この鯨に似たクリーチャーは重々しく浮かんでおり、輝くエネルギーの弧が口腔を満たし、身体の周りで迸っている。
経験点76,800
真なる中立/超巨大サイズの魔獣
イニシアチブ -2; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+24
アーマー・クラス 30、接触0、立ちすくみ30(+30外皮、-8サイズ、-2【敏】)
ヒット・ポイント 290(20d10+180)
頑健 +23、反応 +10、意志 +7
完全耐性 [雷撃]、[火炎]、[氷雪]
移動速度 飛行200フィート(標準)
近接 噛みつき=+33(4d6+21、加えて2d6[雷撃]および“つかみ”)、尾の打撃=+28(4d6+10)
接敵面 30フィート; 間合い 30フィート
特殊攻撃 転覆、飲み込み(6d6[強酸]ダメージ、アーマー・クラス25、29HP)
【筋】52、【敏】7、【耐】29、【知】2、【判】12、【魅】5
基本攻撃 +20; 戦技ボーナス +49(+51突き飛ばし、+53組みつき); 戦技防御値 57(対突き飛ばし59、足払いされない)
特技 《かすめ飛び攻撃》、《頑健無比》、《強打》、《クリティカル熟練》、《渾身の一打》、《持久力》、《突き飛ばし強化》、《不屈の闘志》、《ふっとばし攻撃》、《よろめき化クリティカル》
技能 〈知覚〉+24、〈飛行〉-10
その他の特殊能力 運搬、星間飛行、無呼吸
出現環境 ガス惑星もしくは真空空間
編成 単体、2体、または小群(3~6)
宝物 乏しい
運搬(変則)/Carrier オウマに飲み込みを受けたクリーチャーは、内側から切り裂いて脱出することもできるが、その代わりに自分のターンに難易度20の反応セーヴを試みることもできる。成功すれば、そのクリーチャーはオウマの大きな2つ目の胃に入り込むことができる。この胃はいつまでいても安全な場所であり、ダメージを受けない。乗り込んだものが脱出しようと試みれば、通常のルールを用いて脱出することもできるし、難易度20の反応セーヴを追加で行うことで、オウマに隣接したマスに安全に出て行くことができる。オウマの運搬用の胃は超巨大サイズのクリーチャー1体まで(あるいは1段階サイズが小さい毎に2倍までの数。巨大サイズなら2体、超大型サイズなら4体、以下同様)を収めておくことができる。望むならば、オウマは飲み込みの際に通常受ける噛みつきによるダメージを与えないことを選択することができる。ただしそのようにしたとしても、最初の胃における[強酸]ダメージは受けてしまう。
星間飛行(変則)/Starflight オウマは大気圏外の真空中で生存できる上、真空中を信じられない速度で飛行することができる。しかし移動時間は大きなものになる。星系内での惑星間の移動であれば3d20時間程度かかる。星系を超えた移動の場合は3d20週程度である(GMの判断によっては、あるいはそれ以上)。ただし、オウマは目的地への道筋を知っていなければならない。
転覆(変則)/Capsize オウマは突撃攻撃を行い戦技判定を試みることで、体当りして船などの乗り物を転覆させようと試みることができる。この判定の難易度は25もしくは船長の〈職能:船乗り〉判定の結果のいずれか高い方である。船がオウマよりもサイズ段階が1高い毎に、オウマはこの戦技判定に-10のペナルティを受ける。このペナルティはそれ自身と累積する。
オウマは魔法の電磁場に乗って、ガス惑星や惑星間にある広い空間を漂う。彼らはエネルギーを集める髭を使って、惑星環や大気から宇宙物質をこし取り、食糧とする。オウマに食べられたものは、排出されるまでは意外にも居住性の高い第2の胃で隔離される。星の外からやってきたクリーチャーは生ける宇宙船としてオウマを用いるものもいる。彼らはテレパシーでこの巨大なクリーチャーを操り、目的地へ向かわせる。