ザイゴマインド

ザイゴマインド Zygomind

この巨大な真菌はのように見える。そして奇妙なが内部から発散している。

ザイゴマインド 脅威度18 Zygomind 脅威度 18

経験点153,600
真なる中立超巨大サイズ植物
イニシアチブ +7; 感覚 擬似視覚100フィート、夜目〈知覚〉+7
オーラ 恍惚のオーラ(300フィート、難易度36、10ラウンド)、悪臭(100フィート、難易度29、2d4ラウンド

防御

アーマー・クラス 24、接触9、立ちすくみ17(+15外皮、-8サイズ、+7【敏】
ヒット・ポイント 266(28d8+140); 高速治癒20
頑健 +21、反応 +16、意志 +16
防御能力 全周囲視覚ダメージ減少 20/魔法および斬撃; 完全耐性 植物の種別特性呪文抵抗 29

攻撃

移動速度 5フィート、登攀 5フィート
近接 触手(×4)=+23(2d8+10、加えて“つかみ”および“催眠胞子”)
接敵面 30フィート; 間合い 30フィート(触手は50フィート)
特殊攻撃 途切れなき現実催眠胞子クリエイト・アンデッド締めつけ(2d8+10)、捕獲難易度29加えて“催眠胞子”、1d10ラウンド硬度5、ヒット・ポイント10)
擬似呪文能力術者レベル18; 精神集中+30)

回数無制限:グレーター・クリエイト・マインドスケープ

一般データ

【筋】31、【敏】25、【耐】20、【知】―、【判】24、【魅】35
基本攻撃 +21; 戦技ボーナス +39(+43組みつき); 戦技防御値 56(足払いされない)
技能 〈登攀〉+18
その他の特殊能力 胞子爆散

生態

出現環境 温暖/地形問わず
編成 単体
宝物 なしまたは乏しい

特殊能力

アンデッド創造(超常)/Create Undead ザイゴマインド接敵面伏せ状態となった無防備状態の身体は、毎日1ポイントの【耐久力】吸収を受ける。この方法でんだ体は精神を持たない実体のあるアンデッドとして起き上がる(典型的にはスケルトンゾンビ)。ザイゴマインドによって作成されるアンデッドはこの植物から離れて徘徊し、彼らの内にある潜行性の心象風景を運ぶ。彼らの叩きつけ噛みつき攻撃催眠胞子の能を得、距離に関係なく、心象風景の餌食となったクリーチャーザイゴマインドの方へと歩くことを強制させる。彼らがザイゴマインドの10マイルの範囲内にいる限り、アンデッドはこの繋がりを保持する。ザイゴマインドから10マイルを超えたアンデッドは自由意志を持つアンデッドとなり、心象風景との繋がりと催眠胞子の能を失う。

恍惚のオーラ(超常)/Fascinating Aura ザイゴマインドの300フィート以内のクリーチャーは各ターン難易度36の意志セーヴに成功するか植物の心休まる精神的な命令によって恍惚状態とならなければならない。ほとんどの場合、既知のザイゴマインドが明らかな脅威であるので(つまり恍惚効果を壊すので)、この能は主に検知されていないザイゴマインドのためのものであるが、ザイゴマインドの脅威を知っているクリーチャーであったとしても、セーヴィング・スローに失敗すると依然としてザイゴマインド途切れなき現実の能に晒される。セーヴ難易度【魅力】に基づいている。

途切れなき現実(超常)/Seamless Reality ザイゴマインド接敵面に入るか、ザイゴマインド恍惚のオーラに対するセーヴに失敗するか、ザイゴマインド催眠胞子の対象となったクリーチャー難易度29の意志セーヴに成功するかザイゴマインド心象風景に引き込まれなければならない。ザイゴマインド心象風景は不明瞭かつ有害であり、時間は内部のクリーチャーに対し早く動く。それ以外ではあらゆる点で響を受け心象風景に入ったクリーチャーにとって彼の次元界と同様に機能する。他の心象風景に意識が引き込まれたクリーチャーの身体とは異なり、ザイゴマインド心象風景精神が引き込まれたクリーチャーの身体は移動することができる; クリーチャーは常にラウンド毎に5フィートの割合でザイゴマインドに近づく。ひと度ザイゴマインド接敵面に入るならば、犠牲者は伏せ状態となり、その精神が偽りの現実を逍遙する間ザイゴマインドがゆっくりとその体の滋養を吸収するのを許す。ザイゴマインド恍惚のオーラに掴まれたクリーチャー恍惚状態である毎ラウンド心象風景に入ることを避けるためのセーヴィング・スローに成功しなければならない。セーヴ難易度【耐久力】に基づいている。

催眠胞子(変則)/Soporific Spores ザイゴマインドと物理的接触を行うクリーチャー難易度29の意志セーヴに成功するか1d4日間眠りに入らなければならない。そのような眠っているクリーチャーザイゴマインド心象風景にいることを理解するための判定セーヴに-5のペナルティを受ける。セーヴに成功したクリーチャーは24時間ザイゴマインド催眠胞子に24時間完全耐性を持つ。セーヴ難易度【耐久力】に基づいている。

胞子爆散(超常)/Spore Explosion ザイゴマインド破壊されるに破裂し、概して宇宙へと戻る方法を見つけてに数千年間太陽に沿って漂ってから新たな知的生命体のへと引き寄せられる、エーテル胞子の雲を発する。

物質界上の文明は多くの災害――ハリケーン地震流行病など――を恐れるが、繁茂するザイゴマインドほどに狡猾で確実に居住地に破滅を齎すものは皆無である。これらの巨大な真菌はエーテル胞子として宇宙を浮遊し、知性のあるクリーチャー繁栄する場所頑丈な菌糸を広げていく。動物知性の低いクリーチャーが消え始める程度であるため、若いザイゴマインドの存在は最初は無害であり検知することが難しい。最終的に、より知的なクリーチャー獲物をそのまで追跡し、己を見失い、数日あるいは数週間さえ後に、遥かに上位の知的生物をサイゴマインドのの下へともたらす本能に支配された感染したアンデッドとなって文明圏へと彷徨い戻る。ほんの数かの間のみで、成長したザイゴマインドは小さな都市を壊滅させ、その成長を加速させ500フィートの怪物になる。

サイゴマインドが々の上から見えるようになる頃になると、その地域の知的生命体にとっては遅れだろう; ザイゴマインド狡猾念術的なはそのようなクリーチャーのほとんどが備える抵抗を屈服させる。頻繁に、ザイゴマインド調査する者は自分が破壊しようとしている対象そのもののに屈した事を認識しないまま変容した現実へと継ぎなく滑り落ちる。ザイゴマインド心象風景精神精緻奴隷化する毎に説得を増すばかりである――この真菌は都市全体を、これらの居住地の現実世界の住人が遊病的にザイゴマインドへと進むのと同に再建することができる。軍隊全体はこの災厄を地域から取り除くことを意図して成熟したザイゴマインドへと行進し、突撃半ばで強襲をやめ、静かに歩き、列ごとに、ザイゴマインドの物理的および念術的な掌握に呑まれるのみである。この植物の残酷な皮は、これらの兵士たちが恐らく自分たちの勝利を信じて、この狡猾な真菌を打倒し、する家の元へ帰還し、最終的に長く生き生きとした生活の末にぬという思い出を作り出しながら余生を生きる間に、現実の世界のザイゴマインドの菌糸体は彼らの無防備状態の身体から栄養分を吸い取りアンデッド下へと変えているというところにある。

ザイゴマインド下の広範囲に亘る習性のため、この菌糸はこの知名度の低いクリーチャーを知っている者にとって追跡することが比較的簡単だ。ゾンビや他の意に満ちたアンデッド物語ザイゴマインド響を指すことがある、特にそのアンデッドの犠牲者が感染後に特定の方向へと彷徨う場合には。特に熱心な冒険者はこれらの心を奪われたクリーチャーの1体を真菌へと遡る全ての間追跡することができるが、その犠牲者が定める規則正しい速度は、最高に忍耐強い個人を除いた全員にとって耐えられない程に遅いと証明する事がある。近くの町での急激な遊病の多発や、そこの労働者たち全員が一言もなく共に森へと消えていった杣人の宿営について囁く噂話のような、より微妙な掛かりもザイゴマインド響を仄めかすかもしれない。

ザイゴマインドへの手がかりを追う段を持つ者は、必ずこの真菌に自身を供する途上のゆっくりと揺れ動く心象風景に縛られた犠牲者の群れに遭遇する。これらの犠牲者の無気状態を捨てさせようとすることは効果がなく、彼らを強制的に拘束することはせいぜい一的な解決策である。折、特定の勇敢あるいは無鉄砲な冒険者は、内部に閉じ込められている人々の精神解放を望んで自発的にザイゴマインド心象風景を受け入れる。しかしこれは危険に満ちた行いである、なぜならば、冒険者の身体は同じ割合でザイゴマインドへと近づき、冒険者の意識は人々の都市に対して彼らの世界が偽の構築物だという証明を試みるという大々的な挑戦に直面するからだ。強念術の術者はマインドスケープ・ドアのような呪文を使用して犠牲者が逃げるのを伝う幸運を持った事があるが、ザイゴマインド心象風景からそのように強制的に出ることはザイゴマインド自身の注意を引き、この植物は本能的にそうした念術の侵略者へと激しく襲い掛かる。

ザイゴマインドがどのくらいの時間ある地域付いたかに依るが、心象風景閉じ込められることを避けることができるクリーチャーザイゴマインド体のの中から、それらを齎した体が萎れてアンデッドとして蘇った際に捨てられた武器、鎧、魔法のアイテムの紛れもない財宝を見つけることができるかもしれない。当然のことながら、利口な冒険者は真菌の中でのそのように発見したものが、単にザイゴマインド心象風景によって強要されるもう一つの幻想に過ぎないかもしれないことに常に気が付いているに違いない。クリーチャーがひと度ザイゴマインド接触したなら、強念術魔法あるいは心象風景論理危険に精通した者の助けなしに、居住する世界が本当の世界であるかに再び確信が持てることは決して無い――しかしそれでも尚、ザイゴマインドは犠牲者を本当に自由であると安心させるそうした個人と能の幻想を滑らかに作り出す。

完全に成長したとき、ザイゴマインドは身長500フィート(約152m)に達し、その菌糸体は四方八方に10マイルほど伸び、数百トンものバイオマスを構成する。主となる通常直径25~40フィート(約7.6~12.2m)で体重およそ40,000ポンド(約18.1t)である。

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