スラーク

スラーク Slurk

このくなるような獣は粘液に覆われたトードのように見えるが、上顎からセイウチのような2本のが突き出ている。

スラーク 脅威度2 Slurk

経験点600
真なる中立中型サイズ魔獣
イニシアチブ +6; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+0

防御

アーマー・クラス 15、接触12、立ちすくみ13(+3外皮、+2【敏】
ヒット・ポイント 17(2d10+6)
頑健 +6、反応 +5、意志 +0

攻撃

移動速度 30フィート、登攀30フィート
近接 噛みつき=+4(2d6+3)
遠隔 粘液=+4遠隔接触
特殊攻撃 粘液

一般データ

【筋】15、【敏】14、【耐】17、【知】3、【判】10、【魅】10
基本攻撃 +2; 戦技ボーナス +4; 戦技防御値 16(対突き飛ばし組みつき蹴散らし、および足払い20)
特技 《イニシアチブ強化》《蹴散らし強化》《突き飛ばし強化》
技能 〈軽業〉+16、〈脱出術〉+6、〈登攀〉+14; 種族修正 +10〈軽業〉、+4〈脱出術〉
言語 ボガード語(話せない)
その他の特殊能力 しゃがみ込み

生態

出現環境 温暖/沼地または地下
編成 単体、2体、または小さな群れ(3~8)
宝物 なし

特殊能力

(変則)/Belly Grease スラークは腹から滑りやすいを分泌し、〈脱出術〉技能判定組みつきに対する戦技防御値に+4のボーナスを得る。1分間に1回、スラーク全ラウンド・アクションとして固い地面の上でのた打ち回り、半径5フィートのをこので覆うことができる。塗りつけたクリーチャーはその範囲を10分間の間移動困難な地形に変えてしまい、そのあとはは乾いて汚いカスになる。

しゃがみ込み(変則)/Hunker スラーク突き飛ばし蹂躙に対する戦技防御値に+4のボーナスを得る。

粘液(変則)/Slime スラークの背中は厚い乾燥した粘液と何十もの疣で覆われている。標準アクションとして回数無制限で、スラークはこの粘液を疣の1つから30フィート以内のいずれかの目標に対して遠隔接触攻撃として浴びせかけることができる。粘液は冷めたタールのように速やかに硬化し、敵を絡みつかれた状態にする。スラーク突き飛ばしまたは蹂躙を成功させた者は自動的に粘液を浴びせられる。硬くなった粘液全ラウンド・アクションとして難易度15の【筋力】判定に成功すれば取り除くことができる。スラーク粘液はそれに騎乗しようとするクリーチャー鞍に留まるための〈騎乗〉判定に+8のボーナス、降りるための〈騎乗〉判定に-8のペナルティを受ける。

スラーク地下のカエルを食料兼労役獣として飼いならそうとしたドワーフの試みの失敗作の子孫である。ドワーフは適切な家畜を作り出すことに失敗したが、ねばねばしたカエルはしばしば他の地下種族と友好関係を結んでいる。

スラーク食性で、その巨大のおかげで恐るべき噛みつきができる。しかし、その真のは嫌な臭いのする不自然な分泌物にある。スラークの背中から分泌される粘液は信じられないほどべたつき速やかに硬化して強い樹脂になり、このクリーチャーはそれを侵入者に浴びせかけ硬化するのを待ってから殺すために接近することでそれの特徴を長所に変えている。同スラークの腹部の顆粒から分泌される液体は信じられないほどよく滑り、スラークが背中の粘液によって動けなくなることがないようにし、またその同意なく組みついたり動かすことを非常に困難なものとしている。スラークを登ったり天井に易々と張り付く生来の能とあわせ、これらの能によってこの嫌な臭いのするクリーチャーコボルドにとって非常に望ましいものとなり、彼らはこのカエルのような獣を強乗騎または護衛として飼い、訓練する。


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