シャドウダンサーが薄暗い照明の範囲内にいる場合はいつでも、シャドウダンサーダメージ減少10/―およびすべてのセーヴィング・スローに+2の幸運ボーナスを得る。加えて、シャドウダンサーが薄暗い照明の範囲内にいる敵に対してクリティカル・ヒットとなった場合はいつでも、その敵は1d6ラウンドの間盲目状態となる。

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