経験点1,228,800
真なる中立/巨大サイズの竜(神話、水棲、水)
イニシアチブ +15; 感覚 シー・インヴィジビリティ、暗視120フィート、鋭敏嗅覚、霧を見通す、トゥルー・シーイング、夜目; 〈知覚〉+38
オーラ 畏怖すべき存在(300フィート、難易度30)
アーマー・クラス 44、接触8、立ちすくみ44(+38外皮、-4サイズ、+2【敏】)
ヒット・ポイント 568(29d12+380)
頑健 +26、反応 +20、意志 +24
ダメージ減少 10/エピック; 完全耐性 睡眠、麻痺; 呪文抵抗 35
移動速度 50フィート、飛行250フィート(標準)、水泳80フィート
近接 噛みつき=+41(2d10+22/19~20)、爪(×2)=+41(2d8+15/19~20)、突き刺し=+40(2d10+22)、尾の打撃=+38(2d10+22)
接敵面 20フィート; 間合い 15フィート(噛みつきおよび突き刺しは20フィート)
特殊攻撃 ドラゴンの攻撃、狂気の霧、でたらめな秘術、押し潰し、尾による一掃(難易度34、2d6+22)、雲のブレス、持続するブレス攻撃(4d6[氷雪]、9ラウンド)、神話パワー(9回/日、活性+1d10)、ブレス攻撃(60フィートの円錐形、25d6[氷雪]、反応・難易度34・半減、1d4ラウンド毎に使用可能)
擬似呪文能力 (術者レベル29; 精神集中+35)
常時―トゥルー・シーイング
回数無制限―ウォーター・ウォーク、クリエイト・ウォーター、コントロール・ウォーター、ハイドローリック・プッシュ
8レベル(4回/日)―グレーター・シャドウ・エヴォケーション(難易度28)、メイズ
7レベル(6回/日)―コントロール・ウェザー、グレーター・シャドウ・カンジュレーション(難易度27)、プリズマティック・スプレー(難易度23)
6レベル(7回/日)―グローブ・オヴ・インヴァルナラビリティ、マス・サジェスチョン(難易度22)、グレーター・ディスペル・マジック、プログラムド・イメージ(難易度26)
5レベル(7回/日)―シャドウ・エヴォケーション(難易度25)、テレキネシス(難易度21)、ドミネイト・パースン(難易度21)、パーシステント・イメージ(難易度25)
4レベル(7回/日)―グレーター・インヴィジビリティ、シャドウ・カンジュレーション(難易度24)、ディメンジョン・ドア、レインボー・パターン(難易度24)
3レベル(7回/日)―メジャー・イメージ(難易度23)、ディープ・スランバー(難易度19)、ディスペル・マジック、ヘイスト
2レベル(8回/日)―マイナー・イメージ(難易度22)、インヴィジビリティ、ヒプノティック・パターン(難易度22)、ミラー・イメージ、ユーフォリック・クラウド(難易度18)
1レベル(8回/日)―アンシーン・サーヴァント、ヴァニッシュ、オブスキュアリング・ミスト、コンプリヘンド・ランゲージズ、サイレント・イメージ(難易度21)
(神) 神話呪文
【筋】41、【敏】14、【耐】30、【知】23、【判】22、【魅】23
基本攻撃 +29; 戦技ボーナス +48; 戦技防御値 60(対足払い64)
特技 《イニシアチブ強化》、《かすめ飛び攻撃》、《強打》、《クリティカル強化:噛みつき》、《クリティカル強化:爪》、《渾身の一打》、《呪文熟練:幻術》、《上級呪文熟練:幻術》、《神速の反応》、《鋼の意志》、《ひっつかみ》、《武器熟練:噛みつき、爪》、《複数回攻撃》、《踏み込み》
技能 〈威圧〉+38、〈隠密〉+22、〈真意看破〉+38、〈水泳〉+55、〈装置無力化〉+31、〈知覚〉+38、〈知識:神秘学、地理、歴史、自然〉+38、〈はったり〉+38、〈飛行〉+28
言語 共通語、水界語、地界語、天上語、風界語、森語、竜語
その他の特殊能力 精神集中の匠、蜃気楼の城、神話級呪文発動、真珠の魂、ガス化形態、変身、竜の初級秘術呪文
変身(超常)/Change Shape シェンはビースト・シェイプIIIとして、回数無制限でキジ、貝、燕の形状をとることができる。
雲のブレス(超常)/Cloud Breath シェンが持続するブレス攻撃の能力を使用するとき、ブレスはオブスキュアリング・ミストの呪文と類似する霧の雲を残す。持続するブレス攻撃が終了するとこの雲は消える。
ドラゴンの攻撃(変則)/Dragon Attacks シェンはそのサイズに基づくトゥルー・ドラゴンの全ての肉体攻撃(86~87ページ)と同様に突き刺し攻撃を持ち、突き刺しはトゥルーの噛みつき攻撃として機能する。
ガス化形態(超常)/Gaseous Form シェンは(呪文と同様に)回数無制限にガシアス・フォームの姿を取れ、無制限にこの形態でいることができる。ガス化形態である間、120フィートの飛行移動速度(完璧)を持つ。
蜃気楼の城(超常)/Mirage Castle 1日1回全ラウンド・アクションとして、シェンは10倍の体積に影響を与えるミラージュ・アーケイナ(20レベル術者)として思いのままに幻術の城を作ることができる。シェンはその作成物を維持するために精神集中をする必要はない。シェンによってフリー・アクションとして解呪される、あるいはシェンが他のものを作るまで蜃気楼の城は残り続ける。即行アクションとしてシェンは既存の蜃気楼の城の詳細を変更することができる。神話パワーを1回分消費することによって、シェンは、城が意志セーヴに成功することで90%本物として機能するシャドウ・カンジュレーションであるかのように、24時間幻想を準本物とすることができる。(訳注:難易度未記載だが、擬呪でないためどの精神能力値を使おうと恐らく難易度30)
狂気の霧(超常)/Mists of Madness 狂気を吹き込むためにブレス攻撃を行うときシェンはフリー・アクションとして神話パワーを1回分消費することができる。ブレス攻撃の範囲内のクリーチャーは難易度30の意志セーヴに成功するか、ブレス攻撃の雲の範囲内に留まり続けるか去ったあと1d4ラウンドの間混乱状態とならなければならない。これは[精神作用]効果であり、セーヴ難易度は【魅力】に基づいている。
真珠の魂(超常)/Pearl Soul 神話パワーを1回分消費する標準アクションとして、あるいは0ヒット・ポイント以下に減少したときコストなく自動的に、シェンは真珠の形状を取る。シェンは自身の環境への認識を保持するが、それ以外の点では石化状態であるかのように扱われる。シェンの真珠の形態はどのような形であれダメージを受けることはなく、ほとんどの呪文や能力の影響を受けないが、シェンはミラクルあるいはウィッシュの呪文によってドラゴンの形態に戻ることを強制される。真珠の形態である間、シェンは自然治癒し、完全に回復するとき、ドラゴンの形態に自動的に戻る。
シェンは不可解で勇敢なドラゴンであり、彼らのインペリアル・ドラゴンの種より強力で謎めいている。シェンは鳥、貝、甲殻類、真珠の外見になることを好み、真の姿で見つかることはめったにない。その真なる姿は巨大な蛇体の龍の姿で、緑色と金色の輝く鱗で飾られる。シェンは一定の動きをするクリーチャーであり、その長い身体を、うねらせ揺する事で煌めく回転と複雑な結び目の模様へと変える。
典型的に慈悲深いシェンは神が耳を貸さない時に祈祷者に答え、貧しい漁師の網に魚を集めさえすることで知られている。しかしこれらの誇り高きクリーチャーは軽蔑されたり、無礼に扱われたと信じた時に気まぐれに、そして狭量にさえなることがある。このような違反は無作為なものに見えるかもしれない:燕(シェンの好物)を食べる、特別な祭日にシェンの狩猟場に侵入する、そして些細な破壊活動を行うことは全てシェンの怒りを招きうる。このような理由から、一部の哲学者はシェンが自然律を維持しようとするバランスのクリーチャーであると示唆している。彼らはあらゆるもののバランスを元に戻すために、厳冬に早めの雪解けをもたらしたり、田舎の村を襲うクリーチャーを破壊したりする。彼らの動機が何であれ、大部分の人々はシェンを恐れ尊重している。多くの場合、珍しい幸運あるいは不運はシェンに起因している。
シェンは物理的に力強い一方で、彼らが振るう印象的な魔法のため恐れられ尊敬されている。彼らは強力な幻術士にして天気と気候の操作者である。
シェンは海洋やその他の大きな水の中での静かな熟考を好む; ごくまれに彼らは大きな川で見つかる。シェンはほとんど食べる必要がない一方で、少量の魚と鳥を食べることを楽しむ。何らかのちょっとした軽蔑に対する復讐をするとき、家畜を食べ、作物を凍らせるが、彼らは概してそのような饗宴や理不尽な破壊に関わることを強要されていない。
シェンは大きな真珠に変身することができ、眠る代わりに頻繁に変身する。シェンは数年あるいは数十年真珠になってから再び自然界に現れるかもしれない。
多くのドラゴンと同様に、シェンは多くの宝物を蓄えており、大部分は偉大な行為に対する感謝として与えられた捧げものであるが、彼らを怒らせた人々や打ち破ったモンスターからの略奪品もある。それ以外では社交的な性格にもかかわらず、シェンは宝を盗むあるいは荒らす事ですらそれをしたクリーチャーを許さず、宝から取り除かれた些細なものを元に戻すためにどのようなことでもする。
シェンは宝を守るために、水中あるいは水上に彼らが家と呼ぶ巨大な蜃気楼の城を作る。これらの城は、しばしば幻覚の絹と金で派手に装飾された数十の空の部屋、幻の家具がそろった豪華なダイニング・ホール、そして擬似的なシャンデリアで照らされた広い控えの間がある、巨大なものである。これらのクリーチャーが人間の住居に倣い彼らの蜃気楼の家を作る理由を正確に理解しているものは誰もおらず、表面上の類似点は訪問者をさらに混乱させ当惑させることに役立つのみである。
孤独なクリーチャーであるにもかかわらず、シェンは他の多くの種類のドラゴンよりも頻繁に社会的活動をし、時には大きな仕事や行為を達成するために仲間と一緒に共謀する。そのようなグループでは、めったに短命な種族の邪魔はしないが、大いに必要とされている時に同情を示すことが知られており、干ばつの時に必要な雨を運んだり、彼らの家に隣接する地域から極めて厄介なクリーチャーを取り除いたりする。このために、そして大きな獣に対する恐怖から、地元の住民はシェンにかなりの敬意を表し、生贄や宝物を奉納し、ドラゴンに賛辞を捧げる。