経験点153,600
真なる中立/大型サイズの来訪者(アイオーン、他次元界)
イニシアチブ +10; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+34
アーマー・クラス 30、接触23、立ちすくみ24(+1回避、+8外皮、-1サイズ、+6反発、+6【敏】)
ヒット・ポイント 300(24d10+168)
頑健 +23、反応 +16、意志 +23
防御能力 因果の防御; 完全耐性 [氷雪]、クリティカル・ヒット、[毒]; 抵抗 [雷撃]10、[火炎]10; 呪文抵抗 29
移動速度 飛行60フィート(完璧)
近接 叩きつけ(×4)=+29(4d6+6、加えて“因果とのつながり”)
遠隔 力場の爆発(×4)=+29接触(10d6[力場]ダメージ/19~20)
特殊攻撃 力場の爆発、因果の打撃
擬似呪文能力 (術者レベル20; 精神集中+26)
常時―アナライズ・オーラ
回数無制限―テレキネシス(難易度21)、プレイン・シフト(難易度23)
3回/日―ギアス/クエスト
1回/日―リインカーネイト
【筋】22、【敏】23、【耐】24、【知】22、【判】25、【魅】23
基本攻撃 +24; 戦技ボーナス +30; 戦技防御値 53
特技 《イニシアチブ強化》、《回避》、《かすめ飛び攻撃》、《頑健無比》、《頑健無比強化》、《強行突破》、《クリティカル強化:力場の爆発》、《神速の反応》、《戦闘発動》、《鋼の意志》、《鋼の意志強化》、《迎え討ち》
技能 〈威圧〉+30、〈交渉〉+30、〈呪文学〉+20、〈真意看破〉+34、〈知覚〉+34、〈知識:神秘学、歴史、貴族、次元界、宗教〉+45、〈知識:ダンジョン探検、工学、地理、地域、自然〉+20、〈はったり〉+33、〈飛行〉+41
言語 心象
その他の特殊能力 虚空形態、万物への伸張
出現環境 気候問わず/地形問わず(外方次元界)
編成 単体
宝物 なし
リピカ――因果の王として知られているもの――はアイオーンの中で最も位が高い。他のアイオーンとは異なり、彼らの二元性は対立からではなく、全ての行動と反応は単一の宇宙の波の山と谷であると理解することから生じている。気楽な観察者には、因果の王たちは単に重大なものから平凡なものまでの重要性を持つ無作為な出来事を探すために宇宙を歩き回るように思われるかもしれないが、王たちが実際に観察しているものは因果関係のリズム、即ち一つの行動がもう一つにつながり、現実の壮大な計画全てに影響を及ぼすもの、である。見つけたものが何であれ彼らは全てのアイオーンの宇宙的記憶の中に書き記し、この宇宙の記憶がアストラル界の中心の奥深くにあるアカシック・レコード(Pathfinder Roleplaying Game Occult Adventures)へ行く方法を探し出すとオカルト学者は信じている。
これらの強力なクリーチャーは観察し報告するだけではない; 彼らは干渉もする。リピカは自身を頑固な因果の裁判官と考え、時折定命の者の人生と輪廻転生のサイクルを操る。これによって他のパーガトリーの代理人であるサイコポンプや、魂を盗むか、使うか、壊す者たち――ダイモンや、ナイト・ハグなど――との摩擦が起こることがある。このアイオーンの関心の理由を確かめるのは難しい。リピカが操る魂の性質または目的への関心を上回る程の哲学はないようである。これは多くの心霊学者にアカシック・レコードへのリピカの接続がより直接的であり、これらのアイオーンはそれの代理人であることを示唆していると推測させている。
リピカは特殊な能力を使用し、諸次元界中にいる特定の実体たち、特に転生した者か転生する運命を持つ者――しばしば、リピカ自身の手によって――と意思疎通する。時には、このアイオーンはそのようなクリーチャーの導き手として働くこともあるが、他の時にはこうした相手を完全に明後日の新しい方向へ向けさせることがある。彼らの種の他の者とは異なり、リピカは言語のいくつかの断片を使用してメッセージを――存在するか存在するであろう全ての既知の言語の混合であることもあるが――運び、少なくとも他のアイオーンと比較して自分の担当とコミュニケーションする際にかなりの時間と気を使う。リピカは自分の担当に、どのように現在の形状の範囲内で行動を調整していくつかの因果の責務の達成あるいは自己啓発の進歩をすべきかの助言を与える。しばしばそのような助言は、道徳の直観、理性、文化的概念のいかなる意味とも矛盾するように見える。リピカは悪のクリーチャーの悪行を叱るのと同じように、正義の者の慈善と善を罰する可能性がある。リピカにとって、属性と道徳のバランスは、行動の現実性と原因と結果の結び付き以外では取るに足らないものだ。
特定の仕事を実行することに集中していないとき、リピカはメッセージ、予兆、徴候を彼らの知恵を求める者とそうでない者の両方に伝える。これらのメッセージはしばしば、受け取る者が生きている期間の中では起こりえない非常に重要な巨大な出来事の象徴であることがあるが、それにもかかわらず、主体の行動が影響を及ぼしているとリピカは主張している。それ以外の時、リピカは単に生まれ変わる運命にある霊や輪廻転生した魂を導くだけであるように見える。特定の仕事に集中するリピカは――重要な歴史的な出来事を観察するか、他の存在にメッセージを届けるかに拘らず――その割り当てられた仕事を果たすことを遅らせようとされない限り他のクリーチャーを無視し、その時点で反応が激しくなる可能性がある。彼らは巧妙に出来事を操ろうとしている一方で、リピカは彼らの計画を邪魔する者に直面すると偉大な力を発揮する。
稀にこれらのアイオーンは現れ紛争を引き起こし、多元宇宙への大いなる被害は文明が行う行動によってなされるのだと主張する――しばしば須臾の間に決着がつくそうした決起は、このアイオーンの注意の対象にとっては恣意的に見えるかもしれない。さらに悪いことに、リピカの出現はアイオーンの力の更なる誇示の先触れとなるかもしれない。リピカが直接アカシック・レコードに記録する情報はモナドとして知られる概念または実体に予定を知らせ、この情報がプレローマ(Pathfinder Roleplaying Game Bestiary 2)――モナドの直接的な代表者であるより強力なアイオーン――によって広められるとオカルトの伝説の賢人は推測している。この理論が正しいならば、プレローマ・アイオーンに時に三千世界に衝撃を与える創造と破壊の行為という仕事が課されるため、リピカによって記述された情報は諸文明全体に重大な結果を及ぼす。多元宇宙のより伝統的な理論に同意するものは、リピカとプレローマの繋がりをより直接的な関係だと見做している。リピカがもし自身の目標を達成できないならば、プレローマを呼び出してそのアイオーンの奇妙で不可解な意志を制定する、時折壊滅的な終焉のために。しかしリピカの目的は概して余りに曖昧であり、彼らの干渉がしばしば無作為に見えるほどであるため、彼らを宥める方法が分かる定命の者は殆どいない。
リピカは身長約13フィート(約4m)であるが、体重が200ポンド(約90.1kg)を超えることは滅多にない――リピカの体躯は空洞になっていると思われる。あるリピカと別のリピカの区別は、前腕の模様と彼らの掌の目の色以外ではほぼできない。
経験点1,600
真なる中立/中型サイズの来訪者(アイオーン、他次元界)
イニシアチブ +7; 感覚 暗視60フィート、暗闇を見通す; 〈知覚〉+12
アーマー・クラス 18、接触16、立ちすくみ14(+1回避、+2外皮、+2反発、+3【敏】)
ヒット・ポイント 57(6d10+24)
頑健 +6、反応 +8、意志 +8
完全耐性 [氷雪]、クリティカル・ヒット、[毒]; 抵抗 [雷撃]10、[火炎]10; 呪文抵抗 16
移動速度 飛行30フィート(標準)
近接 叩きつけ(×4)=+10(1d4+4)
特殊攻撃 暗闇の追放、光の消費
擬似呪文能力 (術者レベル6; 精神集中+8)
回数無制限―ダンシング・ライツ
3回/日―ダークネス
1回/日―ディーパー・ダークネス、デイライト
【筋】18、【敏】16、【耐】19、【知】11、【判】17、【魅】14
基本攻撃 +6; 戦技ボーナス +9; 戦技防御値 25
特技 《イニシアチブ強化》、《回避》、《かすめ飛び攻撃》
技能 〈隠密〉+12、〈真意看破〉+12、〈知覚〉+12、〈知識:神秘学、歴史、自然、次元界〉+9、〈飛行〉+12
言語 心象
その他の特殊能力 明暗、虚空形態、万物への伸張
出現環境 気候問わず/地形問わず(外方次元界)
編成 単体
宝物 なし
謎めく短命なオタオスは明暗の釣り合いの管理人である。オタオスはどちらか一方への露出を不自然に長くする光と闇の超常的な発生源を探し、自然の規則を復活させることに取り組む。光の源を研究したり、大きな物体が影を投じていることを観察することで彼らに遭遇するかもしれない――彼らはあまりに多くの影を投じている物体を破壊しようとするのと同じ位、光源の修繕を支援する可能性がある。これらのアイオーンは物質界と影界の間の裂け目を探し、可能ならばこれらの亀裂を直そうとする。