リトリーヴァー

リトリーヴァー Retriever

雄象並みの大きさの蜘蛛が荒々しき挑戦の意をもって4本の後ろ足で身を起こし、魔法のエネルギーでそのをゆらめかせている。

リトリーヴァー 脅威度11 Retriever

経験点12,800
混沌にして悪超大型サイズ人造(他次元界)
イニシアチブ +7; 感覚 暗視60フィート、〈知覚〉+15、夜目

防御

アーマー・クラス 25、接触11、立ちすくみ22(+14外皮、-2サイズ、+3【敏】
ヒット・ポイント 137(15d10+55); 高速治癒5
頑健 +7、反応 +10、意志 +5
防御能力 人造の種別特性

攻撃

移動速度 50フィート
近接 噛みつき=+19(1d8+6、加えて“つかみ”)、(×4)=+19(2d6+6/19~20)
接敵面 15フィート; 間合い 15フィート
特殊攻撃 目の光線(+16遠隔接触
擬似呪文能力術者レベル20)

回数無制限―ディサーン・ロケーション

一般データ

【筋】22、【敏】16、【耐】―、【知】3、【判】11、【魅】1
基本攻撃 +15; 戦技ボーナス +23(組みつき+27); 戦技防御値 36(対足払い40)
特技 《イニシアチブ強化》《頑健無比》《強打》《クリティカル強化:》、《神速の反応》《追加HP》《突き飛ばし強化》《薙ぎ払い》
技能 〈知覚〉+15
言語 奈落語(話せない)
その他の特殊能力 執拗

生態

出現環境 気候問わず/地形問わず(奈落界アビス
編成 単体
宝物 なし

特殊能力

目の光線(超常)/Eye Rays リトリーヴァー距離100フィートの魔法的な光線を4種類放つことができる。リトリーヴァーは1フリー・アクションとして、各ラウンドに1本の光線を発射できる。各種類光線はそれぞれ4ラウンドに1回ずつしか使用できない。リトリーヴァーは物理的攻撃を行なうのと同じラウンドに1回、目の光線を発射することができる。目の光線機会攻撃を誘発しない。光線セーヴ難易度はどれも19である。このセーヴ難易度【耐久力】修正値に基づいて算出されており、+2の種族ボーナスを含んでいる。目の光線効果は以下の通り:

執拗(超常)/Relentless リトリーヴァーは常スパイダー・クライムウォーター・ウォーク効果響下にある。この効果は解呪できない。

必ずしもすべての人造金属などの命を持たぬ物質から作られているわけではない。大いなる彼方の最も暗き一では、とある強デーモン・ロードたちが、奈落界アビスにあるの加わっていない原形質の塊をこねくり回し、生命も感情も支配に抗う意志も持ち合わせない、ぞっとする怪異を形づくるを修めている。怪異なるリトリーヴァー(「奪還する者」の意)はそうした人造としては最もよく知られた、捜し出すよう命じられた相に対して強なエネルギーをぶちまけることのできる蜘蛛に似た巨大な被造物である。

デーモン・ロードたちはリトリーヴァーを使役して、大胆にも忠誠心をかなぐり捨てた者たちや奴隷の暮らしから逃げ出した者たちを捜し出す。大抵、デーモンリトリーヴァーがいるということは、それだけで低位のデーモンたちの忠誠を確たるものとするに足る。この人造は、特定の品を追跡し、それを主人の下へ取り戻すことにも長けている。リトリーヴァー知性は命じられた仕事に集中できる程度にはあるが、反抗し自由を切望するという思考に至るにはまったく足りていない。

リトリーヴァーの身体は象ほどの大きさがあり、を広げた全長は30フィート(約9m)近くある。体重は6,500ポンド(約3t)。

リトリーヴァーの召喚

リトリーヴァー種別来訪者ではないにも拘らず、グレーター・プレイナー・アライグレーター・プレイナー・バインディングのどちらかを用いて召喚しうる。だが、召喚しようとする呪文使いは、特殊で稀少なと、高価な燐性のインクを使ってに描いた複雑な図式とを使用して、呪文が完成してもリトリーヴァー呪文使い攻撃することのないよう注意しなければならない。こうした構成要素には25,000gpの費用がかかり、どちらかの呪文の発動に関連する通常コスト(これにはグレーター・プレイナー・バインディングに必要な【魅力】判定も含まれる)と置き換わる。


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