Reincarnate/転生
系統 変成術; 呪文レベル ドルイド4
発動時間 10分
構成要素 音声、動作、物質、信仰(1,000GPの価値のある油)
距離 接触
目標 接触した死んでいるクリーチャー
持続時間 瞬間
セーヴィング・スロー 不可; 本文参照; 呪文抵抗 可(無害)
この呪文によって、術者は死んでいるクリーチャーを他の肉体へと生き返らせることができる。ただし、死んでからこの呪文を発動するまでに1週間以内しか経っておらず、対象の魂が自由で、生き返ることに同意していなければならない。対象の魂が生き返ることに同意しなければ、この呪文は働かない。従って、生き返ることを望んでいる対象はセーヴィング・スローを行なわない。
死んだクリーチャーは新たな肉体へと生き返るため、すべての肉体的な病気や障害は回復する。死体の状態は問題にならない。肉体のほんのわずかな一部でも残っていれば、そのクリーチャーをリインカーネイトすることができる。ただし、呪文の発動対象となる肉体の一部は、そのクリーチャーが死んだ時点でその肉体の一部であったものでなければならない。この呪文の魔力が、その場にある自然の要素から、その魂が宿るためのまったく新しい青年期の肉体を作り上げる。この過程が完了するには1時間が必要である。肉体が用意できたら、対象は転生する。
転生したキャラクターは以前の人生のほとんどを思い出す。対象が以前有していたクラス能力、特技、技能ランクはそのまま残る。クラス、基本攻撃ボーナス、基本セーヴ・ボーナス、ヒット・ポイントは変化しない。【筋力】【敏捷力】【耐久力】の値は一部、新たな肉体に基づく。まず、対象の種族ごとの能力値調整を取り除き(対象はもはや以前の種族ではなってしまうためだ)、その後、残った能力値に以下の表に示した能力値調整を適用すること。転生したとき、目標は永続的な負のレベルを2レベル負う。目標が1レベルなら、代わりに【耐久力】を2ポイント減少させる(このとき【耐久力】が0以下になるなら転生できない)。呪文を準備しているクリーチャーが死んだとき、50%の確率で転生したときにその呪文を発動したかのように呪文を失う。準備なしで呪文を発動する能力を持ったクリーチャー(ソーサラーなど)は、50%の確率で呪文を発動したかのように未使用の呪文スロットを失う。
対象の能力値が変わってしまったために、以前のキャラクター・クラスを続けるのが難しくなる可能性もある。そうなった場合、その対象にはマルチクラス・キャラクターになることをお勧めする。
人型生物の場合、新たな肉体は以下の表を用いて決定する。人型生物以外のクリーチャーの場合、同種別のクリーチャーを集めた同様の表を作成するとよいだろう。
アンデッド・クリーチャーにされたり、[即死]効果で殺されたクリーチャーをこの呪文で生き返らせることはできない。人造、エレメンタル、来訪者、アンデッド・クリーチャーを転生させることはできない。この呪文は老衰のために死んだクリーチャーを生き返らせることができる。
d% |
肉体 |
|||
---|---|---|---|---|
01 |
+4 |
+2 |
+2 | |
02~13 |
±0 |
±0 |
+2 | |
14~25 |
±0 |
+2 |
-2 | |
26 |
+4 |
±0 |
+2 | |
27~38 |
-2 |
±0 |
+2 | |
39~42 |
-2 |
+2 |
±0 | |
43~52 |
±0 |
+2 |
±0 | |
53~62 |
+2 |
±0 |
±0 | |
63~74 |
-2 |
+2 |
±0 | |
75~89 |
±0 |
±0 |
+2 | |
90~93 |
-4 |
+2 |
-2 | |
94 |
+2 |
±0 |
+2 | |
95~98 |
+4 |
±0 |
±0 | |
99 |
トログロダィト |
±0 |
-2 |
+4 |
100 |
その他(GMの選択) |
? |
? |
? |
転生したクリーチャーは、新たな姿に属するすべての能力を得る。これには、移動形態や移動速度、外皮、肉体攻撃、変則的能力などが含まれるが、新たな姿の言語を自動的にしゃべれるようになるわけではない。
ウィッシュやミラクルの呪文を使えば、転生したキャラクターを以前の姿に戻すことができる。