経験点800
混沌にして善/大型サイズの魔獣
イニシアチブ +2; 感覚 暗視60フィート、鋭敏嗅覚、ディテクト・イーヴル、ディテクト・グッド、夜目; 〈知覚〉+11
アーマー・クラス 14、接触11、立ちすくみ12(+3外皮、-1サイズ、+2【敏】)
ヒット・ポイント 34(4d10+12)
頑健 +7、反応 +6、意志 +4
移動速度 60フィート、飛行120フィート(標準)
近接 噛みつき=+7(1d3+4)、蹄(×2)=+2(1d6+2)
接敵面 10フィート; 間合い 5フィート
擬似呪文能力 (術者レベル4)
常時:ディテクト・イーヴル(半径60フィート)、ディテクト・グッド(半径60フィート)
【筋】18、【敏】15、【耐】16、【知】10、【判】13、【魅】13
基本攻撃 +4; 戦技ボーナス +9; 戦技防御値 21(対足払い25)
特技 《かすめ飛び攻撃》、《鋼の意志》
技能 〈真意看破〉+7、〈知覚〉+11、〈飛行〉+5; 種族修正 +4〈知覚〉
言語 共通語(話せない)
出現環境 温暖および暑熱/平地
編成 単体、2体、群れ(6~10)
宝物 なし
ペガサスは翼のある見事な馬であり、時には善の大義のために働く。空飛ぶ乗騎として高く評価されているが、ペガサスは荒々しく用心深いクリーチャーであり、簡単に手懐けることはできない。典型的なペガサスは肩高6フィート、体重1,500ポンドで、翼を広げた幅は20フィートである。ほとんどのペガサスは純白だが、通常の馬と同じような色と模様で生まれてくるものも時々はいる。
その外見に似合わずペガサスは人間と同じくらい知的である。そのため、ペガサスを乗騎として訓練しようとする者は、ペガサスが強情で、時には暴力的であると知る羽目になる。ペガサスは会話する事はできないが、共通語を理解することができ、善なる者の仲間になることを好む。ペガサスに乗騎となることを納得させる適切な方法は、交渉、親切な行為、善行によって友好関係を結ぶことである。大方の場合、ペガサスは善属性のクリーチャーに対して“中立的”であり、中立属性の者には“非友好的”、悪属性の者には“敵対的”である。乗騎になろうとしてくれるには、ペガサスは〈交渉〉判定やその他の手段によって態度を“協力的”にする必要がある。通常の鞍の帯はクリーチャーの翼の動きを妨げるため、ペガサスに騎乗するには特殊な鞍か、鞍を全くつけないことが必要である。ペガサスは騎手を乗せたまま戦闘することもできる。ただし、騎手も同時に攻撃するためには騎手が〈騎乗〉判定に成功しなければならない。訓練済みのペガサスは戦闘を恐れず、騎手は乗騎を単に戦闘中に操るためだけに〈騎乗〉判定を行う必要はない。
ペガサスは卵を産む。卵は一般市場では1個2,000gp、子供は1頭3,000gpの価値がある。しかし、彼らは善属性の知性のあるクリーチャーであり、卵や子供を売ることは実質的に奴隷売買であり、善の社会では軽蔑されるか違法である。
ペガサスはホースと同じ速度で成長する。プロの調教師はペガサス1頭を育てたり訓練するのに1,000gpを要求する。そうして訓練されたペガサスは一生の間善属性または中立属性の主人に絶対の忠誠をもって仕える。
ペガサスにとっての軽荷重は~300ポンド、中荷重は301~600ポンド、重荷重は601~900ポンドである。
一部のペガサスは、強力な英雄的な先祖の血が強く流れている。このような優れたペガサスの寿命は人間と同じほどで、アドヴァンスト・テンプレートを適用し、機動性:完璧と[火炎]への抵抗10、毒に対するセーヴィング・スローに+4の種族ボーナス、石化への完全耐性を持つ。一部は共通語か天上語をいくらか話すことができる。彼らは普通のホースやペガサスに対する自らの優越性を自覚しており、騎手を乗せて飛ぶのに何の訓練も必要としないが、偉大なる英雄以外の者が自らに乗ることを許さない。