Shadow Conjuration/影の召喚術
系統 幻術(操影); 呪文レベル ウィザード/ソーサラー4、バード4
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声、動作
距離 本文参照
効果 本文参照
持続時間 本文参照
セーヴィング・スロー 意志・看破(やりとりがあった場合); さまざま; 本文参照; 呪文抵抗 可; 本文参照
術者は影界の物質を用いて、1体以上のクリーチャー、物体、力場の半ば実在する幻を作り出す。シャドウ・カンジュレーションはウィザードとソーサラーの3レベル以下の召喚術(招来)あるいは召喚術(創造)呪文を真似る。
シャドウ・カンジュレーションは実際には本物の1/5(20%)の強度しかないが、シャドウ・カンジュレーションが本物であると信じたクリーチャーは完全な強度の作用を受ける。呪文とやりとりのあったクリーチャーはすべて、その正体に気付くために意志セーヴを行なうことができる。
ダメージを与える呪文は、作用を受けたクリーチャーが意志セーヴに成功しない限り通常の効果がある。看破したクリーチャーはその攻撃からそれぞれ1/5(20%)のダメージしか受けない。看破された攻撃にダメージ以外の特殊な効果がある場合、その効果は20%の確率でしか発生しない。看破するためのセーヴの結果いかんに拘らず、作用を受けたクリーチャーは模凝した呪文が本来セーヴ可能なものであればそのセーヴを行なうことができるが、セーヴ難易度はその呪文の本来のレベルではなく、シャドウ・カンジュレーションのレベル(4レベル)によって決まる。さらに、シャドウ・カンジュレーションの模凝した呪文が本来呪文抵抗可能なものであるか否かに拘らず、シャドウ・カンジュレーションによって生み出された効果に対しては呪文抵抗が可能である。看破した者に対しては20%の確率で効果を及ぼす。
影のクリーチャーは(正体が影だと気付かれたかどうかに拘らず)同種の通常のクリーチャーの1/5しかヒット・ポイントを持たない。それらは通常通りのダメージを与え、通常の能力と弱点のすべてを備えている。しかし、その正体が影だと気付いたクリーチャーに対しては、影のクリーチャーのダメージは通常の1/5(20%)となり、致傷ダメージを与えないすべての特殊能力は20%の確率でしか効果がない(使うたびに、そして作用を及ぼすクリーチャー1体ごとに別々にロールすること)。さらに、影のクリーチャーのアーマー・クラス・ボーナスは1/5しかない。
セーヴに成功したクリーチャーには、シャドウ・カンジュレーションはぼんやりとした影のようなかたちの上に透き通ったイメージが重ねあわせられているかのように見える。物体はこの呪文に対して、自動的に意志セーヴに成功する。
Shadow Conjuration, Greater/上級影の召喚術
系統 幻術(操影); 呪文レベル ウィザード/ソーサラー7
シャドウ・カンジュレーションと同様だが、ウィザード/ソーサラーの6レベル以下の召喚術(招来)か召喚術(創造)を真似る。この幻の召喚術は、信じない者に対しては3/5(60%)のダメージを与え、ダメージを与えない効果であれば信じない者に対して60%の確率で効果を及ぼす。