Aura Alteration/オーラ変化
系統:幻術; 呪文レベル:オカルティスト3、サイキック4、スピリチュアリスト4、ミーディアム3、メスメリスト3
発動時間:1標準アクション
構成要素:音声、動作
距離:接触
目標:物体1つまたは同意するクリーチャー1体
持続時間:1日/レベル(解除可)
セーヴィング・スロー:意志・無効(無害、物体); 呪文抵抗:可
目標のクリーチャーもしくは物体が持つオーラを覆い隠して操作し、オーラ読み心霊技能解放やアナライズ・オーラ呪文で有益な情報を得ようとするものを当惑させる。オーラ・オルタレーションを1回発動することで、以下のオーラ4種のいずれか1つを変化させることができる。
属性オーラ/Alignment Aura:ディテクト・イーヴルのような属性を識別する呪文を妨害するために、目標の明らかな属性を変更することができる。属性の軸からそれぞれ1段階までずらすことができるが、正反対の属性に見せかけることはできない。例えば、秩序にして悪のキャラクターを混沌や善に見せかけることはできない。また、属性オーラの強度を術者レベルの半分まで増減させることもできる。
感情オーラ/Emotion Aura:目標の本当の感情を覆い隠し、術者の望む感情の色合いを混ぜ合わせて描写する。目標に対して行う〈威圧〉、〈交渉〉、〈真意看破〉、〈はったり〉判定において、目標のオーラから得た情報に基づいてこれらの判定を行う際のボーナスは得られなくなる。
健康オーラ/Health Aura:目標の肉体の状態を隠すために目標のオーラを汚し、傷ついている、毒、病気、術者の望む状態であるかのように見せる。目標が使用できる気蓄積のポイントや同種の能力ポイントを隠すこともできる。この場合、目標が通常使用できる範囲内で、どの値かを示唆するためにオーラを操作することになる。
魔法オーラ/Magic Aura:クリーチャーあるいはアイテムの魔法のオーラを変質させる。これによりディテクト・マジック(及びアナライズ・オーラのような同種の効果を持つ呪文)に対して、魔法のものでないか、術者の指定する特別な種類の魔法のアイテムであるか、術者の指定した呪文の対象であるかのように表現される。オーラ・オルタレーションを1回発動すると、目標の魔法オーラの全てを覆い隠すことができる。オーラ・オルタレーションの効果を受けた物体にアイデンティファイが発動されるか同様の検査を受けると、検査したものは意志セーヴを行い、成功すればこのオーラが偽りであることと、物体の本来の特性を見抜く。目標となったアイテム自身のオーラが圧倒的な場合、オーラ・オルタレーションはそのオーラを変化させることができない。