Phantasmal Revenge/惑乱の復讐
系統 幻術(惑乱)[恐怖、精神作用]; 呪文レベル ウィザード/ソーサラー7
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声、動作
距離 接触および無制限; 本文参照
目標 接触した死体
持続時間 瞬間
セーヴィング・スロー 意志・看破のあと頑健・不完全; 本文参照; 呪文抵抗 可
術者がこの気味の悪い呪文を最近殺されたクリーチャーに発動したとき、術者は復讐の金切り声を上げてから超自然的な光の爆発のうちに消える、ぞっとするような幽霊のような像を死体から引き出す。この惑乱は自身を殺したクリーチャーを、そのクリーチャーが同じ次元界にいるのであれば的確に探し、仕返しとして殺し返そうとする。
その死体の殺人者のみがこの呪文によって作りだされた惑乱の像を見ることができる。術者と、呪文発動あるいは最終的な効果の目撃者には朧気な姿しか見えない。目標は最初にその幻術を信じないための意志セーヴができる。そのセーヴに失敗した場合、目標は頑健セーヴィング・スローに成功しない限りその惑乱の像により術者レベルにつき10ポイントのダメージを受ける。この頑健セーヴに成功してさえ、その目標は5d6ポイント+術者の術者レベルにつき1ポイントのダメージを受ける。術者はこの呪文が目標を殺すのに成功したか失敗したかは即座に分かるが、この呪文の目標の識別も含め、ほかの情報は得られない。
その死体のもととなったクリーチャーはこの呪文の発動から術者レベルにつき1日以内に死んでいたものでなければならない。その死体のもととなったクリーチャーがそうでない場合、実は相討ち殺人であった場合、あるいは殺人者が既に死んでいたり同じ次元界にいない場合、この呪文は失敗する。ファンタズマル・リヴェンジは道徳的な判断をしない; これは公正な戦いの勝者でも迷わず殺人鬼とみなし、目標にする。1つの死体がファンタズマル・リヴェンジの目標になるのは1回のみである。