クリフォト

クリフォト Qlippoth

アビスがラルヴァをデーモンに加工し変化させる方法を知る以前、実際はラルヴァが存在すらする以前、あるいは定命の者という概念が生まれる以前には、邪生命が多数いた。これらのクリーチャーは未だに存在しているが、その数を劇的に減らし、しばしばその次元界の最も深いの中でのみ見られる。クリフォト(単数形も複数形も同じ)として知られるこれらのフィーンドは大いなる彼方でもっとも古い形態の生命かもしれない――確実にプロティアンによって発見される以前からすでに存在していた。一部の者はクリフォト外方次元界の“殻の外側”と言われることがある知られざる領域から来たと信じているが、クリフォトがそのような領域に存在する法則の秩序を暗示しているとしても、全く幸いなことにこの外方領域はありえないほど遠く離れている。

クリフォトは外形上宇宙的な偶然や邪な模倣を除いて、人型生物の形に似ているところは何もない。彼らの歪み身もだえするような姿は、蜘蛛足類、昆虫や線虫、さらにより原始的な形態の生命に比較されるかもしれない。このような下等な生命形態がほのめかすことは、長い間哲学者たちを悩ませてきたが、多くの者が心楽しませるような連想には繋がらない。

定命の罪が生まれてからは、アビスの支配権はクリフォトからずっと数の多いデーモンに引き渡された。アビスが最初に定命の魂をデーモンに変形させることを学んだ、その結果としてデーモン爆発的に増加し、その絶頂でアビスのそれまでの支配者クリフォトとの暴的かつ破壊的な争が始まった。計り知れざる年の間、このいはアビスの無数の階層で荒れ狂った。クリフォトは彼らの太古からの領域知識で優位に立ち、一般的に個体はほとんどのデーモンよりも強だったが、物量はデーモンのものだった。デーモン戦闘に次ぐ戦闘で勝ち続け、その中から新たな権者が生まれてきた。バロールバロール・ロード、擬似デーモン・ロード、そして徐々にデーモン・ロードそのものが。やがて、クリフォトアビスの上方の階層ではほとんど絶滅するまで狩りたてられ、その領域の最も暗くもっともはなれた領域の深み、デーモンですら怖れるへと撤退した。

クリフォトは長い間そこにうずくまり潜んできた。どれだけのクリフォトが古代の争を生き延びたのかは誰も知らない。アビスがどこまで深く続いているのかは誰にも分からないが故に。クリフォトはこの最も暗いに住み、として憎むべき敵デーモンうために現れるが、デーモンに対する彼らの怒りは限られたものである。クリフォトは、アビスデーモンを産み出すことを教えたことにダイモンがある役割を果たしたことを知っており、アバドンの住人に対するいはあらゆる生存への欲求よりも、懲へと駆り立てる欲求によって燃え盛っている。しかしがたつにつれ、クリフォトは真の敵はフィーンドの類ではなく定命の者自体であることを理解するようになった。定命の者が罪を犯しに続ける限り、アビスデーモンをそのに生み続けることができる。定命の者の生き方を変えることによって罪を無くせばデーモンの増加を止めることができようが、クリフォトにはその的をどうやって果たせばいいか全く分からない。クリフォトにとっては、全ての定命の者を殺すだけで満足だ。

その結果、全てのクリフォトは内心では定命の者、特に原初の罪の子となることがわかっている人型生物への憎しみが燃え盛っている。クリフォト物質界に召喚された場合、人間、とりわけ彼らが憎んでいる子供や妊婦をいたぶり破壊するために支配から逃れる方法を捜し求め、すでにに掛けている者、に近い者と、万全な命を持つ者とどちらを害するかを選べる場合は、年長の者やにかけている者のが若いものの間にの連をもたらすという稀なを除き、常に後者を攻撃することを選ぶ。

プレイナー・アライのような、召喚した術者が来訪者の助を確保するために対抗【魅力】判定や類似するルールを必要とする呪文によって召喚された場合、人型生物はその魂にある罪のためクリフォトに働きかける場合-6のペナルティを受ける。クリフォトに多くの人型生物を殺す機会を与えるような任務を約束するか、妊婦や子供を生贄に捧げれば、としてこのペナルティを避けることができる。クリフォト召喚術のくびきを脱した場合、可能な限り長く物質界に留まって、デーモンを作り出す罪深い魂をアビスのありうる未来から奪う役割を果たすために、その間にできるだけ多くの定命の者を殺そうとする。

クリフォト・ロード Qlippoth Lords

デーモン・ロードに類似したその種族模範クリフォトたちにもあることは確実だが、このような強なものがアビスの最も深い淵から現れて多次元宇宙の他の部分に関わりを持つことは、あるにしても極めて稀だ。物質界信仰される事は稀にしかないが、このようなカルトはそれが存在するでは極めて破壊的かつ破滅的である。

定命の崇拝者によって与えられるクリフォトに奇妙な効果を与えることがある――その崇拝者の罪に汚染させられるのだ。このように汚染させられたクリフォトは同類に殺されるか、アビスの上方の領域に逃れ、そこで完全に変形してクリフォト・ロードでいられなくなりデーモン・ロードになってしまう。クリフォトとして生を始めたデーモン・ロードの本質は、その外形から極めて容易に見て取ることができる。魚のようなダゴン不潔で膿爛れたジュブレックスなど、このようなデーモン・ロード人型の形をほとんど、あるいは全く帯びることがない。

クリフォト:アイアタヴォス Qlippoth, Iathavos

この巨大クリーチャーは4枚のコウモリのような球形の体を持つ。が全方向に突き出、2つの大きなが下に垂れ下がっている。

アイアタヴォス 脅威度20 Iathavos

経験点307,200
混沌にして悪超巨大サイズ来訪者クリフォト混沌他次元界
イニシアチブ -1; 感覚 暗視60フィート、全周囲視覚夜目〈知覚〉+37
オーラ 悪臭難易度32、10ラウンド)、クローク・オヴ・ケイオス難易度26)

防御

アーマー・クラス 37、接触7、立ちすくみ37(+30外皮、-8サイズ、+2洞察、+4反発、-1【敏】
ヒット・ポイント 372(24d10+240); 高速治癒15
頑健 +28、反応 +15、意志 +28
防御能力 膿漿不意討ちを受けたり立ちすくみ状態にならない; ダメージ減少 15/冷たい鉄および秩序完全耐性 [氷]、[精神作用]効果抵抗 [強]30、[雷撃]10、[]10; 呪文抵抗 31

攻撃

移動速度 20フィート、飛行50フィート(完璧)
近接 (×2)=+31(4d6+15/19~20、加えて“つかみ”)、(×4)=+26(2d8+7)
接敵面 30フィート; 間合い 30フィート
特殊攻撃 エントロピーの光線奈落の変身身の毛のよだつ姿難易度30)
擬似呪文能力術者レベル20; 精神集中+28)

クローク・オヴ・ケイオス難易度26)、トゥルー・シーイングフォアサイトフリーダム・オヴ・ムーヴメント
回数無制限:ウィンド・ウォークグレーター・ディスペル・マジックディスペル・ローディメンジョン・ドアプレイン・シフト難易度25)、マジック・ミサイルワード・オヴ・リコール
3回/日:インサニティ難易度25)、ディメンジョナル・ロックブラック・テンタクルズホリッド・ウィルティング難易度26)、ワード・オヴ・ケイオス難易度25)
1回/日:インプリズンメント難易度27)、呪文高速化ヒール

一般データ

【筋】40、【敏】8、【耐】31、【知】29、【判】30、【魅】27
基本攻撃 +24; 戦技ボーナス +47(組みつき+51); 戦技防御値 62(足払いされない)
特技擬似呪文能力高速化:ヒール》、《強打》《クリティカル強化:》、《クリティカル熟練》《渾身の一打》《渾身の一打強化》《上級渾身の一打》《神速の反応》《突き飛ばし強化》《抵抗破り》《ふっとばし攻撃》《よろめき化クリティカル》
技能 〈威圧〉+35、〈隠密〉+10、〈呪文学〉+36、〈真意看破〉+37、〈脱出術〉+23、〈知覚〉+37、〈知識:次元界〉+36、〈知識:宗教〉+33、〈知識:神秘学〉+36、〈知識:ダンジョン探検〉+33、〈知識:地理〉+33、〈知識:歴史〉+33、〈はったり〉+35、〈飛行〉+26、〈魔法装置使用〉+35
言語 奈落語; テレパシー300フィート

生態

出現環境 気候問わず/地形問わずアビス
編成 単体
宝物 ×2

特殊能力

奈落の変身(超常)/Abyssal Transformation アイアタヴォス大型以下のサイズクリーチャーをつかむことに成功した場合、そのクリーチャーを密に折り重なったの奥深くに入れることができる。これはアイアタヴォスターンの開始に、包み込まれたクリーチャー難易度30の頑健セーヴを行わなければならず、失敗した場合はナイオゴスクリフォト変身し、即座にアイアタヴォスの体からもがき出て新しい主人に仕えることをのぞけば、包み込み攻撃として扱う。ナイオゴス変身したクリーチャーアイアタヴォスに支配されてはいないが、そのの典型的な一員としての機能を持ち、そのようにふるまう。以前の人生で有していたいかなる記憶も能も持たない。不運な犠牲者が所持または着用していたアイテムはアイアタヴォスの体の中に所蔵されたままであり、アイアタヴォス無防備状態または死亡状態になった場合にのみ回収できる。この方法でナイオゴス変身したクリーチャーブレイク・エンチャントメントミラクルまたは ウィッシュによって真の姿に戻ることができる。それ以外に、ナイオゴスを殺害すれば哀れな魂をリインカーネイトリザレクションまたは トゥルー・リザレクションによって復活させることができる。 このセーヴ難易度【魅力】に基づいている。

エントロピーの光線(超常)/Entropic Beams 毎分1回、標準アクションとして、アイアタヴォスはその10個のからエントロピー・エネルギーの光線を撃つことができる。このエネルギー光線のそれぞれはアイアタヴォスから300フィート以内の1体の目標を狙うことができるが、任意の1体のクリーチャーを2本以上の光線で狙うことはできない。クリーチャーを狙わなかった光線は無駄になる。クリフォトはそれぞれの光線を命中させるには+15の遠隔接触攻撃を行わなければならない。各光線は、このダメージによって殺されたクリーチャーは塵になる代わりに半径5フィートのエネルギー、爆発となることをのぞけば、術者レベル20のディスインテグレイト(40d6ダメージ難易度32の頑健セーヴに成功すれば5d6ダメージ)と同じ効果を与える。この爆発範囲内の全てのクリーチャー難易度32の意志セーヴを行わなければならず、失敗した場合は1ラウンドの間よろめき状態になる。このセーヴ難易度【耐久力】を基にしている。

身の毛のよだつ姿(超常)/Horrific Appearance アイアタヴォス身の毛のよだつ姿に屈したクリーチャーフィーブルマインド効果を受け、永続的に盲目状態になる。

膿漿(超常)/Ichor アイアタヴォスヒット・ポイントダメージを負っている限り、厚い粘着性のい膿の縄が密生した皮にある亀裂やひだから滴る。この膿漿クリーチャーの体から押し出されて、のたうちまわる細糸の雲の様に、毎ラウンド5フィートの割合で、最大その間合いに等しい範囲(30フィート)に広がる。アイアタヴォスターンの開始に、この膿漿範囲内にいる全てのクリーチャー難易度32の反応セーヴを行わなければならず、失敗した場合は絡みつかれた状態になる。アイアタヴォスターンの開始に、膿漿に絡みつかれている全てのクリーチャーは4d6ポイントの[強ダメージを受ける。クリフォトがそのターンの終了ヒット・ポイントダメージを受けていない場合は、膿漿は溶けて無害なになってしまい、絡みつかれている全てのクリーチャー解放される。このセーヴ難易度【耐久力】に基づいている。

悪臭(超常)/Stench アイアタヴォス悪臭特殊能力は超自然的に忌まわしい。この能に害を受けたクリーチャー吐き気がする状態になり、セーヴが成功したクリーチャー不調状態になる。

クリフォト・ロードを除いてクリフォトで最も怖れられているのは疑いもなく巨大アイアタヴォスである。多くのものに唯一の存在であると信じられており、あまりにも忌まわしいためアビスでさえ1度に2体以上が存在することが耐えられないのだとされるアイアタヴォスは、しばしばその体の上や腹の下で蠢き、その身震いするような行程の後に残された汚物や破片を食べている無数のナイオゴスクリフォトを引き連れて遭遇する。これらのナイオゴスは全てアイアタヴォスに吸収され作り直された他のクリーチャーであり、アビスの最も深い坑の探索志望者を待ち受ける最運命の1つをあらわしている。

アイアタヴォスデーモンの軍勢に聖をしかけるが、この怪物はアビスクリフォトの支配下へと取り戻すためにデーモンを探し出し破壊することにしか興味を持っていないわけではない。実際、アイアタヴォスは多次元宇宙のほかの次元界移動する能を持ち、新しいデーモンを作り出すためにアビスが必要とする原料である罪深い魂をその世界が供給できないようにするために、定命のものを徹底的に一掃するためにしばしば物質界を訪れる。アイアタヴォスが訪れた世界は広範な破壊と、アイアタヴォス貪り破壊された点ごとに後に残された常になく多数のナイオゴスが顕著に見られる。

アイアタヴォスゲートのような最も強呪文によって召喚することができるが、その[精神作用]効果への完全耐性巨大な大きさから、最も自暴自棄あるいは狂った者だけがこのような自滅的な行動をする。知られている全ての事で、アイアタヴォスを他の世界に自発的に召喚することはこの強大なクリーチャーの注意をこの世界にひきつけた以外の何物でもなく、あまりにも大きな破壊を引き起こす前にアビスに退去させたとしても、アイアタヴォスは訪れたことを覚えている。後日新しく発見した世界で自らの的を追求するため、しばしば自分自身で戻ってくる。アイアタヴォスが防衛者によって破滅をもたらすのに失敗した場合のみは、プレイン・シフトによってアビスに逃げ去る。この場合、クリフォトはしばしばその世界に戻るまでに数百年、あるいは数千年を待つ。常にその領域をより容易に破壊するためである。

アイアタヴォスはその信じられないような知性のためにとりわけ強大で恐るべき怪物となる。このクリーチャーは多次元宇宙の中で止める事ができるクリーチャーがほとんどいないほど強であるが、デーモン居住地や定命の者の都市襲撃するために注意して計画を練る。

アイアタヴォスが殺された場合、通常は比較的短い時間で敗れたクリフォトの代わりの怪物がアビスに産み出される。この新しく生まれたアイアタヴォスは全く新しいクリーチャーであり、以前の存在とは記憶を共有しておらず、先任の怪物が得ていた強化されたヒット・ダイスクラス・レベルを持っていないが、デーモンやそのような生命を作り出す罪に対する食欲や憎は変わらず終わることがない。

このようなアイアタヴォスを“新しく生まれた”というのはどこか誤解を生む。術的には新しく創造されたクリーチャーだが、新しく生まれたアイアタヴォスは“幼年期”を送りはしない。ここにかかれているような完全に成長した形で作り出される。しかしクリフォトの怪物の新たな誕生ごとに変化は起こりうる。えば、擬似呪文能力や、身の毛のよだつ姿の性質がここに記されているものから変化するかもしれない。アイアタヴォスが狩りと破壊を続けるにつれ、それはより強大になっていく。進化したアイアタヴォスはその結果通常種族ヒット・ダイスを得る。クラス・レベルによってを得たアイアタヴォスも聞かれないではないが、かなり稀である。そうした者はほとんどソーサラーレベルを得る。

クリフォト:オグナガー Qlippoth, Augnagar

この巨大な、蜘蛛のようなクリーチャーからは鉤の付いた3本の、そしてしなやかなかきの付いた8本の足が生えている。

オグナガー 脅威度14 Augnagar

経験点38,400
混沌にして悪超大型サイズ来訪者クリフォト混沌他次元界
イニシアチブ +3; 感覚 暗視60フィート、鋭敏嗅覚擬似視覚30フィート、トゥルー・シーイング〈知覚〉+22

防御

アーマー・クラス 29、接触7、立ちすくみ29(+22外皮、-2サイズ、-1【敏】
ヒット・ポイント 203(14d10+126)
頑健 +18、反応 +10、意志 +9
ダメージ減少 10/秩序完全耐性 [氷]、[精神作用]効果抵抗 [強]10、[雷撃]10、[]10

攻撃

移動速度 50フィート、登攀50フィート、飛行60フィート(標準)
近接 噛みつき=+23(2d6+11、加えて1d8“出血”および“腐敗の呪い”)、(×3)=+23(1d8+11、加えて1d8“出血”)
接敵面 15フィート; 間合い 15フィート(は30フィート)
特殊攻撃 身の毛のよだつ姿難易度21)
擬似呪文能力術者レベル14; 精神集中+18)

トゥルー・シーイング
3回/日:ディメンジョン・ドアプロテクション・フロム・ロー
1回/日:ウェイヴズ・オヴ・イグゾースチョン

一般データ

【筋】32、【敏】9、【耐】28、【知】5、【判】20、【魅】19
基本攻撃 +14; 戦技ボーナス +27; 戦技防御値 36(対足払い44)
特技 《イニシアチブ強化》《かすめ飛び攻撃》《強打》《渾身の一打》《渾身の一打強化》《神速の反応》《ホバリング》
技能 〈隠密〉+24、〈知覚〉+22、〈登攀〉+18、〈飛行〉+12; 種族修正 〈隠密〉+16
言語 奈落語; テレパシー(100フィート)

生態

出現環境 気候問わず/地形問わずアビス
編成 単体
宝物 標準

特殊能力

身の毛のよだつ姿(超常)/Horrific Appearance オグナガー身の毛のよだつ姿に屈したクリーチャーは即座に狂気に追い込まれる。この結果、2ポイントの【魅力】ダメージを受け、1d3ラウンドの間混乱状態になる。

腐敗の呪い(超常)/Rotting Curse 噛みつき―致傷; セーヴ頑健 難易度26; 頻度 1回/日; 効果 1d6【耐久力】吸収、加えて永続的な“悪臭”。オグナガー噛みつきによって腐敗の呪いを受けたクリーチャーは、身の毛もよだつ悪臭を放つぞっとするような膿爛れた傷を受ける。これは毒に対する完全耐性を有する者を除く全てのクリーチャー効果があること以外はモンスターの一般ルールの悪臭と同様に機能する。この呪いの犠牲者は悪臭によって不調状態になるのを避けるためのセーヴィング・スローはできないが、他のクリーチャーはこの状態無効化するために難易度26の頑健セーヴを試みることができる。セーヴに失敗した者は呪いの犠牲者から30フィート以内に留まる限り不調状態のままである。また身の毛もよだつ悪臭によって、呪いの犠牲者は全ての〈隠密〉判定に-8のペナルティを受ける。このセーヴ難易度【耐久力】に基づいている。

巨大オグナガーは比較的が鈍い。来訪者であるため、生存のために食事の必要はないが、それは飢えており、打ち負かすことができるなら何でも食べる。オグナガーはよく腐った、特に腐ったデーモンの味を好み、その噛みつき腐敗の呪いは食べ物に完全な味を与える。しかしオグナガーのもっと好きなご馳走は共食いである。このクリーチャーは同類のを最高の美味と感じる。オグナガーは同類のを十分に食べた場合、もはや飛ぶことができないほど大きく膨れ上がり、その点で自己破壊的な狂乱状態の中での生えたを自らの体を引き裂くために用いる。脂肪を引き裂き内臓を切り刻むの中から完全に成長したサルガントクリフォトが現れる。オグナガーと似ている姿だが、より知的でさらに危険クリーチャーである。

オグナガー長30フィート、体重6,000ポンド。

クリフォト:サルガント Qlippoth, Thulgant

この怪物には10本の蜘蛛のような、一塊のの上からのたうつ触手が垂れ下がる頭部、3本の鞭打つがある。

サルガント 脅威度18 Thulgant

経験点153,600
混沌にして悪大型サイズ来訪者クリフォト混沌他次元界
イニシアチブ +12; 感覚 暗視60フィート、トゥルー・シーイング〈知覚〉+31
オーラ クローク・オヴ・ケイオス難易度25)

防御

アーマー・クラス 33、接触25、立ちすくみ21(+8外皮、-1サイズ、+4反発、+12【敏】
ヒット・ポイント 290(20d10+180); 高速治癒10
頑健 +25、反応 +30、意志 +18
防御能力 ディスプレイスメントフリーダム・オヴ・ムーヴメント身かわしダメージ減少 15/冷たい鉄および秩序完全耐性 [強]、[氷]、[精神作用]効果抵抗雷撃]10、[]10; 呪文抵抗秩序呪文およびクリーチャーに対して25

攻撃

移動速度 40フィート、登攀40フィート、飛行60フィート(良好)
近接 (×3)=+27(1d6+8/19~20、加えて“能力値吸収”)、触手(×5)=+22(1d6+4、加えて2d6[強])
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 残虐なる突き刺し身の毛のよだつ姿難易度27)
擬似呪文能力術者レベル18; 精神集中+25)

クローク・オヴ・ケイオス難易度25)、ディスプレイスメントトゥルー・シーイングフリーダム・オヴ・ムーヴメント
回数無制限:グレーター・ディスペル・マジックディメンジョン・ドアテレキネシス難易度22)
3回/日:呪文高速化ディメンジョン・ドアフレッシュ・トゥ・ストーン難易度23)、ワード・オヴ・ケイオス難易度24)
1回/日:テレキネティック・スフィアー難易度25)、テンポラル・ステイシス難易度25)、バインディング難易度25)、プレイン・シフト難易度24)

一般データ

【筋】26、【敏】34、【耐】29、【知】24、【判】27、【魅】25
基本攻撃 +20; 戦技ボーナス +29; 戦技防御値 55(対足払い71)
特技擬似呪文能力高速化:ディメンジョン・ドア》、《クリティカル強化:》、《クリティカル熟練》《攻防一体》《渾身の一打》《渾身の一打強化》《上級渾身の一打》《神速の反応》《迎え討ち》《よろめき化クリティカル》
技能 〈威圧〉+27、〈隠密〉+31、〈軽業〉+35(跳躍+39)、〈呪文学〉+27、〈真意看破〉+31、〈知覚〉+31、〈知識:次元界〉+30、〈知識:神秘学〉+27、〈知識:歴史〉+30、〈登攀〉+36、〈はったり〉+30、〈飛行〉+33、〈魔法装置使用〉+30
言語 奈落語; テレパシー100フィート
その他の特殊能力 デーモン狩り

生態

出現環境 気候問わず/地形問わずアビス
編成 単体、2体、または巡視体(3~4)
宝物 ×2

特殊能力

能力値吸収(超常)/Ability Drain サルガントは命中するとそれぞれ異なった能力値を吸収する。1本は1d4ポイントの【筋力】を吸収し、2本は1d4ポイントの【敏捷力】を吸収し、3本は1d4ポイントの【魅力】を吸収する。どのの吸収も難易度29の頑健セーヴ無効化される。セーヴ難易度【耐久力】に基づいている。

デーモン狩り(変則)Demon Hunter サルガントデーモン呪文抵抗貫通するための術者レベル判定に+10の種族ボーナスを得る。その攻撃デーモンに対して冷たい鉄かつ善属性であるかのように扱う。

身の毛のよだつ姿(超常)/Horrific Appearance サルガント身の毛のよだつ姿に対するセーヴに失敗したクリーチャーは1d4ラウンドの間朦朧状態になり、1d6ポイントの【判断力】ダメージを被る。

残虐なる突き刺し(変則)/Savage Stingers サルガントが1体の目標に対して同一ラウンドに3本全てのを命中させた場合は、犠牲者の体を引き裂き、追加の3d6+12ポイントのダメージを与え、犠牲者の6つの能力値全てから2ポイントずつを追加で吸収する。難易度29の頑健セーヴに1回成功すれば、全ての追加の能力値吸収無効化できる。セーヴ難易度【耐久力】に基づいている。

恐るべきサルガントは、致命的で有害な多くの肉体攻撃を幅広い強魔法支援しているため、クリフォトの中で最も危険である。オグナガークリフォトの共食いの乱痴気騒ぎの中からうまれたサルガントアビスから全てのデーモン絶すると言うただ一つの的のために存在している。

しかしサルガントは生涯の全てをデーモンを狩り破壊することに費やしているわけではない。アビスの奥深くにあるあらゆる種類下――多くはバインディング呪文によって服従を強いられている――が住む恐るべきを支配する。このクリフォトはねぐらを石化あるいは活動停止状態にした大いなるを持つ犠牲者で飾ることを好む。より強な犠牲者であればあるほどサルガントはより大きな威信を得る。

クリフォト:シスニゴット Qlippoth, Cythnigot

この6本足の恐怖には蜘蛛の顔があり、背からは繊維状の茎が伸びている。茎の先には噛みつこうとする口がついている。

シスニゴット 脅威度2 Cythnigot

経験点600
混沌にして悪超小型サイズ来訪者クリフォト混沌他次元界
イニシアチブ +1; 感覚 暗視60フィート、ディテクト・マジックディテクト・ロー〈知覚〉+5

防御

アーマー・クラス 14、接触13、立ちすくみ13(+1外皮、+2サイズ、+1【敏】
ヒット・ポイント 16(3d10)
頑健 +1、反応 +6、意志 +2
ダメージ減少 5/冷たい鉄または秩序完全耐性 [氷]、[精神作用]効果抵抗 [強]10、[雷撃]10、[]10

攻撃

移動速度 40フィート、飛行60フィート(良好)
近接 噛みつき=+6(1d6+1、加えて“胞子”)
接敵面 2・1/2フィート; 間合い 0フィート
特殊攻撃 身の毛のよだつ姿(10フィート、難易度9)
擬似呪文能力術者レベル6; 精神集中+4)

ディテクト・マジックディテクト・ローフライ
1回/日:ウォープ・ウッドソフン・アース・アンド・ストーン
1回/週:コミューン(6つの質問)

一般データ

【筋】12、【敏】12、【耐】11、【知】11、【判】8、【魅】7
基本攻撃 +3; 戦技ボーナス +2; 戦技防御値 13(対足払い21)
特技 《神速の反応》《武器の妙技》
技能 〈隠密〉+15、〈軽業〉+7(跳躍+11)、〈知覚〉+5、〈知識:次元界〉+6、〈知識:自然〉+6、〈飛行〉+15
言語 奈落語; テレパシー接触

生態

出現環境 気候問わず/地形問わずアビス
編成 単体または大発生(2~12)
宝物 標準

特殊能力

身の毛のよだつ姿(超常)/Horrific Appearance シスニゴット身の毛のよだつ姿に対するセーヴに失敗したクリーチャーは、1ラウンドの間不調状態になる。シスニゴット身の毛のよだつ姿は10フィートの範囲内でのみ機能する。特定のシニスゴットの身の毛のよだつ姿に対するセーヴィング・スローに成功したクリーチャーは、24時間の間全てのシスニゴット身の毛のよだつ姿完全耐性を得る。シスニゴット使い魔にしている術者は全てのシスニゴット身の毛のよだつ姿完全耐性を持ち、またあらゆるクリフォト身の毛のよだつ姿に対するセーヴィング・スローに+4のボーナスを得る。

胞子(超常)/Spores シスニゴットに噛みつかれたクリーチャー難易度11の頑健セーヴを行わなければならず、失敗した場合はクリーチャーの異界的な胞子を植えつけられる。この胞子は噛みつかれた傷口から揺れ動くと髪の毛のようなぞっとするようない繊維を伸ばし、目標足をうねくり絡みつく。この胞子を植えつけられたクリーチャー絡みつかれた状態となる。後のラウンド標準アクションとして難易度11の頑健セーヴを行うことで、巻きを振りほどき、絡みつかれた状態を脱することができる。複数のシスニゴットが1体のクリーチャーに噛みついた効果累積しない。植物クリーチャーはこの効果に対するセーヴィング・スローに-4のペナルティを受ける。これは[病気効果である。このセーヴ難易度【耐久力】に基づいている。

シスニゴットは小動物の体で成長し繁栄する邪なキノコ状の寄生生物である。このキノコは宿主の体をぞっとするような方法で変形させ、足を付加したり特徴を再配列する。ネズミは1対の足を追加されてめいた姿になるかもしれないし、猫は全ての足と毛皮を失ってのような体になるかもしれない。全てのシスニゴットに共通している唯一のことは、そのクリーチャーの体から延びる菌組織の長い茎の先には驚くほど強のある顎がついていることだ。シスニゴットは宿主の体の外では人間の拳ほどの大きさの腐った匂いのするホコリタケ以上のものには見えない。

術者レベル7以上で《上級使い魔》特技を有する混沌にして悪の術者はシスニゴット使い魔として得ることができる。そうするためには、術者は超小型動物使い魔として持っていなければならない。この使い魔胞子を感染されることで、シスニゴットは術者の忠実な、あるいはむしろくなるような配下となる。

シスニゴットは体長およそ20インチ、体重10ポンド。

クリフォト:ショグティー Qlippoth, Shoggti

このクリーチャーは先端がになった4本の吸盤のついたを持つ。頭部には2つの輝くの間に歯軋りする口が開いている。

ショグティー 脅威度7 Shoggti

経験点 3,200

混沌にして悪大型サイズ来訪者クリフォト混沌他次元界
イニシアチブ +7; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+18

防御

アーマー・クラス 21、接触12、立ちすくみ18(+9外皮、-1サイズ、+3【敏】
ヒット・ポイント 80(7d10+42)
頑健 +11、反応 +5、意志 +9
防御能力 直感回避ダメージ減少 10/冷たい鉄または秩序完全耐性 [氷]、[精神作用]効果抵抗 [強]10、[雷撃]10、[]10

攻撃

移動速度 30フィート
近接 噛みつき=+12(1d8+6)、触手(×4)=+8(1d4+3、加えて“つかみ”)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 締めつけ(1d4+6)、頭脳混濁身の毛のよだつ姿難易度15)
擬似呪文能力術者レベル7; 精神集中+9)

タンズ
回数無制限―コマンド難易度13)
3回/日―チャーム・パースン難易度13)、プロテクション・フロム・ロー
1回/日―チャーム・モンスター難易度16)、ディメンジョン・ドア

一般データ

【筋】22、【敏】16、【耐】23、【知】12、【判】19、【魅】15
基本攻撃 +7; 戦技ボーナス +14(組みつき+18); 戦技防御値 27(対足払い31)
特技 《イニシアチブ強化》《技能熟練:魔法装置使用》、《武器熟練:触手》、《迎え討ち》
技能 〈威圧〉+16、〈隠密〉+9、〈真意看破〉+14、〈脱出術〉+13、〈知覚〉+18、〈知識:次元界〉+11、〈魔法装置使用〉+19; 種族修正 +4〈威圧〉、+4〈知覚〉、+4〈魔法装置使用〉
言語 奈落語; テレパシー100フィート

生態

出現環境 気候問わず/地形問わずアビス
編成 単体、2体、または奴隷商人一団(3~10、加えてさまざまな種族奴隷6~12)
宝物 標準

特殊能力

頭脳混濁(超常)/Braincloud 1ラウンドに1回、触手による1回の近接攻撃の代わりにショグティーはその触手の先端にある近接接触攻撃を行うことができる。命中した場合、目標は1d4ポイントの【判断力】ダメージを受ける。ショグティーはこの能を犠牲者を精神的に衰弱させて、擬似呪文能力のチャームをより容易に用いることができるようにする。

身の毛のよだつ姿(超常)/Horrific Appearance ショグティー身の毛のよだつ姿に対するセーヴに失敗したクリーチャーは、このクリーチャー催眠術的なうねる触手とそのにきらめく奇妙な色によって恍惚状態になる。この効果は1d6ラウンドの間継続する(しかし恍惚状態回復させる通常段によって終わらせることができる)。

ショグティー精神操作達人であり、他者の思考を操り、魅了してその味方を裏切らせることができる。奴隷狩りの一団で他の世界を荒らし、生きたまま捕えて魅了した奴隷としてアビスに連れ帰るためにクリーチャーを探し求める。これらの哀れなる魂の運命は知られていないが、クリフォトアビスを自らの物に取り戻すことに関係しているのだろう

ショグティーは適切なを持っていないが、触手の先端にあるを信じられないほど器用に操ることができる。この武器を振るうことはできないが、ワンドロッドスタッフなどの魔法のアイテムを用いることができる。ショグティーは特にワンド、とりわけ彼らの頭脳混濁の犠牲者を容易に害することができる[精神作用]効果をもたらすものを好む。

ショグティーの体は卵形で差し渡しおよそ8フィート、触手長さもおよそ8フィート。体重900ポンド。

クリフォト:チェアノブー Qlippoth, Chernobue

このぬめぬめしたのたうち回る触手と隠された口の塊には、腹の代わりに1つのぞっとするような大きなの生えた口がある。

チェアノブー 脅威度12 Chernobue

経験点19,200
混沌にして悪大型サイズ来訪者クリフォト混沌他次元界
イニシアチブ +4; 感覚 暗視60フィート、鋭敏嗅覚〈知覚〉+18
オーラ 不運(30フィート)

防御

アーマー・クラス 27、接触13、立ちすくみ23(+14外皮、-1サイズ、+4【敏】
ヒット・ポイント 150(12d10+84)
頑健 +15、反応 +10、意志 +11
ダメージ減少 10/秩序完全耐性 [氷]、[精神作用]効果抵抗 [強]10、[雷撃]10、[]10; 呪文抵抗 23
弱点 光に対する脆弱性

攻撃

移動速度 40フィート
近接 叩きつけ(×2)=+19(1d6+8/19~20、加えて1【耐】ダメージ)、噛みつき=+19(2d6+8、加えて“”)、触手(×2)=+14(1d6+4)
接敵面 10フィート; 間合い 5フィート(叩きつけおよび触手は10フィート)
特殊攻撃 身の毛のよだつ姿難易度20)
擬似呪文能力術者レベル12; 精神集中+16)

アーケイン・サイトエア・ウォーク
回数無制限:ケイオス・ハンマー難易度18)、ダークネス
3回/日:コンフュージョン難易度18)、呪文高速化ダークネスディスペル・マジックプロテクション・フロム・ロー
1回/日:プレイン・シフト難易度21)

一般データ

【筋】26、【敏】18、【耐】24、【知】13、【判】17、【魅】19
基本攻撃 +12; 戦技ボーナス +21; 戦技防御値 35(対足払い39)
特技擬似呪文能力高速化:ダークネス》、《強打》《クリティカル強化:叩きつけ》、《渾身の一打》《神速の反応》《無視界戦闘》
技能 〈威圧〉+19、〈隠密〉+15、〈軽業〉+19(跳躍+23)、〈真意看破〉+18、〈脱出術〉+19、〈知覚〉+18、〈知識:次元界〉+16
言語 奈落語; テレパシー100フィート

生態

出現環境 気候問わず/地形問わずアビス
編成 単体、2体、または徒党(3~6)
宝物 標準

特殊能力

不運のオーラ(超常)/Aura of Misfortune チェアノブーは半径30フィートに邪な災厄のオーラ放射する。この範囲内の全ての秩序属性または善属性クリーチャー攻撃ロール武器ダメージ・ロールに-1のペナルティを被る。秩序にして善属性クリーチャーは-3のペナルティを被り、範囲内に最初に入った点で難易度20の頑健セーヴを行わなければならず、失敗した場合は範囲内に留まる限り不調状態になる。この能【魅力】に基づいている。

身の毛のよだつ姿(超常)/Horrific Appearance チェアノブー身の毛のよだつ姿に対するセーヴに失敗したクリーチャー嫌悪感によって2d6ラウンドの間麻痺状態になる。麻痺状態クリーチャーは、もはやチェアノブーを認識していないか、それから30フィート以内にいなければ、効果から回復するため毎ラウンド新しいセーヴを行う。

光に対する脆弱性(変則)/Light Vulnerability 明るい範囲内にいるチェアノブーは、その範囲内に留まる限り毎分1ポイントの【耐久力】ダメージを被る。

(超常)/Poison 噛みつき・致傷型; セーヴ 頑健 難易度23; 頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間); 効果 1d2【耐】吸収治癒 1回のセーヴ成功。 チェアノブー注入する濃いオレンジ色の“”は半ば生きている。を受けた犠牲者が“”を治癒セーヴに成功、ニュートラライズ・ポイズンや類似の効果の対象となる、または“”の全効果時間を耐え抜く)とすぐに、オレンジの液体は犠牲者の体から飛び出し、1d6ポイントの【魅力】ダメージを与え、難易度23の頑健セーヴに成功しない限り、犠牲者を2d6ラウンドの間気絶状態にする。このセーヴ難易度【耐久力】に基づいている。

チェアノブーアビスの邪な豊穣の生きた顕現であり、体に怪物的で異質な懐妊をもたらす。彼らの持ち込んだアビスの穢れをクリーチャーに感染させることで、彼らがばたばたうねうねと向かうあらゆる場所苦痛不運を広げる。そしてそのプレイン・シフトで多次元宇宙全体に穢れを広げる。チェアノブーは体長13フィート、体重500ポンド。

クリフォト:ナイオゴス Qlippoth, Nyogoth

これはの生えた口の周りに絡まる宙に浮かぶ腸の塊に見える。そのとぐろの先端にも歯の生えた口がついている。

ナイオゴス 脅威度10 Nyogoth

経験点9,600
混沌にして悪/中型サイズ来訪者クリフォト混沌他次元界
イニシアチブ +5; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+17

防御

アーマー・クラス 24、接触15、立ちすくみ19(+9外皮、+5【敏】
ヒット・ポイント 125(10d10+70)
頑健 +14、反応 +12、意志 +7
防御能力 酸の噴霧ダメージ減少 10/秩序完全耐性 [強]、[氷]、[精神作用]効果抵抗雷撃]10、10

攻撃

移動速度 5フィート、飛行30フィート(良好)
近接 噛みつき(×4)=+15(1d6+3/19~20、加えて1d4[強])、噛みつき=+15(2d6+3/19~20、加えて1d4[強])
特殊攻撃 身の毛のよだつ姿難易度18)
擬似呪文能力術者レベル10; 精神集中+13)

回数無制限:アシッド・アロー
7回/日:フィアー難易度17)、プロテクション・フロム・ロー
1回/日:アシッド・フォッグディメンジョン・ドア

一般データ

【筋】16、【敏】21、【耐】24、【知】9、【判】19、【魅】16
基本攻撃 +10; 戦技ボーナス +13; 戦技防御値 28(足払いされない)
特技 《強打》《クリティカル強化:噛みつき》、《渾身の一打》《武器の妙技》《迎え討ち》
技能 〈威圧〉+16、〈隠密〉+18、〈知覚〉+17、〈知識:次元界〉+12、〈飛行〉+22
言語 奈落語; テレパシー100フィート
その他の特殊能力 飛行能力

生態

出現環境 気候問わず/地形問わずアビス
編成 単体または兄弟姉妹(2~8)
宝物 標準

特殊能力

酸の噴霧(超常)Acid Spray ナイオゴスの体は非常に溶解の強い消化液に満ちている。ナイオゴスが刺突または斬撃武器ダメージを受けるたびに、ナイオゴスに隣接している全てのクリーチャーは1d6ポイントの[強ダメージ(その攻撃クリティカル・ヒットである場合は2d6ポイントの[強ダメージ)を受ける。

身の毛のよだつ姿(超常)/Horrific Appearance ナイオゴス身の毛のよだつ姿に対するセーヴに失敗したクリーチャーは1d8ラウンドの間吐き気がする状態となる。

ナイオゴスアビスでの役割は掃除屋だ。本質的に浮遊する腸のうごめく塊であるこののたうち回るクリーチャーは、タコ水中を滑るように爆発的な動きで中を移動し、自らの多くの口(腸のような肢の先端にある比較的小さな締め付ける口でも、中心部にあるよりおおきな飲み込む口でも)の1つよりも小さなものを常に探している。他のアビスの住人の残した廃棄物や汚物を食べて生きていくことができるが、特にまだ生きているクリーチャーを食べることを楽しむ。

アビスの生態系でのおそらくは低い位にもかかわらず、ナイオゴスは愚かな獣には程遠い。ほとんどは平均的な人間とほとんど同じくらい知的で、次の食物を確保しようとする場合には比較的複雑な問題でも解決することができる。来訪者として、ナイオゴスは生存のために食事をする必要はないが、これは彼らが飢えを感じないと言うわけではない。12時間以上食事をしていないナイアゴスはますます暴的かつ常軌を逸してくる。このような“飢餓状態”のナイオゴス食事になりそうなものがに入りそうな場合は通常ぬまでい、さらには自分自身を食べるかもしれない。傷口から吹き出る自らの消化液を飲むのは吐き気を催す景である。

典型的なナイオゴスは直径5フィート、体重260ポンドだがもっと大きく成長することが知られている。

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