塊状の殻のような真菌は非常に厚く成長しているため、その内の大量の植物は隠れている。
経験点3,200
真なる中立/中型サイズの植物
イニシアチブ +3; 感覚 暗視60フィート、全周囲視覚、夜目; 〈知覚〉+12
アーマー・クラス 20、接触13、立ちすくみ17(+7外皮、+3【敏】)
ヒット・ポイント 85(10d8+40)
頑健 +10、反応 +6、意志 +6
防御能力 精神病の仮面; ダメージ減少 5/斬撃; 完全耐性 植物の種別特性; 抵抗 [火炎]10
移動速度 20フィート
近接 叩きつけ(×3)=+13(1d8+5、加えて“毒”)
遠隔 剃刀の頭(×3)=+10(1d8+5、加えて“毒”)
特殊攻撃 剃刀の頭、毒、幻視
【筋】20、【敏】17、【耐】16、【知】7、【判】12、【魅】9
基本攻撃 +7; 戦技ボーナス +12; 戦技防御値 25
特技 《技能熟練:隠密》、《技能熟練:知覚》、《追加HP》、《鋼の意志》、《武器熟練:叩きつけ》
技能 〈隠密〉+14、〈知覚〉+12
言語 共通語(話せない)
出現環境 暑熱/森林または密林
編成 単体、2体、または共棲集団(5~12)
宝物 なし
毒(変則)/Poison 叩きつけまたは剃刀の頭―致傷型、または胞子―吸入型; セーヴ 頑健・難易度18; 頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間); 効果 1d3【判断力】加えて幻視; 治癒 2回連続のセーヴ成功。このセーヴ難易度は【耐久力】に基づいている。
精神病の仮面(変則)/Psychotic Musk 斬撃あるいは刺突武器でサイケポアーにダメージを与えるクリーチャーは胞子の雲を放出させ、攻撃者をサイケポアーの毒に晒す。
剃刀の頭(変則)/Razor Conk サイケポアーは剃刀のように鋭い菌類の覆いの3つの断片を標準アクションとして発射することができる。これは30フィートの射程単位を持つ遠隔攻撃として扱う。
幻視(変則)/Visions サイケポアーの毒に影響を受けたクリーチャーは、異界の意図の幻視で曇った精神を持つ。目標がそのサイケポアーの毒に対するセーヴィング・スローに失敗したラウンドは、難易度18の2回目の意志セーヴに成功するか1ラウンドの間混乱状態とならなければならない。これは[精神作用、毒]効果である。セーヴ難易度は【耐久力】に基づいている。
サイケポアーは2つの異なる植物クリーチャーの共生である――シャンブリング・マウンドの遠縁のよろめき進む少量の下生えと、悪意ある集団知性を持つ硬い菌類の知的な集合の。自身では、よろめく下生えは知的なクリーチャーではなく、どうにか新鮮な日光と水の源の方へと移動する事を認識している一方で、真菌の頭部は知的であるが不動である。この2種類は、この念術的な真菌がよろめく下生えに襲い掛かるときのみ重大な脅威となり、そのクリーチャーは恐ろしいサイケポアーへと変身する。
サイケポアーは微生物を介して毒を作り出し、犠牲者たちに、宿主の生理機構と結合して新たなサイケポアーを作り出そうとする真菌の胞子を広げる。一般的にこれらの胞子が共存できる唯一のクリーチャーはサイケポアーの基部を作るよろめく者であるが、これらの胞子はその典型的な宿主でないクリーチャーにも奇妙な影響を及ぼす。そのようなクリーチャーは彼らの心が奇妙な共生生物の異界の意志によって示される想像を理解あるいは拒絶しようとする際に妄想の幻視に苦しみ、彼らの身体は必死に異界の胞子を強制的に排出しようとする。一部の文化はサイケポアーを収穫して、毒を蒸留して強力な薬物にし、それを内なる知識を求める宗教的儀式に使うか暗い路地で残酷で儚い人生から一時的に逃げ出す為に使う――あるいは精神的な拷問や他の種類の尋問の間に用いる自白剤へと変成させる為に使う。
ほとんどのサイケポアーは無意味にも繁殖を試みる為だけに攻撃し、通常は無益に終わる努力に憤懣を貯めているようには見える事はないが、より知的な検体は直接性は劣るがより実りの多いアプローチを追求し、しばしば複製に必要な下生えを集めるのを助ける者に仕える。テレパシーの秘密または自身の毒を調整して憑依魔法を複製する方法を学ぶこれらのクリーチャーの更に高度に発達した知的なバージョンがいるという噂がある。これらの超知的なサイケポアーは、文化的な構造を認識し、彼らの目標を達成するために他の生命の形態を操作することに大きな喜びを覚える。
サイケポアーは高密度の図体のでかいものである。サイケポアーは身長6フィート(約1.8m)かそれをわずかに上回り、体重約300ポンド(約136kg)。