Creeping Ice/忍び寄る氷
系統 力術[氷雪]; 呪文レベル ウィザード/ソーサラー4、サモナー3、ドルイド4
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声、動作
距離 中距離(100フィート+10フィート/レベル)
効果 最大1辺10フィートの正方形の区画1個分/レベルの 固定化された氷の膜
持続時間 10分/レベル
セーヴィング・スロー 反応・無効(本文参照); 呪文抵抗 可
この呪文は床や地面、その他なだらかな水平面(波のない池や静かな川など)を、ゆっくり成長する氷の膜で覆う。最初に作られた氷の膜は、実際の物体やクリーチャーが占める範囲には生成されない。表面が作られる際、表面はなめらかで隙間のないものでなければならない。氷は硬く頑丈で不透明、術者レベル毎に1インチの厚みがある。氷は一般のホース(馬)の重量を支えられる程度に頑丈であり、クリーチャーが水域を横切ることができるようになる。
氷は10フィート四方毎に、厚み1インチ毎に3ヒット・ポイントを持つ。クリーチャーは自動的に氷に攻撃を命中させることができる。一部の氷のヒット・ポイントが0にまで減少するとそこは破壊され、氷の塊や軟氷、雪に変わって移動困難な地形となる。クリーチャーが1回の攻撃で氷を砕こうと試みるなら、【筋力】判定の難易度は15+術者レベルとなる。
毎ラウンド術者のターンで、氷の膜は術者がいる方向以外の全ての方向に1フィート成長する。この成長はゆっくりであり、範囲にいるクリーチャーはそこから抜け出して氷から足を外す十分な時間がある。成長する氷がクリーチャーのマスを完全に覆ってしまうと、そのクリーチャーは氷の膜の上に移動して膜の上で伏せ状態となるか、隣接するマスに突き飛ばされるかを選択しなければならない。