出典 Bestiary 6 192ページ
経験点 3,200
混沌にして悪/大型サイズの人型生物(巨人)
イニシアチブ +0; 感覚 暗視120フィート、夜目; 〈知覚〉+5
アーマー・クラス 21、接触 9、立ちすくみ 21(+8外皮、-1サイズ、+4鎧)
ヒット・ポイント 76(9d8+36)
頑健 +10、反応 +3、意志 +3
防御的能力 凶暴性、岩つかみ強化
弱点 光に過敏
移動速度 30フィート
近接 バトルアックス=+12/+7(2d6+9/×3)、または叩きつけ(×2)=+11(1d8+6)
遠隔 岩=+6(1d8+9)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 岩投げ強化(140フィート)
(訳注:improved rock throwingとあるが不明)
【筋】23、【敏】10、【耐】19、【知】6、【判】10、【魅】7
基本攻撃 +6; 戦技ボーナス +13(武器破壊+15); 戦技防御値 23(対武器破壊25)
特技 《強打》、《渾身の一打》、《薙ぎ払い》、《武器熟練:バトルアックス》、《武器破壊強化》
技能 〈威圧〉+7、〈知覚〉+5、〈登攀〉+7
言語 巨人語
その他の特殊能力 斧使い、ストーン・ジャイアントの血統特性
環境 気候問わず/地下
編成 単体、2体、または部族(3~12)
宝物 標準
ほとんどの巨人は直系の祖先の巨人の種別の身体的特徴を持っているが、時おり他の種別の巨人に関連した身体的特徴を持った子供を産むことがある。ヒル・ジャイアントは他の巨人にはない特性を持つ巨人の一種族である。
(D20PFSRDより)
「マングレル・ジャイアント」は(巨人)の副種別を持つ全てのクリーチャーに追加できる先天性テンプレートである。注記がある場合を除いて、基本クリーチャーはすべてのデータと特殊能力を保持する。
その他の特殊能力:マングレル・ジャイアントは基本クリーチャーの全ての特殊攻撃、特性、能力を保持し、以下の特殊能力を得る。
巨人の血統特性(変則)/Giant Ancestry:マングレル・ジャイアントは自身の特性と別の種類の巨人の特性を持っており、この先祖に基づいて追加の能力を得る(以下の巨人の血統特性を参照)。
能力値:【耐】+2。ほとんどのマングレル・ジャイアントは、巨人の血統によって決定されるように、追加で能力値の増加を得る。先祖の巨人が+2より高い【耐久力】へのボーナスを与える場合、その高いボーナスがこの標準の+2のボーナスから置き換わる。
マングレル・ジャイアントは、自身の血統に基づいて追加の特性を得る。擬似呪文能力の場合、マングレル・ジャイアントの術者レベルは基本クリーチャーのヒット・ダイス、または基本クリーチャーの擬似呪文能力の術者レベルのいずれか高い方に等しい。
アッシュ・ジャイアント:アッシュ・マングレル・ジャイアントは開いた傷や腫瘍で覆われている。彼らは病気への完全耐性と、アッシュ・ジャイアントの病気(灰の癩病)能力を得る。【耐久力】+4。
イクリプス・ジャイアント:イクリプス・マングレル・ジャイアントの皮膚は濃い灰色でやや太り気味に見える。[即死]効果に対する完全耐性を得、1日1回以下を擬似呪文能力として使用できる:ディーパー・ダークネスまたはデイライト(どちらか選択した方)、ハームまたはヒール(どちらか選択した方)。【判断力】+2。
ウッド・ジャイアント:ウッド・マングレル・ジャイアントは淡いピンクの肌と目立つ眉がある。以下の擬似呪文能力を1日1回使用できる:エンラージ・パースン(自身のみ)、クウェンチ、スパイク・グロウス、スピーク・ウィズ・アニマルズ、チャーム・アニマル、ツリー・シェイプパス・ウィズアウト・トレイス。【敏捷力】+2。
オーシャン・ジャイアント:オーシャン・マングレル・ジャイアントは青い肌をしている。水陸両生の特殊能力、(水棲)の副種別、[氷雪]に対する抵抗10、[雷撃]に対する抵抗10を得る。【筋力】+2。
クラウド・ジャイアント:クラウド・ジャイアントは、淡い青または白い肌の細かい特徴を持っている。1日1回以下の擬似呪文能力を使用することができる:オブスキュアリング・ミスト、フォッグ・クラウド、レヴィテート(自身に加えて2,000ポンドまで)。また、特大武器使用能力を得る(ジャイアントは自身のサイズが通常ペナルティなしで用いることができるよりも1段階大きいサイズ段階の武器を用いることができる)。【判断力】+2。
クリフ・ジャイアント:クリフ・マングレル・ジャイアントは、赤茶色の肌に煌めく色の縞が走っている。未加工の石や自然の土を接触している時30フィートの振動感知を得、1日1回以下の擬似呪文能力を使用できる:キュア・モデレット・ウーンズ、ストーン・シェイプ、スピーク・ウィズ・アニマルズ。【判断力】+2。
ケイヴ・ジャイアント:ケイヴ・マングレル・ジャイアントは目立つ歯並びがあり灰緑色の肌をしている。ケイヴ・ジャイアントの斧使いと凶暴性のモンスターの共通能力を得る。【筋力】+2。
サン・ジャイアント:サン・マングレル・ジャイアントは金色の肌とかすかに輝く炎色の髪をしている。[火炎]と盲目に対する完全耐性を得、以下の擬似呪文能力を1日1回使用できる:デイライト、フレイム・ストライク。【判断力】+2。
シャドウ・ジャイアント:シャドウ・マングレル・ジャイアントは濃い灰色の肌をしている。シャドウ・ジャイアントの戦闘者の特殊能力と60フィートの暗視を得る。【判断力】+2。
ジャングル・ジャイアント:ジャングル・マングレル・ジャイアントは繊維状の植物の材料や木の樹皮のような質感の茶色と緑色の肌をしている。毒に対する完全耐性を得、ジャングル・ジャイアントの弓術専門家の能力を得る。【敏捷】+2。
ストーム・ジャイアント:ストーン・マングレル・ジャイアントは[雷撃]に対する完全耐性を得、以下の擬似呪文能力を1日1回使用できる:コール・ライトニング・ストーム、コントロール・ウェザー、レヴィテート。【筋力】+2。
ストーン・ジャイアント:ストーン・マングレル・ジャイアントには細長い頭と、岩に似た茶色または灰色の皮膚がある。ストーン・ジャイアントの岩つかみ強化を得、岩投げの射程単位を40フィート増加させる。基本クリーチャーが岩投げを持っていない場合、120フィートの有効射程でその能力を得る。外皮ボーナスが2増加する。
スラッグ・ジャイアント:スラッグ・マングレル・ジャイアントは錆色の肌をしている。[火炎]に対する抵抗10とスラッグ・ジャイアントの粉砕の一振りの能力を得る。【筋力】+2。
タイガ・ジャイアント:タイガ・マングレル・ジャイアントは濃い灰色の肌、赤い髪、強い下顎がある。protective spiritsからアーマー・クラスに+4の反発ボーナスを得、幻術に対する完全耐性を得る。【耐久力】+4。
(訳注:祖霊召喚のことか?)
デザート・ジャイアント:デザート・マングレル・ジャイアントはザラザラした日焼けした肌またはオレンジ色の肌をしている。[火炎]に対する完全耐性と、ボーナス特技として《軍用武器習熟:シミター》を得る。【敏捷力】+2。
トゥーム・ジャイアント:トゥーム・マングレル・ジャイアントは乳白色の無毛の肉がある。[即死]効果と麻痺に対する完全耐性と負のエネルギーへの親和性を得、コントロール・アンデッドを擬似呪文能力として1日1回使用できる。【判断力】+2。
ファイアー・ジャイアント:ファイアー・マングレル・ジャイアントはオレンジ色の髪と赤または黒い肌をしている。(火)の副種別を得([火炎]に対する完全耐性と[氷雪]に対する脆弱性を含む)、ボーナス特技として《軍用武器習熟:グレートソード》を得る。【筋力】+2。
プレイグ・ジャイアント:プレイグ・ジャイアントは病気の皮膚に見える。病気に対する完全耐性を得、以下の擬似呪文能力を1日1回使用できる:ウィザー・リム、コンテイジョン、デス・ネル。【判断力】+2。
フロスト・ジャイアント:フロスト・マングレル・ジャイアントは水色の肌と汚れた黄色の髪をしている。(冷気)の副種別を得([氷雪]に対する完全耐性と[火炎]に対する脆弱性を含む)、ボーナス特技として《軍用武器習熟:グレートアックス》を得る。【耐久力】+4。
マーシュ・ジャイアント:マーシュ・マングレル・ジャイアントは、淡い緑色の肌と無毛の体がある。20フィートの水泳移動速度を得、以下の擬似呪文能力を1日1回使用できる:オーギュリイ、ビストウ・カース、フォッグ・クラウド。【筋力】+2。
マウンテン・ジャイアント:マウンテン・マングレル・ジャイアントはイボ状の皮膚がある。[恐怖]に対する完全耐性を得、以下の擬似呪文能力を1日1回使用できる:インヴィジビリティ、ディーパー・ダークネス、ディメンジョン・ドア。【筋力】+2
ムーン・ジャイアント:ムーン・マングレル・ジャイアントは、薄暗い光の中でかすかに輝く淡い灰色の肌をしている。[火炎]と[氷雪]に対する抵抗10を得、以下の擬似呪文能力を1日1回使用できる:クレアオーディエンス/クレアヴォイアンス、ダンシング・ライツ、トゥルー・シーイング。【判断力】+2。
リヴァー・ジャイアント:リヴァー・マングレル・ジャイアントは渦巻き模様のついた緑色の肌をしている。息こらえのモンスターの共通能力と、〈水泳〉判定に+4の種族ボーナスを得る。【耐久力】+4。
ルーン・ジャイアント:ルーン・ジャイアントはすべてのマングレル・ジャイアントの中でも最も希少なものの一種である。ほんの微かに光る入れ墨のように赤いルーンが煌めく黒い肌をしている。ルーン・マングレル・ジャイアントの脅威度は基本クリーチャーの脅威度+2に等しい。[火炎]、[氷雪]、[雷撃]に対する完全耐性を得る; ルーン・ジャイアントの持つルーン能力を得る; 以下の擬似呪文能力を1日1回使用できる:エア・ウォーク、サジェスチョン、チャーム・パースン、マス・チャーム・モンスター、ディマンド。【筋力】+6、【耐久力】+8、【判断力】+4、【魅力】+4。
(AoNより)
「マングレル・ジャイアント」は(巨人)の副種別を持つ全てのクリーチャー(以下基本クリーチャーと呼ぶ)に追加できる先天性テンプレートである。注記がある場合を除いて、基本クリーチャーはすべてのデータと特殊能力を保持する。
脅威度:クリーチャーのサイズに変更無い限り、基本クリーチャーに等しい。変更があった場合、基本クリーチャーの脅威度+1に等しい。
その他の特殊能力/Special Qualities:マングレル・ジャイアントは基本クリーチャーのあらゆる特殊攻撃、その他の特殊能力、そして能力を保持し、以下のその他の特殊能力を得る。
巨人の血統特性(変則)/Giant Ancestry:マングレル・ジャイアントは自身の特性と別の種類の巨人の特性を持っており、この先祖に基づいて追加の能力を得る(以下の巨人の血統特性を参照)。マングレル・ジャイアントは巨人の血統特性を1つだけ有することができる。
マングレル・ジャイアントは、自身の血統に基づいて追加の特性を得る。1d4をロールし、マングレル・ジャイアントが得る特性の数を決定する。次に1d6をロールして、ジャイアントが持つその血統の特性をランダムに決定し、かぶった場合は再ロールする。擬似呪文能力の場合、マングレル・ジャイアントの術者レベルは基本クリーチャーのヒット・ダイス、または基本クリーチャーの擬似呪文能力の術者レベルのいずれか高い方に等しい。クリーチャーのサイズが変更された場合、Pathfinder RPG Bestiaryの296ページの表2-2に記載されているように能力値と外皮ボーナスを修正する。
アッシュ・ジャイアント:アッシュ・ジャイアントの血統を持つマングレル・ジャイアントは形が崩れ、開いた傷や腫瘍で覆われている。
1.災厄に対する完全耐性/Affliction Immunity:ジャイアントは病気または毒に対する完全耐性を得る(どちらか一つを選択する; この能力は2回選択することができる)。
2. 病気/Disease:ジャイアントは病気(灰の癩病)能力を得る(Pathfinder RPG Bestiary 3 126ページ)。
3. 特大武器使用/Oversized Weapon:ジャイアントは特大武器使用能力を得る(Pathfinder RPG Bestiary 3 126ページ)。
4. 単純な心/Simpleminded:ジャイアントの【知力】は2減少する。最小値は3である。
5. 蟲との共感/Vermin Empathy:ジャイアントは蟲との共感能力を得る(Pathfinder RPG Bestiary 3 126ページ)。
6. 2回ロールする(以降の6の目は再ロールする)。
クラウド・ジャイアント:クラウド・マングレル・ジャイアントは繊細な特徴と淡い青または白の肌を持っている。基本クリーチャーのサイズが超大型よりも小さい場合、そのサイズ段階を1段階増加させる。
1. 雲の魔法/Cloud Magic:ジャイアントは1日1回使用できる以下の擬似呪文能力を得る:フォッグ・クラウド、レヴィテート(自身に加えて2,000ポンドまで)。
2. 巨人渡り/Giant Stride:ジャイアントの基本移動速度が10フィート増加する(最大50フィート)。
3. 特大武器使用/Oversized Weapon:ジャイアントは特大武器使用能力を得る(Bestiar 147ページ)。
4. 強力な叩きつけ/Powerful Slam:ジャイアントの叩きつけは2d6ポイントのダメージを与える。
5. 血の匂い/Smell the Blood:ジャイアントは鋭敏嗅覚能力を得る。
6. 2回ロールする(以降の6の目は再ロールする)。
ファイアー・ジャイアント:ファイアー・ジャイアントの血統を持つマングレル・ジャイアントは燃えるようなオレンジ色の髪と深い赤またはすすけた黒い肌を持つ。
1. 火の身体/Fiery Body:ジャイアントは(火)の副種別を得る。
2. 灼岩/Heated Rock:ジャイアントは灼岩能力を得る(Bestiar 148ページ)。
3. 重装鎧訓練/Heavy Armor Training:ジャイアントはボーナス特技として《鎧習熟:重装》を得る。
4. 剣の訓練/Sword Training:ジャイアントはボーナス特技として《軍用武器習熟:グレートソード》を得る。
5. 不格好/Ungainly:ジャイアントは【敏捷力】を2減少させる。最小値は1である。
6. 2回ロールする(以降の6の目は再ロールする)。
フロスト・ジャイアント:フロスト・ジャイアントの血統を持つマングレル・ジャイアントは水色の肌と冷ややかな青から汚れた黄色の髪の毛を持つ。フロスト・マングレル・ジャイアントは、雪中での〈隠密〉判定に+2の種族ボーナスを得る。
1. 待ち伏せ/Ambusher:ジャイアントはボーナス特技として《技能熟練:隠密》を得る。
2. 斧訓練/Axe Training:ジャイアントはボーナス特技として《軍用武器習熟:グレートアックス》を得る。
3. 冷えた岩/Chilled Rock:ジャイアントは岩投げを行うとき攻撃アクションの一部として、身体の冷たさを岩に移すことができる。冷えた岩は追加の1d6ポイントの[氷雪]ダメージを与える。
4. 氷の身体/Icy Body:ジャイアントは(冷気)の副種別を得る。
5. 不格好/Ungainly:ジャイアントは【敏捷力】を2減少させる。最小値は1である。
6. 2回ロールする(以降の6の目は再ロールする)。
ストーン・ジャイアント:ストーン・ジャイアントの血統を持つマングレル・ジャイアントは、細長い頭と岩に似た茶色または灰色の肌を持っている。ストーン・マングレル・ジャイアントは、岩の地形での〈隠密〉判定に+4のボーナスを得る。
1. 暗視/Darkvision:ジャイアントは60フィートの暗視を得る。
2. グレートクラブ訓練/Greatclub Training:ジャイアントは《軍用武器習熟:グレートクラブ》を得る。
3. 岩つかみ強化/Improved Rock Catching:ジャイアントは岩つかみ強化能力を得る(Bestiary 151ページ)。基本クリーチャーが岩つかみ能力を持たない場合、代わりに岩つかみ能力を得る。
4.岩投げ強化/Improved Rock Throwing:ジャイアントの岩投げ能力の射程単位を40フィート増加させる。基本クリーチャーが岩投げを持っていない場合、120フィートの射程単位で岩投げ能力を得る。
5. 石の肌/Stony Skin:ジャイアントの外皮ボーナスは2増加する。
6. 2回ロールする(以降の6の目は再ロールする)。
タイガ・ジャイアント:タイガ・マングレル・ジャイアントは、濃い灰色の肌、赤い髪、そして強い下顎を持っている。基本クリーチャーのサイズが超大型より小さい場合、サイズ段階を1段階増加させる。このマングレル・ジャイアントは、下生えでの〈隠密〉判定に+4のボーナスを得る。
1. 素早き反応/Quick Reactions:ジャイアントはボーナス特技として《神速の反応》を得る。
2. 環境耐性/Resilient:ジャイアントは常時の擬似呪文能力としてエンデュア・エレメンツを得る。
3. 抜け目ない/Shrewd:ジャイアントの【判断力】は2増加する。
4. 殺戮者/Skirmisher:ジャイアントはボーナス特技として《機動射撃》を得る。
5. 祖霊召喚/Spirit Summoning:ジャイアントは祖霊召喚能力から提供される反発ボーナスと完全耐性とを得る(Pathfinder RPG Bestiary 2 131ページ)。
6. 2回ロールする(以降の6の目は再ロールする)。