Fire Shield/火の盾
系統 力術[火炎あるいは氷雪]; 呪文レベル ウィザード/ソーサラー4
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声、動作、物質(ウォーム・シールドの場合、燐。チル・シールドの場合、ホタルかツチボタル1匹)
距離 自身
目標 術者
持続時間 1ラウンド/レベル(解除可)
この呪文は術者を炎で取り巻き、術者を近接戦闘で攻撃したクリーチャーにダメージを与える。また、この炎は、術者がファイアー・シールドの炎を暖かいものにしたか、冷たいものにしたかにより、術者を[氷雪]に基づく攻撃、または[火炎]に基づく攻撃のいずれかから守る(どちらにするかは術者が選択する)。
自分の肉体や手に待った武器で術者に打撃を与えたクリーチャーは通常通りダメージを与えるが、同時に、自分も1d6+術者レベルごとに1(最大+15)ポイントのダメージを被る。このダメージは[氷雪]ダメージか(チル・シールドを選択した場合)、[火炎]ダメージ(ウォーム・シールドを選択した場合)である。攻撃側が呪文抵抗を持っているなら、それはこの効果に適用される。間合いの長い武器を使っているクリーチャーは、術者を攻撃してもこのダメージの対象とはならない。
この呪文を発動すると術者は炎に包まれるように見えるが、その炎は希薄でかぼそく、10フィート内の明るさのレベルを1段階(最大でも通常の明るさ)上昇する。炎の色は、チル・シールドなら青か緑、ウォーム・シールドなら紫か赤である。各バージョンの特殊能力は以下の通りである。
ウォーム・シールド(暖かい火の盾):この炎は触れれば暖かい。術者は[氷雪]に基づく攻撃からは半分のダメージしか被らない。その攻撃が反応セーヴでダメージを半減させられるものなら、セーヴに成功すれば術者はダメージをまったく被らない。
チル・シールド(冷たい火の盾):この炎は触れれば冷たい。術者は[火炎]に基づく攻撃からは半分のダメージしか被らない。その攻撃が反応セーヴでダメージを半減させられるものなら、セーヴに成功すれば術者はダメージをまったく被らない。