経験点6,400
混沌にして悪/大型サイズの来訪者(悪、アザータ、混沌、他次元界)
イニシアチブ +3; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+9
アーマー・クラス 24、接触12、立ちすくみ21(+12外皮、-1サイズ、+3【敏】)
ヒット・ポイント 101(7d10+63)
頑健 +12、反応 +10、意志 +6
ダメージ減少 5/―; 完全耐性 [雷撃]、石化、毒; 抵抗 [音波]5、[強酸]5、[火炎]10、[氷雪]10
移動速度 20フィート、飛行60フィート(標準)
近接 +1ロングソード=+12/+7(2d6+8/19~20)、尾の打撃=+6(2d6+2、加えて“つかみ”)または苦痛の接触=+11接触(2d6、加えて1d6【敏】ダメージおよび“痙攣”)、尾の打撃=+6(2d6+2、加えて“つかみ”)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 悪意ある凝視(難易度18)、苦悶の嘆き(難易度18)、締めつけ(2d6+5)、バードの呪芸(21ラウンド/日)
擬似呪文能力 (術者レベル7; 精神集中+2)
3回/日―ダークネス、ノック、ハリューサナトリ・テレイン(難易度19)、ライト
1回/日―スピーク・ウィズ・アニマルズ、スピーク・ウィズ・プランツ、チャーム・パースン(難易度16)
3レベル(2回/日)―クラッシング・ディスペア(難易度18)、テリブル・リモース(難易度18)
2レベル(4回/日)―サジェスチョン(難易度17)、ピアッシング・シュリーク(難易度17)、ブラインドネス/デフネス(難易度17)、レイジ
1レベル(6回/日)―イアピアッシング・スクリーム(難易度16)、コーズ・フィアー(難易度16)、レッサー・コンフュージョン(難易度16)、チャーム・パースン(難易度16)、ヒディアス・ラフター(難易度16)
0レベル(回数無制限)―ゴースト・サウンド(難易度15)、ダンシング・ライツ、デイズ(難易度15)、ディテクト・マジック、リード・マジック、レジスタンス
【筋】20、【敏】17、【耐】27、【知】14、【判】8、【魅】21
基本攻撃 +7; 戦技ボーナス +13(+17組みつき); 戦技防御値 26(足払いされない)
特技 《頑健無比》(B)、《持久力》(B)、《神速の反応》、《戦闘発動》、《追加HP》(B)、《鋼の意志》、《不屈の闘志》(B)、《ホバリング》
技能 〈威圧〉+13、〈隠密〉+9、〈芸能:弦楽器〉+17、〈真意看破〉+9、〈生存〉+10、〈知覚〉+9、〈知識:自然〉+9、〈はったり〉+15、〈飛行〉+11; 種族修正 +8〈威圧〉、+4〈生存〉
言語 地獄語、天上語、竜語; 真言
出現環境 気候問わず
編成 単体
宝物 標準(+1ロングソード、高品質の竪琴、その他の宝物)
バードの呪芸/Bardic Performance リレンドは7レベル・バードの呪芸を持ち、打ち消しの調べ、恍惚の呪芸、勇気鼓舞の呪芸、自信鼓舞の呪芸、示唆の詞のバードの呪芸を得る。
ブロークン・ソウルは苦悩と痛みの発現だ。肉体、精神の持久力の両方の極限まで拷問され、それらの限界を超えさせられたブロークン・ソウルは、超常的な頑強さと耐久能力の蓄えと、自身の恐ろしい苦悩を他人に課す能力がつく。
各ブロークン・ソウルは体の上に明らかに見える耐えてきた拷問の独特の特徴がある。その皮膚は瘢痕の組織が多数あり、薄れ消えることのない打ち傷で損なわれ、無数の傷跡が痛々しい。ある場合では、ブロークン・ソウルの肉体は剥がされ、筋肉の組織と骨を露わにしている。滲出性の痛みや開いている切り傷は、ブロークン・ソウルの体を覆い決して治療されることはない。手足は多くの場合、正しく治されなかった骨折の結果捻じられ、指、爪先、耳、他の付属物を欠落しているかもしれない。ブロークン・ソウルの存在は果てしない苦しみの1つであり、恒常的な痛みはクリーチャーを取り返しのつかないほど苛立たせる。彼らの狂気において、これらの不運な人は他の全てのクリーチャーが嫌いで、彼らの傷と苦しみを遭遇する全てに課そうとする。
ブロークン・ソウルにはいくつもの発生の仕方がある。無慈悲なる虐待者の手による悍ましき扱いの結果として対応して生まれるブロークン・ソウルもいる。他のブロークン・ソウルは無力な捕虜から精神的、肉体的苦痛の悲惨な刑を通した加虐的な拷問によって意図的に作られる。クリーチャーの心身を壊すことによってそうした拷問者は、耐えなければならない絶え間ない苦痛によってその忠誠心が確実なものになっている守護者や従者を作ることを望む。さらに悲惨なブロークン・ソウルは自分の苦しみを共有させる為に、自らの手でそれを行って自種族を生み出し、生きているバラバラな芸術という陰惨な作品を作る。これらの「芸術家」はよく最初に自らを作成した拷問者を興奮させ、自分たちを作成した者が自分たちに行った技能を完全化してから、自分が見つけることができる不運な他のクリーチャーに注意を回す事がある。
「ブロークン・ソウル」は3ポイント以上の【知力】を持つ如何なる生きているクリーチャーにも付与できる後天性テンプレートである(基本クリーチャーとして以後表記する)。ここで記されることを除き、ブロークン・ソウルは全ての基本クリーチャーのデータと特殊能力を使用する。
アーマー・クラス:たくさんの瘢痕の組織がブロークン・ソウルの体の隅から隅までを覆い、基本クリーチャーの外皮ボーナスを+4増加させる。
防御的能力:痛みと虐待に慣れているので、ブロークン・ソウルはダメージ減少5/―および、[強酸]、[氷雪]、[雷撃]、[火炎]、[音波]に対する抵抗5を得る。
移動速度:ブロークン・ソウルは恒常的な苦痛があるため、移動速度が10フィート減少する(最小移動速度は5フィート)。
特殊攻撃:ブロークン・ソウルは下記の特殊攻撃を得る。特に明記していない限り、セーヴ難易度は10+ブロークン・ソウルのヒット・ダイスの1/2+ブロークン・ソウルの【魅力】修正値に等しい。
苦悶の嘆き(超常)/Agonized Wail:標準アクションとして、ブロークン・ソウルは聞く者に恐怖を思い起こさせる苦悶の嘆きを発することができる。ブロークン・ソウルから120フィート以内にいる全てのクリーチャーは、意志セーヴに成功しない限りブロークン・ソウルから120フィート以内にいる間怯え状態になる。セーヴに成功すると、24時間の間ブロークン・ソウルの苦悶の嘆きに完全耐性を持つ。これは[音波]、[精神作用]、[恐怖]の効果である。
悪意ある凝視(超常)/Baleful Gaze:ブロークン・ソウルの60フィート以内にいるクリーチャーは頑健セーヴに成功するか、1d4ポイントの【筋力】、【耐久力】、【魅力】吸収を受けなければならない。セーヴの結果がなんであれ、クリーチャーは1分間の間同じブロークン・ソウルの悪意ある凝視の影響を受けない。
苦痛の接触(超常)/Torturous Touch:ブロークン・ソウルは、目標の体に裂け目を開き恐ろしい苦痛の傷を引き起こすために接触攻撃を行うことができる。この接触は2d6ポイントの斬撃ダメージと1d6ポイントの【敏捷力】ダメージを与え、接触されたクリーチャーは痙攣の発作を起こし伏せ状態となり、1d4ラウンドの間幻惑状態となる。頑健セーヴに成功すると【敏捷力】ダメージと痙攣の発作を無視する。
能力値:【耐】+6、【判】-2(最低値1)。加えて、ブロークン・ソウルは選択した一つの能力値に+2のボーナスを加え、もう一つの能力値に-6のペナルティを受ける(最小値1)。これはこのテンプレートで修正される能力値に適応される。
特技:ブロークン・ソウルはボーナス特技として、 《不屈の闘志》、《持久力》、《頑健無比》、《追加HP》を得る。
技能:恒常的な苦痛のため、ブロークン・ソウルは〈威圧〉に+8の種族ボーナスを得るが、精神集中判定に-10のペナルティを受ける。
編成:単体。