富、冒険、波間の自由を求めて、海を往来し危険と対面するプロの水夫は、ほとんど全ての大洋のあらゆる港と船にいる。ただの海の男にせよ、無骨な海兵にせよ、船乗り商人にせよ、経験を積んだ船長にせよ、危険な海賊にせよ、平水夫として経験を積み海の機嫌を読むのに熟練した者たちは潮に運ばれるあらゆる場所で新たな旅路を見出す。海はさまざまなキャラクターを養い、波に乗る者を鍛え、ある者は富貴となり、他の者は残酷な暗い海底に沈むことになるだろう。
経験点200
人間、1レベル・エキスパート/1レベル・ウォリアー
真なる中立/中型サイズの人型生物
イニシアチブ +1; 感覚 〈知覚〉+4
アーマー・クラス 15、接触12、立ちすくみ13(+1回避、+1【敏】、+3鎧)
ヒット・ポイント 11(2HD; 1d8+1d10+2)
頑健 +3、反応 +1、意志 +2
移動速度 30フィート
近接 シミター=+2(1d6+1/18~20)またはダガー=+2(1d4+1/19~20)
遠隔 コンポジット・ロングボウ=+2(1d8+1/×3)
【筋】13、【敏】13、【耐】12、【知】8、【判】10、【魅】9
基本攻撃 +1; 戦技ボーナス +2; 戦技防御値 14
特技 《回避》、《技能熟練:職能:船乗り》
技能 〈軽業〉+5、〈職能:船乗り〉+8、〈職能:漁師〉+4、〈水泳〉+5、〈製作:船〉+3、〈生存〉+4、〈知覚〉+4、〈登攀〉+5
言語 共通語
装備 高品質のスタデッド・レザー、ダガー(2)、コンポジット・ロングボウ(+1【筋】)とアロー20本、シミター
恩恵 船員は1個の小さなアイテムを船に密かに持ち込みあるいは持ち出すことができ、あるいはPCたちが船に乗り込んだり降りたりするのを見張りの目を引くことで助けてくれる(1分間までの間、PCたちに気づくための〈知覚〉判定に-4)。
船員は通常の水夫であり、大小や停泊中か航海中かを問わずあらゆる船を維持している平の甲板員である。彼らは危険を警戒し敏捷に動き、風と波と大洋にさらされているが、水平線の彼方に何があるか常に目を配っている。
船員は低レベルの海兵や川の民、船に住む人々、竹の柱で支えられた家に住む沼の民として使用することができる。
船員の《回避》特技を《運動能力》に置き換えることで、アーマー・クラスと戦技防御値が1ずつ低下するが、〈登攀〉と〈水泳〉技能を2ずつ上昇させることができる。〈職能:漁師〉を〈言語学〉または〈知識〉技能に置き換えることで、世界を旅し遠方の地の知識と言語を知る船乗りを作ることができる。
船の上では、船員はさまざまな性格を持つ乗組員として使うことができる。8人の船員は邪悪な奴隷商人のために(脅威度6)、あるいは海の行商人のために(脅威度7)、襲撃を行うバイキングのために(脅威度8)、海賊の船長とその一等航海士のために(脅威度12)働いていることがある。
海を行く船から離れると、6人の船員は海賊船の乗組員に加えるための手ごろな獲物を探す強制徴募隊となることがある(脅威度4)。1人の船員は1人の酒場の女給(脅威度1)、または1人の流民または語り部(脅威度2)と共に現れるかもしれない。休暇中の2人の船員は1人の酔っ払いまたは売春婦と連れ立っているかもしれない(脅威度3)。
経験点4,800
人間、4レベル・エキスパート/5レベル・ファイター
真なる中立/中型サイズの人型生物
イニシアチブ +4; 感覚 〈知覚〉+10
アーマー・クラス 21、接触14、立ちすくみ17(+4【敏】、+7鎧)
ヒット・ポイント 63(9HD; 4d8+5d10+18)
頑健 +7、反応 +6、意志 +6; [恐怖]に対して+1
防御能力 武勇+1
移動速度 30フィート
近接 +1ショート・ソード=+15/+10(1d6+6/17~20)または+1ショート・ソード=+13/+8(1d6+6/17~20)、+1ショート・ソード=+13/+8(1d6+5/17~20)または+1ショート・ソード=+13/+8(1d6+6/17~20)、高品質のウィップ+11(1d3+1非致傷)
遠隔 高品質のヘヴィ・クロスボウ=+13(1d10/19~20)
接敵面 5フィート; 間合い 5フィート(ウィップ使用時15フィート)
特殊攻撃 武器修練(小剣+1)
【筋】14、【敏】18、【耐】14、【知】8、【判】12、【魅】10
基本攻撃 +8; 戦技ボーナス +10; 戦技防御値 24
特技 《運動能力》、《クリティカル強化:ショート・ソード》、《特殊武器習熟:ウィップ》、《二刀流》、《二刀流強化》、《早抜き》、《武器開眼:ショート・ソード》、《武器熟練:ショート・ソード》、《武器の妙技》
技能 〈威圧〉+5、〈軽業〉+13、〈芸能:歌唱〉+4、〈芸能:管楽器〉+4、〈言語学〉+3、〈職能:船乗り〉+12、〈水泳〉+13、〈製作:船〉+5、〈生存〉+5、〈知覚〉+10、〈知識:自然〉+3、〈知識:地理〉+3、〈登攀〉+10
言語 共通語、水界語
その他の特殊能力 鎧修練1
戦闘用装備 ポーション・オヴ・ウォーター・ブリージング、フェザー・トークン(アンカー、ファン); その他の装備 +1ブレストプレート、+1ショート・ソード(2)、高品質のヘヴィ・クロスボウとボルト10本、高品質のウィップ、リング・オヴ・スイミング、消えずの松明、楽器(コンサーティーナまたは横笛)
恩恵 一等航海士はPCたちのために船長または面識のある豪商との会見を取り計らうことができ、その評判によって〈交渉〉判定に+2の状況ボーナスを与えることができる。また1日までの間、1隻のロングボートで4人の船員と共にPCたちに同行することができる。
一等航海士は船の船長の忠実な右腕である。船の上での義務と規律に目を配り、恐れられていると同時に尊敬されている。ある時は海の囃し歌で楽しませ、またある時は頼みにする鞭やきらめくカトラスを巧みに使う。一等航海士は孤島の監獄の看守としても使用できる。船から離れた一等航海士は操舵員である1人の行商人と共に(脅威度9)または1人の艦長と共に(脅威度12)現れることがある。
経験点12,800
人間、3レベル・エキスパート/9レベル・ファイター
真なる中立/中型サイズの人型生物
イニシアチブ +1; 感覚 〈知覚〉+10
アーマー・クラス 25、接触11、立ちすくみ24(+1外皮、+3盾、+1【敏】、+10鎧)
ヒット・ポイント 89(12HD; 3d8+9d10+26)
頑健 +11、反応 +5、意志 +8; [恐怖]に対して+2
防御能力 武勇+2
移動速度 30フィート
近接 トライデント・オヴ・ウォーニング=+22/+17(1d8+11)またはスターナイフ=+18/+13(1d4+7/×3)
遠隔 +1コンポジット・ロングボウ=+14/+9(1d8+7/×3)またはスターナイフ=+14(1d4+7/×3)
特殊攻撃 武器修練(投擲武器+2、弓+1)
【筋】20、【敏】13、【耐】14、【知】12、【判】10、【魅】10
基本攻撃 +11; 戦技ボーナス +16; 戦技防御値 27
特技 《技能熟練:職能:船乗り》、《強打》、《渾身の一打》、《上級武器熟練:トライデント》、《その他の魔法のアイテム作成》、《追加HP》、《追尾》、《反撃の構え》、《武器開眼:トライデント》、《武器熟練:トライデント》、《魔法の武器防具作成》、《名匠》
技能 〈軽業〉+10、〈芸能:鍵盤楽器〉+5、〈言語学〉+5、〈交渉〉+10、〈呪文学〉+16、〈職能:商人〉+5、〈職能:船乗り〉+21、〈水泳〉+10、〈製作:船〉+5、〈生存〉+10、〈知覚〉+10、〈知識:貴族〉+5、〈知識:工学〉+5、〈知識:自然〉+10、〈知識:地域〉+5、〈知識:地理〉+10、〈知識:歴史〉+5、〈登攀〉+10
言語 共通語、水界語、風界語
その他の特殊能力 鎧修練2
戦闘用装備 エレメンタル・ジェム(水界); その他の装備 +1フル・プレート、+1木製ヘヴィ・シールド、トライデント・オヴ・ウォーニング、+1コンポジット・ロングボウ(+5【筋】)とアロー20本、スターナイフ、アミュレット・オヴ・ナチュラル・アーマー+1、ベルト・オヴ・ジャイアント・ストレンクス+2、クローク・オヴ・レジスタンス+2、グラヴズ・オヴ・スイミング・アンド・クライミング、楽器(ハープシコードまたは小型のパイプオルガン)、小型望遠鏡
恩恵 艦長はPCたちや貨物のためにいかなる航海可能な目的地にでも海の旅を取り計らうことができ、曖昧な目的地への方角を知る手助けをすることができる(〈知識:地理〉などの判定に+5のボーナス)。大きな集団のために働いている艦長は自らの名において法的な布告を出すことができる。
艦長は海の船の頭目である。自分の国、企業、信仰、組織の法的な権威を持つ代表者であるのかもしれないし、誰にも責任を負わず海以外に故郷と呼ぶところの無い独立船長なのかもしれない。艦長は海賊、提督、大商人として使うことができる。艦長は通常1人の一等航海士と操舵員である1人の行商人を同行させている(脅威度12)。