経験点12,800
混沌にして中立/大型サイズの人型生物(巨人)
イニシアチブ +2; 感覚 夜目; 〈知覚〉+8
アーマー・クラス 25、接触11、立ちすくみ23(+10外皮、-1サイズ、+2【敏】、+4鎧)
ヒット・ポイント 147(14d8+84)
頑健 +15、反応 +6、意志 +5
防御能力 岩つかみ; 完全耐性 毒、病気
移動速度 40フィート(鎧装備・30フィート)
近接 超大型クラブ=+20/+15(2d6+11、加えて“病気”)、叩きつけ=+15(1d8+5、加えて“病気”)または叩きつけ(×2)=+20(1d8+11、加えて“病気”)
遠隔 岩=+12(1d8+16、加えて“病気”)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 岩投げ(120フィート)、病気
【筋】33、【敏】14、【耐】23、【知】9、【判】12、【魅】10
基本攻撃 +10; 戦技ボーナス +22; 戦技防御値 34
特技 《強打》、《近距離射撃》、《自力生存》、《精密射撃》、《代用武器の巧み》、《薙ぎ払い》、《薙ぎ払い強化》
技能 〈威圧〉+6、〈生存〉+9、〈知覚〉+8、〈治療〉+7、〈登攀〉+14
言語 共通語、巨人語
その他の特殊能力 特大武器使用、蟲との共感+14
出現環境 気候問わず/荒地
編成 単体、徒党(2~5)、一団(6~9)、襲撃部隊(9~12、加えてジャイアント・ヴァーミン1d4)、または部族(13~30、加えて非戦闘員35%、加えて6~8レベルのバーバリアンまたはファイターの隊長1およびジャイアント・ヴァーミン6~8)
宝物 標準(ハイド・アーマー、超大型クラブ、その他の宝物)
病気(超常)/Disease アッシュ・ジャイアントは[病気]に対する完全耐性を持つ上、感染性の高い癩病を伝染させる。アッシュ・ジャイアントの攻撃に打たれたクリーチャーは悪性の病気に罹る。
灰の癩病/Ash Leprosy:致傷型; セーヴ頑健・難易度23; 潜伏期間 1分; 頻度 1日; 効果 1d2【耐】ダメージ、1d2【魅】吸収; 治癒 2回連続のセーヴ成功。このセーヴ難易度は【耐久力】に基づいている。
特大武器使用(変則)/Oversized Weapon アッシュ・ジャイアントは超大型の武器をペナルティなしで振るえる。
蟲との共感(変則)/Vermin Empathy この能力はドルイドの野生動物との共感の能力と同様に機能するが、蟲にしか作用しない点が異なる。アッシュ・ジャイアントはこの判定に自身のヒット・ダイス(大抵のアッシュ・ジャイアントなら+14)に等しい種族ボーナスを得る。蟲は通常精神を持たないが、共感的な意思疎通が僅かな知性を与え、アッシュ・ジャイアントは蟲を調教し番人として使用できる(しかしながらこの能力は技能や特技は与えない)。
破壊的な魔法か、明るみになった深層の元素か、あるいは空から不幸を降らせる異界的な技術かのために、アッシュ・ジャイアントは不毛な土地の犠牲者となっている。しかし彼らはなんとかその絶望的な大地で生存し、栄えている。アッシュ・ジャイアントは見る風景を共にする、巨大で時に突然変異を起こした蟲と絆を結ぶ卓越した能力を持ち、時折その最大級のクリーチャーを乗騎とすることがある。
アッシュ・ジャイアントは無作法で暴力的であり、悪名は極めて名高い。イタズラで誰かを殺すことは、狩りの間に友人を足払いするのと同程度に楽しめる。彼らは生来の悪ではないが、他の部族たちに威嚇される人生によって暴力性が実質的に心の中で育っている。
アッシュ・ジャイアントは身長10フィート、体重1,200ポンド。
経験点2,400
混沌にして悪/大型サイズの人型生物(巨人)
イニシアチブ +0; 感覚 暗視120フィート、夜目; 〈知覚〉+5
アーマー・クラス 19、接触9、立ちすくみ19(+6外皮、-1サイズ、+4鎧)
ヒット・ポイント 67(9d8+27)
頑健 +9、反応 +3、意志 +3
防御能力 岩つかみ、凶暴性
弱点 光に過敏
移動速度 40フィート(鎧装備・30フィート)
近接 バトルアックス=+12/+7(2d6+9/×3)または叩きつけ(×2)=+11(1d8+6)
遠隔 岩=+6(1d8+9)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 岩投げ(100フィート)
【筋】23、【敏】10、【耐】17、【知】6、【判】10、【魅】7
基本攻撃 +6; 戦技ボーナス +13; 戦技防御値 23
特技 《強打》、《渾身の一打》、《薙ぎ払い》、《武器熟練:バトルアックス》、《武器破壊強化》
技能 〈威圧〉+7、〈知覚〉+5、〈登攀〉+7
出現環境 気候問わず/地下
編成 単体、徒党(2~5)、一団(6~8、加えてモニター・リザード1~2)、襲撃隊(9~12、加えてモニター・リザード1~4)、または部族(13~20、加えて非戦闘員30%、加えて3~5レベルのバーバリアン、ファイター、またはレンジャーの族長1; モニター・リザード2~9; ジャイアント・フリルド・リザード1~4; およびドワーフ、オーク、またはトログロダイトの奴隷10~15)
宝物 標準(バトルアックス、ハイド・アーマー、その他の宝物)
斧使い(変則)/Axe Wielder ケイヴ・ジャイアントは全員がハンドアックス、バトルアックス、そしてグレートアックスに習熟している。
立ち歩くことに慣れたことがないかのようにケイヴ・ジャイアントは絶えず身を屈めながら移動する。彼らはオーガと残忍なオークの最悪の特徴を混ぜたような顔をしている。彼らの中で最大級のものは直立すれば身長10フィートになるだろう。典型的なケイヴ・ジャイアントは体重1,000ポンド。60年生きられる者は稀だが、ケイヴ・ジャイアントは150年ほど生きることができる。
あらゆる斧に驚くほど熟達しているが、ケイヴ・ジャイアントは金属を加工するような忍耐力を欠いている。ケイヴ・ジャイアントの持つ金属は他の巨人から盗んだものか、あるいは奴隷化した地下に住む鍛冶師の業物である。
ドワーフ、オーク、およびトログロダイトのような奴隷はケイヴ・ジャイアントの居住地の労働の殆どを行なう。劣悪な扱いと巨人の肉の需要によって奴隷の人口は常に少なく、入れ替わりが激しい。新たな奴隷は、略奪隊が血の渇きの中でも支配を忘れなかった時にもたらされる。新たな主人に服従しなかった囚人は晩餐の食卓に並ぶことになるか、絶叫ごと巨人の洞窟トカゲの檻へと投げ込まれることになる。
あらゆる亜種の中でも大きなトカゲは番犬および猟犬としてケイヴ・ジャイアントに仕える。大抵のケイヴ・ジャイアントは危険のより少ないモニター・リザードを代わりに選択するため、ジャイアント・フリルド・リザードが愛玩動物となることは稀である。恐怖と暴力的な拳骨のみによって飼われているこうした愛玩動物は、飼い主に弱体化の兆候が見えた瞬間に彼らへと向き直る。餌の時間、生きた虜囚は檻へと投げ込まれ、騒々しい歓声と元気よく博打を張る声で満ちたお祭り行事が起きる。
ゆったりとした外套がこの痩せこけた巨人の砂まみれの姿を覆っている。それぞれの手には人間の身長ほども長いシミターが握られている。
経験点6,400
秩序にして中立/大型サイズの人型生物(巨人)
イニシアチブ +3; 感覚 夜目; 〈知覚〉+9
アーマー・クラス 24、接触13、立ちすくみ20(+1回避、+9外皮、-1サイズ、+3【敏】、+2鎧)
ヒット・ポイント 123(13d8+65)
頑健 +9、反応 +11、意志 +5
防御能力 岩つかみ; 完全耐性 [火炎]
移動速度 50フィート
近接 高品質のシミター=+16/+16/+11/+11(1d8+8/15~20)または叩きつけ(×2)=+16(1d8+8)
遠隔 岩=+12(1d8+12)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 岩投げ(100フィート)、シミター修練
【筋】26、【敏】17、【耐】21、【知】13、【判】12、【魅】10
基本攻撃 +9; 戦技ボーナス +18; 戦技防御値 32(対武器落としおよび武器破壊36)
特技 《回避》、《強行突破》、《クリティカル強化:シミター》、《二刀流》、《二刀流強化》、《武器熟練:シミター》、《迎え討ち》
技能 〈威圧〉+11、〈軽業〉+16(跳躍+24)、〈生存〉+17、〈知覚〉+9
言語 共通語、巨人語
その他の特殊能力 砂歩き
出現環境 暑熱/砂漠
編成 単体、徒党(2~4)、一団(5~8)、襲撃隊(9~12、加えて1レベル~3レベルのファイター1)、または部族(10~30、加えて非戦闘員35%,2レベル~4レベルのクレリック1~3、1レベル~3レベルのファイター2~4、および4レベル~6レベルのファイターの族長1、50%の確率で人間の奴隷10~20)
宝物 標準(高品質のシミター×2、レザー・アーマー、その他の宝物)
砂歩き(変則)/Sandwalking デザート・ジャイアントは砂場、岩がちな地面、あるいは塵や葉の上を移動速度を減ずることなく、敢えて残さない限り足跡を残さずに移動できる。
シミター修練(変則)/Scimitar Training 全てのデザート・ジャイアントはシミターに習熟しており、それらが軽い武器であるかのように振るえる。デザート・ジャイアントは自身の【筋力】ボーナス全てを利き手でない方の手で振るうシミターによる攻撃に加え、そしてそれぞれの手にシミターを持って戦う時に武器落としおよび武器破壊に対する戦技防御値に+4のボーナスを得る。
デザート・ジャイアントは荒涼とした崇重な砂漠を彷徨する種族であり、永久的な宿営地で暮らすことは殆どない。彼らは砂漠に点在する水場を渡り歩き、星の下か簡素なユルトの中で眠り、食料が不足し始める時か気が向いた時に宿営を畳む。
デザート・ジャイアントは平均身長15フィートであるが、痩躯であり体重が2,000ポンドを超えることは稀であり、その優雅さと移動速度に大いに役立っている。この巨人たちは灼けつくような砂漠の風から守れるようなケーフィーヤを被り、外套の下に磨り減った革を着込みながら気儘に逍遥することを好む。彼らは水を殆ど必要とせず、食料だけあれば2週間生きられる。物がある時は彼らは莫大な量の水、乳飲料、そして液汁を飲むが、発泡酒や葡萄酒や強い酒は断固として拒否する。彼らの食事の大半は無花果やオリーブといった砂漠に点在する水場の恵みであり、肉は必要ができない限り食べようとはしない。デザート・ジャイアントは最長で300年ほど生きる。
その牧歌的な生き方とは裏腹に、デザート・ジャイアントは縄張り意識が強く、知性の有無に関わらずあらゆる侵入者を追い払う。
経験点9,600
真なる中立/超大型サイズの人型生物(巨人)
イニシアチブ +4; 感覚 夜目; 〈知覚〉+15
アーマー・クラス 24、接触16、立ちすくみ20(+8外皮、-2サイズ、+4反発、+4【敏】)
ヒット・ポイント 127(15d8+60)
頑健 +9、反応 +13、意志 +7
防御能力 岩つかみ、守護の刺青、呪文蓄積; 完全耐性 毒、病気
移動速度 40フィート
近接 叩きつけ(×2)=+17(2d6+8)
遠隔 高品質のコンポジット・ロングボウ=+15/+10/+5(3d6+8/19~20/×3)
接敵面 15フィート; 間合い 15フィート
【筋】26、【敏】19、【耐】19、【知】10、【判】14、【魅】11
基本攻撃 +11; 戦技ボーナス +21; 戦技防御値 39
特技 《技能熟練:隠密》、《近距離射撃》、《クリティカル強化:ロングボウ》、《精密射撃》、《精密射撃強化》、《速射》、《致命的な狙い》、《武器熟練:ロングボウ》
技能 〈隠密〉+12(森林では+20)、〈製作:弓〉+8、〈生存〉+10、〈知覚〉+15、〈登攀〉+12; 種族修正 +8森林での〈隠密〉、+4〈登攀〉
言語 共通語、巨人語
その他の特殊能力 弓術専門家
出現環境 暑熱/森林
編成 単体、狩猟隊(2~9、加えてギラロン1~3)、または部族(10~40、加えて非戦闘員35%、2~5レベルのドルイドまたはソーサラー1~3、3~7レベルのレンジャーまたはバーバリアン1、およびギラロン2~8)
宝物 標準(高品質のコンポジット・ロングボウ[【筋】+8]とアロー40本、その他の宝物)
弓術専門家(超常)/Archery Expert ジャングル・ジャイアントはあらゆるボウに習熟しており、近接戦闘の最中にボウを射ても機会攻撃を誘発しない。
呪文蓄積(超常)/Spell Storing 1日に1回割り込みアクションでジャイアントは自身に対しても使用された目標型の呪文、あるいは遠隔接触呪文を吸収し、自身に対する効果は無効化できるが、他の目標に対する効果は無効化しない。その巨人はその蓄えた力を1分間保持でき、その間その巨人の刺青は青い火の輝きを放つ。使用している近接あるいは遠隔武器で命中に成功し1体の目標にダメージを与える場合、その巨人はその目標に対しスペル・ストアリング武器を使用しているかのようにフリー・アクションでその呪文を発動できる。この呪文は本来の術者の術者レベルおよび難易度を使用する。これは蓄積した呪文のチャージを消費する。
守護の刺青(超常)/Warding Tattoos ジャングル・ジャイアントの魔法の刺青は彼のアーマー・クラスに+4の反発ボーナスを与える。この巨人は鎧を着ている場合このボーナスを失う。
自然界に隠遁したジャングル・ジャイアントは鬱蒼とした森の奥深くに住まう。密林の奥地にある複数の蔦に覆われた失われた都はジャングル・ジャイアントの怒りがその原因である。この巨人の部族の戦士の女性は通常、母から娘へと代々伝わる聖なる武器であるボウで戦う。ジャングル・ジャイアントのボウに許可なく触れることは命取りとなる。
ジャングル・ジャイアントは身長17フィート、体重4,000ポンド。その樹皮のような肌には、巨人それぞれが通過する成人の儀式で古い文字による刺青が彫られる。ジャングル・ジャイアントの部族は母権制社会であり、女性の戦士の古老が統べる。男性は概して村を守り、食料を集め、生活用品を整備し、そして子を育てる。