経験点2,400
真なる中立/大型サイズの粘体
イニシアチブ -5; 感覚 擬似視覚60フィート; 〈知覚〉-5
アーマー・クラス 4、接触4、立ちすくみ4(-1サイズ、-5【敏】)
ヒット・ポイント 103(9d8+63)
頑健 +10、反応 -2、意志 -2
ダメージ減少 10/斬撃; 完全耐性 [雷撃]、[火炎]、粘体の種別特性
移動速度 10フィート、登攀10フィート
近接 叩きつけ=+15(3d6+15、加えて“吐き気がする膜”)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 吐き気がする膜、転がる烈火
【筋】30、【敏】1、【耐】24、【知】―、【判】1、【魅】1
基本攻撃 +6; 戦技ボーナス +17; 戦技防御値 22(足払いされない)
技能 〈登攀〉+18
吐き気がする膜(超常)/Nauseating Film ロイリング・オイルが叩きつけ攻撃に成功したとき、目標の一部を粘りつく臭いのする膜で覆う。影響を受けたクリーチャーは難易度19の頑健セーヴに成功するか1d4+1ラウンドの間吐き気がする状態とならなければならない。セーヴに成功すると代わりに1ラウンドの間吐き気がする状態となる。これは[毒]効果である。別のクリーチャーは全ラウンド・アクションを行うことで膜の一部をこすり取って1ラウンド吐き気がする状態の残りの持続時間を減少させられる。
転がる烈火(超常)/Rolling Inferno ロイリング・オイルは揮発性で可燃性である。この粘体は[火炎]ダメージと[雷撃]ダメージに完全耐性を持つが、一般的な物でも魔法的なものであってもどちらかのエネルギー種別に晒されることは、点火して半径20フィート以内の全てのクリーチャーと物体に5d6ポイントの[火炎]ダメージを与える爆発を起こす(反応・難易度21・半減)。点火するとき、ロイリング・オイルはその吐き気がする膜の能力を失うが、叩きつけ攻撃は追加の2d6ポイントの[火炎]ダメージを与え、着火の特殊攻撃を得る(反応・難易度21・半減)。両方の難易度は【耐久力】に基づいている。燃え上がったあと、ロイリング・オイルはロイリング・オイルのマスと5フィート向こうを隠蔽する煙を放つ。この煙は示されている範囲でフォッグ・クラウドのように機能する。水は炎を消さないが、[氷雪]ダメージやガスト・オヴ・ウィンドあるいは類似した効果は炎を消す。さもなければ、ロイリング・オイルは元の状態に戻るまで1分間燃えている。粘体が燃えている間、どのような追加の[火炎]ダメージあるいは[雷撃]ダメージによってでも持続時間は延長するが、追加の爆発は起こらない。
タールと錬金術師の火の魔法的合成物であるロイリング・オイルは揮発性の危険な粘体である。食すべき動物および植物の物質のために地下のトンネルや都市の下水設備、水路で狩りをする。厚く、粘り気があり、黒いワックスの輝きのある広がりに似ているロイリング・オイルは、ベタベタとした仮脚で打つことができる獲物を見つけるためにゆっくりと平面や壁を越えて動く。ロイリング・オイルの一塊が攻撃するとき、一撃を加える為に形状を伸ばし変形する工程によって内部の質量の一部が酸素として晒される。この作用は油と悪臭のする脂肪の刺激臭を作り出す。ロイリング・オイルの一撃は目標を、犠牲者を吐き気で圧倒できる悪臭を帯びた膜で厚く塗る。ロイリング・オイルは、獲物を殺して貪る前に、この物質で完全に餌食を覆うことを好む。しかしより危険なのは、ロイリング・オイルを燃やそうとしているクリーチャーはよりロイリング・オイルを危険にするだけだという事実である。小さな火の粉や炎でさえもこの貪欲な粘体を、冷たい風や強い風だけが保護手段として働く煉獄の業火へと変えることができる。粘体自体は炎からの痛みを感じず、妨げられることもないが、そのような試みは範囲内の他の全てを焼く結果をもたらす可能性がある。