経験点3,200
混沌にして悪/中型サイズのアンデッド
イニシアチブ +3; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+16
アーマー・クラス 20、接触14、立ちすくみ16(+1回避、+6外皮、+3【敏】)
ヒット・ポイント 85(10d8+40)
頑健 +7、反応 +8、意志 +10
ダメージ減少 10/善または銀; 完全耐性 アンデッドの種別特性
弱点 小剣に対する脆弱性、光に過敏
移動速度 30フィート、飛行100フィート(良好)
近接 噛みつき=+11(1d8+4)、爪(×2)=+12(1d8+4、加えて“つかみ”)
特殊攻撃 吸血(1d2【耐久力】)
擬似呪文能力 (術者レベル9; 精神集中+13)
回数無制限:タッチ・オヴ・ファティーグ(難易度14)、ダンシング・ライツ、ブリード(難易度14)
3回/日:ダークネス、ディープ・スランバー(難易度17)、フィアー(難易度18)
【筋】19、【敏】17、【耐】―、【知】12、【判】16、【魅】19
基本攻撃 +7; 戦技ボーナス +11(組みつき+15); 戦技防御値 25
特技 《欺きの名人》、《回避》、《かすめ飛び攻撃》、《神速の反応》、《武器熟練:爪》
技能 〈呪文学〉+6、〈真意看破〉+11、〈知覚〉+16、〈知識:宗教〉+11、〈はったり〉+18、〈飛行〉+16、〈変装〉+21
言語 共通語、奈落語
その他の特殊能力 分離
出現環境 気候問わず/地上
編成 単体または小さな群れ(2~6)
宝物 標準
分離(超常)/Separate 日中、マナナンガルは生きた人間の女性のように見える。彼女は日中はアンデッドとは看破されないが、依然としてアンデッド・クリーチャーである。夜間、彼女の上半身は離脱し(これは日没に発生する全ラウンド・アクションである)、下半身はその場に残る。彼女の下半身は無防備状態だが、上半身はこの時に飛行移動速度と肉体攻撃を得る。上半身と下半身は(距離は離れているにも関わらず)同じヒット・ポイントの源泉を共有し、無防備な下半身がダメージを受けた場合、マナナンガルは即座にその攻撃に気付く。マナナンガルは下半身へのダメージで完全に破壊できるため、彼女らは分離した時に下半身を隠すようにしている。マナナンガルは夜明けまでに下半身に戻ってくっつかなければならない(全ラウンド・アクション)――マナナンガルが夜明け以降も分離しているラウンドごとに、彼女は下半身と結合するか塵に還るまで1d6ポイントのダメージを受ける。
小剣に対する脆弱性(変則)/Vulnerable to Light Blades:小剣(ダガー、カマ、ククリ、レイピア、ショート・ソード、シックル、スターナイフなど)はマナナンガルに対して命中に成功すれば武器の基本ダメージの2倍を与える。
恐ろしいアンデッドであるマナナンガルは日中は生者と共に歩き、夜は彼らを捕食する。これらのクリーチャーは恐怖と不信を撒き散らすことに喜びを感じる。日中、彼女らは光に過敏なため室内にいるようにしている。彼女らはこの奇妙な振る舞いを村のすぐ外で隠者として暮らすことや共同体の中でそれを説明できる役職に就くことや単なる奇矯さで正当化する。
マナナンガルは通常は狂った老女、産婆、垣根の魔女、あるいは神秘主義者のふりをして一般人として暮らす。これによってこのアンデッド・クリーチャーは共同体の中から獲物を選べる。マナナンガルは妊婦を食すことを特に楽しみ、連れ去った後に母と子両方の血を啜れるよう眠っている時を狙う。この汚れたクリーチャーは長く、黒く、窪んだ舌で血を飲む。マナナンガルは大蒜や丁字やアニスといった風味の強い香辛料を嫌う。
夜に飛行すると、マナナンガルはチクタクとかカチカチといった音を立てるため、このクリーチャーを「チキチキ」と呼ぶ村人もいる。分離すると、マナナンガルの動く胴体は横幅6フィートの翼を持つ。