Storm of Vengeance/天罰の嵐
系統 召喚術(招来); 呪文レベル クレリック9、ドルイド9
発動時間 1ラウンド
構成要素 音声、動作
距離 長距離(400フィート+40フィート/レベル)
効果 半径360フィートの嵐雲
持続時間 精神集中(最大10ラウンド)(解除可)
セーヴィング・スロー 本文参照; 呪文抵抗 可
術者は巨大な嵐の黒雲を空に作り出す。その雲の下にいるすべてのクリーチャーは頑健セーヴを行ない、失敗したならば1d4×10分の間聴覚喪失状態になる。術者が精神集中を続けるラウンドごとに、呪文は以下のような追加効果を生み出す。それぞれの効果は術者のターンの間に発生する。
2ラウンド目:範囲内に酸の雨が降り、1d6ポイントの[強酸]ダメージを与える。セーヴ不可。
3ラウンド目:術者は雲から6本の稲妻を呼び降ろす。術者はこれらの稲妻がどこに当たるか決定する。1つの目標に対しては1本の稲妻しか向けられない。それぞれの稲妻は10d6ポイントの[雷撃]ダメージを与える。稲妻に打たれたクリーチャーはダメージを半減させるために反応セーヴを試みることができる。
4ラウンド目:範囲内にひょうが降り、5d6ポイントのダメージを与える(セーヴ不可)。
5~10ラウンド目:豪雨と荒れ狂う風が視界を低下させる。この雨は暗視能力も含め、5フィートを超えるすべての視界を曇らせる。5フィート離れたクリーチャーは視認困難(攻撃に20%の失敗確率がつく)。それより離れたクリーチャーは完全視認困難(攻撃に50%の失敗確率がつき、攻撃者は視覚で目標の位置をつきとめることができない)。移動速度は3/4に下がる。
嵐の範囲内での遠隔攻撃は不可能である。範囲内で発動される呪文は術者が(ストーム・オヴ・ヴェンジャンスのセーヴ難易度+術者が発動しようとしている呪文のレベル)に等しい難易度の精神集中判定に成功しない限り、中断される。