出典 Bestiary 6 132ページ
経験点 19,200
中立にして悪/中型サイズの人型怪物
イニシアチブ +8; 感覚 暗視60フィート、病気への嗅覚; 〈知覚〉+22
アーマー・クラス 26、接触14、立ちすくみ22(+12外皮、+4【敏】)
ヒット・ポイント 168(16d10+80)
頑健 +12、反応 +14、意志 +13
完全耐性 [病気]
移動速度 40フィート、穴掘り10フィート
近接 噛みつき=+23(2d6+10/17~20、加えて“病気”)、爪(×2)=+23(1d8+7/19~20、加えて“病気”)
接敵面 5フィート、間合い 5フィート(噛みつきは10フィート)
特殊攻撃 病気の活性化、強大なる噛みつき、病人への残虐、急所攻撃+2d6
擬似呪文能力 (術者レベル10; 精神集中+13)
回数無制限―ジェントル・リポウズ、レストア・コープス
3回/日―グール・タッチ(難易度15)、ハイド・フロム・アンデッド
1回/日―ヘイスト
【筋】25、【敏】18、【耐】21、【知】10、【判】17、【魅】16
基本攻撃 +16; 戦技ボーナス +23; 戦技防御値 37
特技 《イニシアチブ強化》、《頑健無比》、《強打》、《クリティカル強化:噛みつき、爪》、《薙ぎ払い》、《薙ぎ払い強化》、《迎え討ち》
技能 〈隠密〉+23、〈真意看破〉+19、〈生存〉+22、〈知覚〉+22
言語 共通語
その他の特殊能力 変身(中型の人形生物; オルター・セルフ)
出現環境 気候問わず/地上
編成 単体、2体、または徒党(3~6)
宝物 標準
強大なる噛みつき(変則)/Powerful Bite ゴウルの噛みつき攻撃は常にダメージ・ロールに【筋力】修正値の1.5倍を適用し、19~20のクリティカル可能域を持つ。ゴウルが物体に噛みつく時、その噛みつきは物体の実際の硬度よりも5低い硬度を持つものとして扱う。
病気(変則)/Disease 腺ペスト:噛みつきまたは爪―致傷型; セーヴ 頑健・難易度23; 頻度 2回/日; 効果 1d4【耐】ダメージ、およひ1【魅】ダメージ、および対象は疲労状態になる; 治癒 ―。
病気の活性化(超常)/Bolster Disease ゴウルに噛まれたクリーチャーは難易度 23の頑健セーヴを行わねばならず、失敗すると現在罹っている病気が活性化される。このようにして活性化された病気は、頻度が2倍となり(通常頻度が1回/日である病気は、12時間ごとに1回効果が現れる)、魔法でしか治癒できなくなる。ゴウルによって罹る腺ペストは、これらの利益を自動的に得る。セーヴ難易度は【耐久力】に基づく。
病人への残虐(変則)/Savage the Sick ゴウルは病気の敵を攻撃する時、無慈悲である。病気の目標に対して、ゴウルは攻撃ロールに+2の士気ボーナスを得、与えるすべてのダメージに急所攻撃のダメージを自動的に加える。
病気への嗅覚(変則)/Scent Sickness ゴウルは病気のクリーチャーに対する鋭敏嗅覚を持つ。
ゴウルは腐った肉を食べる荒野の汚い住人である。彼らははるか昔の骨格死体からでさえ肉を回収する能力を持ち、生きている者たちによって長い間忘れ去られた遺跡からも肉を得ることができる。多くのゴウルは、お気に入りの骸骨を手近に置いて、最愛の食事を繰り返すが、一方で古代の骸骨を溜め込んで、回収した肉の味を味わい、熟成されたワインやチーズを味わう美食家を嘲笑するものもいる。その多くは病気の犠牲者を投獄するためだけに、犠牲者を生きたまま捕獲しようとする。彼らは墓場や地下墓地に好みの投獄所を作る――そこで犠牲者は病気で死ぬため、汚いクリーチャーに可能な限り最上級の食事を提供することとなる。
典型的なゴウルは体長6フィート、体重250ポンドである。