経験点19,200
混沌にして悪/中型サイズのアンデッド
イニシアチブ +5; 感覚 暗視60フィート、生命感知; 〈知覚〉+21
アーマー・クラス 26、接触16、立ちすくみ20(+1回避、+10外皮、+5【敏】)
ヒット・ポイント 161(17d8+85); 高速治癒5(生ける形態参照)
頑健 +10、反応 +12、意志 +13
防御能力 エネルギー放出に対する抵抗 +4; 完全耐性 アンデッドの種別特性; 抵抗 [氷雪]30
移動速度 30フィート
近接 噛みつき=+18(2d6+1、加えて“出血”および“麻痺”)、爪(×2)=+18(2d6+1、加えて“出血”および“麻痺”)
特殊攻撃 吸血(1d4【耐】)、血液吸収、フィアーの円錐形(60フィート、難易度23)、麻痺(1d4ラウンド、難易度23)、よろめきの凝視
擬似呪文能力 (術者レベル12; 精神集中+17)
3回/日:インヴィジビリティ、ガシアス・フォーム、コマンド・アンデッド(難易度17)、ドミネイト・パースン(難易度20)、フォッグ・クラウド
【筋】13、【敏】20、【耐】―、【知】11、【判】12、【魅】21
基本攻撃 +12; 戦技ボーナス +13; 戦技防御値 29
特技 《一撃離脱》、《回避》、《強行突破》、《渾身の一打》、《神速の反応》、《鋼の意志》、《武器熟練:噛みつき》、《武器熟練:爪》、《武器の妙技》
技能 〈隠密〉+16、〈交渉〉+14、〈真意看破〉+12、〈知覚〉+21、〈知識:貴族〉+8、〈はったり〉+14、〈変装〉+17
言語 共通語、地獄語、奈落語
その他の特殊能力 生ける形態、同族作り
出現環境 気候問わず/地上または地下
編成 単体または随行員(1d3、加えて2d6スポーン)
宝物 標準
血液吸収(超常)/Absorb Blood 出血しているクリーチャーに隣接したサヨナは自動的にその出血を早め、1ラウンドに1回そのクリーチャーのターンにそのクリーチャーに1ポイントの【耐久力】ダメージを与え、肌から血を吸収する。
同族作り(超常)/Create Spawn サヨナが中型もしくは小型サイズの人型生物かフェイを血吸収もしくは吸血の能力によって殺すと、犠牲者は24時間後にアドヴァンスト・クリーチャーの単純なテンプレートと吸血の能力を持ったグールとして立ち上がる。スポーンは主人が破壊されるまでサヨナの奴隷である。
生ける形態(超常)/Living Form 標準アクションとして、サヨナは24時間若い美しい女性に変成することができる。過去1時間の間に血吸収したか吸血した場合にのみこの能力を使用することができる。この形態では(ディテクト・アンデッドや類似の効果の目的において)アンデッドの代わりに生きているクリーチャーのオーラを持ち、高速治癒は10まで増加し、正のエネルギー攻撃(エネルギー放出など)は半分のダメージを受け、フィアーの円錐形や凝視攻撃を使用することができない。この形態で聖水を浴びたり、正のエネルギー攻撃を受けることは、1d4時間この変成の持続時間を減少させる。
よろめきの凝視(超常)/Staggering Gaze 1d4ラウンドの間よろめき状態にする、30フィート、意志・難易度23・無効。これは[精神作用]効果である。このセーヴ難易度は【魅力】に基づいている。
血の涙を流す彼らの能力から時折「すすり泣くヴァンパイア」と呼ばれる事もあるサヨナは強力かつ知的なアンデッド・クリーチャーであり、定命の者を狩って最も妬むものを盗む:生きた肉体の内で存在するという能力を。真なるヴァンパイアではない一方で、これらの2種類のクリーチャーの類似性はサヨナを良く知らないものへ相当な混乱を生み出す。サヨナとヴァンパイアは定命の者の血で自身を支えるが、サヨナは血を口に入れず、代わりに皮膚(吸血を使用するときでも)を通して吸収し、それを使って自身の捻じれた形状を生前の美人の外見――もしくはそうだったと信じているもの――に変成する。
とりわけ、サヨナは若さを欲する。彼らの起源の物語は、最初のサヨナは年をとっていて、恋人が彼女を捨て若い情人に走ったうぬぼれの強い女性であったと主張している; その女性は自分の恋人の子供の血に浸かる事で恨みを晴らし、それから自殺した。不死に堕ちた彼女は血の涙を泣き叫び、美しい若い女性を捕食しながら世界を彷徨う――彼女らを殺害し、彼女らの美しさを盗み、そして彼女らをぞっとするアンデッドの魔物に変成して自分と運命を永遠に共有させる。