このワスプのようなクリーチャーは部分的に金属でできているように見える。空気を通じてブンブン唸り、その翼は虹色の輝きを発生させる。
経験点3,200
混沌にして悪/大型サイズの人造(他次元界)
イニシアチブ +10; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+13
アーマー・クラス 21、接触15、立ちすくみ15(+6外皮、-1サイズ、+6【敏】)
ヒット・ポイント 85(10d10+30); 高速治癒5
頑健 +5、反応 +9、意志 +4
完全耐性 [雷撃]、人造の種別特性
移動速度 30フィート、飛行30フィート(良好)
近接 噛みつき=+15(1d8+4)、爪(×2)=+15(1d6+4)、針=+15(1d6+4/19~20、加えて“毒”)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 静電放電、毒
【筋】18、【敏】23、【耐】―、【知】3、【判】13、【魅】1
基本攻撃 +10; 戦技ボーナス +15; 戦技防御値 31(対足払い35)
特技 《イニシアチブ強化》、《頑健無比》、《クリティカル強化:針》、《能力熟練:毒》、《武器の妙技》
技能 〈隠密〉+13、〈知覚〉+13、〈飛行〉+14; 種族修正 +8〈隠密〉、+8〈知覚〉
言語 奈落語(話せない)
出現環境 気候問わず/地形問わず(奈落界アビス)
編成 単体、2体、または小編成(3~12)
宝物 なし
毒(変則)/Poison 針・致傷型; セーヴ 頑健・難易度17; 頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間); 効果 1d4【敏】; 治癒 2回連続のセーヴ成功。
静電放電(超常)/Static Discharge 1d4ラウンド毎に1回、少なくとも10フィート飛行を行うための移動アクションの一部として、ウォーモンガー・ワスプの翼は60フィートの有効距離に電気の矢を放電することができる。矢はその目標に到達すると爆発し、20フィートの爆発に6d6ポイントの[雷撃]ダメージを与える(反応・難易度15・半減)。セーヴ難易度は【耐久力】に基づいている。
強力なリトリーヴァーと同様、ウォーモンガー・ワスプはアビス自体の原形質の肉と混沌の肥沃から作り上げられた人造である。部分的に有機体で部分的に金属であるウォーモンガー・ワスプは大規模な戦闘における上空の援護要因としてデーモンの軍に仕える。電気攻撃はデーモンに影響を及ぼさないので、電気に基づいた爆発はデーモンと定命の者が衝突する戦場でうまく機能する。ウォーモンガー・ワスプは作られるよりむしろ、成長し、これらの人造を製作する手続きは定命の作成者の理解の範疇を超えているが、術者は自分の命令を遂行するよう召喚することができる。ウォーモンガー・ワスプは単純な命令を理解するだけの知性があり、一般的には戦場の状況と関連した命令だけを理解する。
ウォーモンガー・ワスプは体長約10フィート(約3m)、翼幅20フィート(約6m)、体重1,200ポンド(約544kg)。
ウォーモンガー・ワスプは来訪者でないにも拘らず、プレイナー・アライあるいはプレイナー・バインディングの呪文で召喚できる。しかしながら、術者は召喚するとき注意をしなければならず、特殊な準備された香、珍しい獰猛な昆虫の分泌物と高価な蛍光インクで描かれる複雑な図を用いて、呪文の完了時にワスプが術者に攻撃されないようにしなければならない。これらの構成要素は、15,000gpのコストがかかり、呪文を発動することに関連する通常のコストと置き換える(プレイナー・アライで必要な召喚されたクリーチャーに支払う返礼と同様に、プレイナー・バインディングでクリーチャーを脅し奴隷状態にさせるのに必要な【魅力】判定を含む)。
ウォーモンガー・ワスプは原形質の肉と混沌から有機的に成長するので、多くの人造とは異なり、各々のウォーモンガー・ワスプにはユニークで恐ろしい外見があり、そしてワスプは時間とともに歪み、捻じれ、変異する。大抵の場合、重大な変異は不具化を証明し、究極的にはワスプの死を引き起こす一方で、稀な場合、変異したワスプは進化の新しい形に到達し、マサカー・ワスプとなる:戦略を練り、戦場での機動において、他のウォーモンガー・ワスプを率いていくことが可能なウォーモンガー・ワスプのより強力な亜種である。マサカー・ワスプは通常アドヴァンストもしくはジャイアントの単純なテンプレート並びに、サモナーの幻獣の進化に相当する6進化ポイントまたはそれに類似する力のレベルと範囲である他のモンスターの能力を持つ。マサカー・ワスプの静電放電は1d4ラウンド毎に1回の代わりに1ラウンドに1回使用できる。