経験点2,400
混沌にして悪/大型サイズの異形(他次元界)
イニシアチブ +5; 感覚 暗視60フィート、振動感知30フィート; 〈知覚〉+13
アーマー・クラス 19、接触10、立ちすくみ18(+9外皮、-1サイズ、+1【敏】)
ヒット・ポイント 68(8d8+32); 高速治癒5
頑健 +6、反応 +5、意志 +10
防御能力 斬撃の鱗; 完全耐性 [病気]; 抵抗 [強酸]10、[火炎]10
移動速度 20フィート、穴掘り20フィート、登攀20フィート
近接 噛みつき=+12(2d6+7、加えて“つかみ”)、針=+12(1d6+7、加えて“つかみ”)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 骨髄吸収、貫通させる顎、締めつけ(1d6+6)
擬似呪文能力 (術者レベル6; 精神集中+6)
【筋】24、【敏】13、【耐】19、【知】6、【判】14、【魅】11
基本攻撃 +6; 戦技ボーナス +14(+18組みつき); 戦技防御値 25(足払いされない)
特技 《イニシアチブ強化》、《神速の反応》、《追尾》、《鋼の意志》
技能 〈知覚〉+13、〈登攀〉+26
言語 奈落語
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体、2体、またはからまり(3~10)
宝物 乏しい
骨髄吸収(変則)/Marrow Drain グリムスレークの尾は、犠牲者の骨に穴をあける長い細い非常に鋭い巻きひげを伸ばす吸盤で覆われており、骨髄をそこから吸収する。即行アクションとして、グリムスレークは組みつき状態のクリーチャーあるいは無防備状態のクリーチャーから骨髄を吸収することができる。犠牲者はこの苦痛を伴う攻撃に難易度18の頑健セーヴに成功することで抵抗することができる; さもなければ、クリーチャーは恐怖の苦しみから1ラウンドの間よろめき状態となり1ポイントの【耐久力】吸収を受ける。セーヴ難易度は【耐久力】に基づいている。
貫通させる顎(超常)/Penetrating Jaws グリムスレークの噛みつき攻撃は冷たい鉄かつ銀のダメージ減少を克服する。
斬撃の鱗(変則)/Slashing Scales グリムスレークの背中を一直線に走っている鱗には非常に鋭い峰と棘があり、このクリーチャーはこれらの鱗を用いて攻撃者を環椎で斬るのに熟達している。肉体武器、素手打撃、あるいは軽い武器でグリムスレークを攻撃するクリーチャーは難易度15の反応セーヴに成功するか1d4ポイントの斬撃ダメージを受けなければならない。セーヴ難易度は【敏捷力】に基づいている。
蛆に似たグリムスレークはアビスの戦場で一般的に見つかり、幾つもの死体の上を這いまわり、骨髄や他の死者の中にある重要な体組織を吸い取る。当然のことながら、新しい死体が利用できないとき、グリムスレークは生きている犠牲者へと熱心に向かう――食事の間彼らは悲鳴の音に特に喜びを感じる。アビスにいる間、彼らはレッサー・デーモンを狩ることが多いが、これらの半知的なゴミ漁りは定命の人型生物を特に珍味だと理解している。
雌雄同体であるグリムスレークは食事の残りを自分たちの卵の孵卵器として使用する。食べた後、彼らは吸収した死体を卵で満たしそれら卵を受精させる。その後彼らはそれら卵を放棄して新しい餌場を探し、後に恐ろしい遺産を残す。他のこれらゴミ漁りたちは卵で満たされた体を本能的に避け、10~12日後に死体が壊れて開き、人間の腕の長さほどのグリムスレークの塊を放つ。これらのクリーチャーは共食いの貪欲な乱痴気騒ぎの中藻連れ合い、同族を食い切るまで急速に成長を続け、数日後、少数の生存者である完全に成長したグリムスレークらは新しい食料と孵卵器を探して出発する。
アビスでは一部のデーモン・ロードが死体を処分するためにグリムスレークを使う。他の者は拷問道具として利用する。最悪な者は、食料源として彼らを保つ――成長した個体を食べるのではなく、グリムスレークの若者でごった返す孕んだ死体を食事にする。