この暗色の肌をした女性の気だるそうな動きは優雅さを具現化したものであり、その輝く目は猫のそれだ。
経験点12,800
人間のアニマル・ロード、10レベル・レンジャー
中立にして善/中型サイズの来訪者(原住、変身生物)
イニシアチブ +7; 感覚 鋭敏嗅覚、夜目; 〈知覚〉+17
アーマー・クラス 25、接触18、立ちすくみ18(+1回避、+4外皮、+1反発、+6【敏】、+3鎧)
ヒット・ポイント 139(10d10+80)
頑健 +13、反応 +14、意志 +7
防御能力 身かわし; ダメージ減少 10/銀
移動速度 30フィート、登攀20フィート; 飛び跳ね
近接 噛みつき=+15(1d6+5、加えて“つかみ”)、爪(×2)=+15(1d3+5)
遠隔 +1シーキング・コンポジット・ロングボウ=+18/+13(1d8+6/×3)
特殊攻撃 得意な敵(悪の来訪者+6、巨人+2、アンデッド+2)、飛びかかり、引っかき(爪(×2)=+15、1d3+5)
擬似呪文能力 (術者レベル10; 精神集中+12)
【筋】20、【敏】24、【耐】22、【知】12、【判】18、【魅】14
基本攻撃 +10; 戦技ボーナス +17(組みつき+21); 戦技防御値 34
特技 《回避》、《機動射撃》、《近距離射撃》、《軽妙なる戦術》、《渾身の一打》、《持久力》、《精密射撃》、《速射》、《致命的な狙い》、《追加HP》
技能 〈隠密〉+20(下生えでは+24)、〈軽業〉+17(跳躍+22)、〈真意看破〉+14、〈生存〉+17、〈知覚〉+17、〈知識:自然〉+14、〈登攀〉+26、〈動物使い〉+15; 種族修正 +4下生えでの〈隠密〉、+5跳躍時の〈軽業〉
言語 共通語、森語; スピーク・ウィズ・アニマルズ(キャットのみ)
その他の特殊能力 狩人の絆(レパード)、迅速なる追跡、追跡+5、得意な地形(ジャングル+4、平地 +2)、変身(レパード; シェイプチェンジ)、森渡り、野生動物との共感+12
出現環境 暑熱/密林
編成 単体
宝物 NPCの装備品(+1レザー・アーマー、+1シーキング・コンポジット・ロングボウ[【筋】+5]とアロー20本、アミュレット・オヴ・ナチュラル・アーマー+1、リング・オヴ・プロテクション+1、その他の宝物)
自然の神々や強力な精霊が動物の世界を守る戦士を望んだ場合、選ばれしもの――それが動物であれ人型生物であれ――にその力の徴を与える。伝統的に、特定の動物種には一度に世界で1体のアニマル・ロードのみが活動するが、時として現存するアニマル・ロードがその義務からそれたりその他の堕落をした場合、それを創り出した力は、勝利者に支配権または贖罪の機会を与える死に至る挑戦を行わせるために、堕落したアニマル・ロードに送り込む代替品を創り出すかもしれない。
アニマル・ロードは人々の只中に住むことはない。荒野がその領域だ。アニマル・ロードが人型生物の社会にどれほど関わりあうかは、社会がそのロードの愛する動物をどのように扱うかに大きく依存する。その動物を讃え尊敬する社会に対しては、たとえその動物を食料源として利用する場合でさえも、アニマル・ロードは(時として不承不承ながら)敬意を払うが、ロードの種の動物を乱獲したりその他の害を与える社会にはロードは強力かつ熱烈たる敵となる。
上記のキャット・ロードは基本動物としてレパードを使用している。このキャット・ロードは新しく創り出されたアニマル・ロードを表す。アニマル・ロードがより長く存在するほどそのレベルは高くなるべきである。
“アニマル・ロード”はヒット・ダイスが10以上あるあらゆる人型生物(以下これを基本クリーチャーと呼ぶ)に付加できる先天性テンプレートである。また、アニマル・ロードは(基本クリーチャーのサイズよりも1段階大きいものまでの)1タイプの動物の特徴を得、以後これを基本動物と呼ぶ。
脅威度:基本クリーチャーまたは基本動物(どちらか高い方)の脅威度+2に等しい。
種別:基本クリーチャーの種別を来訪者(原住、変身生物)に変更する。クラス・ヒット・ダイス、基本攻撃ボーナス、セーヴを再計算しないこと。
感覚:アニマル・ロードはその形態の両方において基本クリーチャーと基本動物双方の感覚を得る。
アーマー・クラス:アニマル・ロードはその形態の両方において、基本動物または基本クリーチャーの外皮ボーナスのいずれか高い方を獲得する。このボーナスはアニマル・ロードの実際の外皮ボーナスを決定する際に2上昇する。
防御的能力:アニマル・ロードはダメージ減少10/銀を得る。またその形態の両方において基本動物の防御的能力の全てを得る。
移動速度:アニマル・ロードの基本移動速度は基本クリーチャーの形態のそれと基本動物の形態のそれの、いずれか高い方である。基本動物が穴掘り、登攀、飛行、あるいは水泳速度を有するアニマル・ロードは、人型生物の形態の場合であっても必要ならば必要な付属物を即座に生やしてその移動モードを使用することができる。
近接:人型生物形態のアニマル・ロードは、その体の一部を瞬間的に変形させて、基本動物が有する全ての肉体武器を作り出すことができる。アニマル・ロードは通常は近接戦闘では肉体武器を用いることを好むが、同時に戦術の多様性のためにしばしば人工的な遠隔武器を持ち運ぶ。
特殊攻撃:アニマル・ロードは基本動物が有する特殊攻撃の全てを得、人型生物と動物の双方の形態で用いることができる。また類縁種によって決定される能力も得る(下記参照)。
能力値:アニマル・ロードはその基本能力値として基本クリーチャーと基本動物の高い方の能力値を用い、これらの能力値の全てを+4上昇させる。
技能:アニマル・ロードは技能判定に対する基本動物の種族修正値の全てを得る。
その他の特殊能力:アニマル・ロードは以下のその他の特殊能力を得る。
変身(超常):アニマル・ロードは人型生物形態と動物形態の2つの形態を持つ。人型生物形態のアニマル・ロードが基本動物の防御的能力、移動タイプ、攻撃、その他の特徴を用いる場合、アニマル・ロードの肉体は瞬間的にその能力の使用に適切なように変化し、必要に応じて翼、爪、牙が生える。アニマル・ロードは移動アクションとしてこの能力を基本動物の姿をとるために用いることができる(シェイプチェンジと同様)。
支配力(超常):両方の形態において、アニマル・ロードは常に スピーク・ウィズ・アニマルズ呪文の影響下にあるかのように扱われるが、これはアニマル・ロードの類縁種(下記参照)であるクリーチャーについてのみ適用される。それに加えて、アニマル・ロードは回数無制限の擬似呪文能力(術者レベルはアニマル・ロードのヒット・ダイス数に等しい)としてその類縁であるあらゆる動物に チャーム・アニマルを使うことができる。
アニマル・ロードは種別が動物のほとんどあらゆるクリーチャーから作成することができるが、ほとんどは類縁種として知られるより大きなカテゴリーに分類される。もっとも普通に見られるアニマル・ロードの類縁種を以下に示すが、他のものも多く存在する。括弧の中に列挙されている動物はそのロードの典型的な基本動物を示す。
ベア・ロード(グリズリー・ベア):ベア・ロードは幅広い肩、鋭い歯、太い指を持つ。ベア・ロードは以下の追加の特殊能力を得る。
ケイナイン・ロード(ドッグ、ハイエナ、ウルフ):ケイナイン・ロードは毛深く、明らかに犬めいており、やや尖った耳を持つ。ケイナイン・ロードは以下の追加能力を得る。
キャット・ロード(レパード、ライオン、タイガー):キャット・ロードは流れるような素早さで動き、ほっそりした体と猫に似た目を持つ。キャット・ロードは以下の追加の特殊能力を得る。
クロコダイル・ロード(クロコダイル):クロコダイル・ロードは爬虫類の目、鋭い歯、背骨にとって鱗のある隆起を持つ。クロコダイル・ロードは以下の追加能力を得る。
ディノサウルス・ロード(ディノニクス、ティラノサウルス:ディノサウルス・ロードは鋭い歯、鱗のある皮膚、朗々とした声を持つ傾向がある。ディノサウルス・ロードは以下の追加の特殊能力を得る。
ラプター・ロード(イーグル、ファルコン):ラプター・ロードは羽毛のような見かけの明るい色の髪、大きく見開いた探るような目、鉤鼻を持つ。ラプター・ロードは以下の追加の特殊能力を得る。
ラット・ロード(ジャイアント・ラット):ラット・ロードは尖った顎と尖った耳を持ち、素早く神経質な動作で動く。ラット・ロードは以下の追加の特殊能力を得る。
シャーク・ロード(シャーク):シャーク・ロードは黒い目、青白い皮膚、鋭い歯を持ち、体毛はわずかか全くない。シャーク・ロードは以下の追加の特殊能力を得る。
サーペント・ロード(スネーク):サーペント・ロードはしばしば縞やその他の模様がある普通では見られない皮膚の色、蛇のような目、先が割れた舌を持つ。サーペント・ロードは以下の追加の特殊能力を得る。