小さな森の動物が切り株の上に身じろぎもせずに座っている。そして切り株の表面が裂け、鋭い歯の生えた口になった。
経験点4,800
真なる中立/中型サイズの異形
イニシアチブ +4; 感覚 暗視60フィート、全周囲視覚; 〈知覚〉+14
アーマー・クラス 21、接触10、立ちすくみ21(+11外皮)
ヒット・ポイント 97(13d8+39)
頑健 +9、反応 +6、意志 +10
移動速度 5フィート、穴掘り5フィート、登攀5フィート
近接 噛みつき=+12(1d6+3)、触手(×8)=+11(1d4+1、加えて“つかみ”および“引き寄せ”)
接敵面 5フィート; 間合い 5フィート(触手は15フィート)
特殊攻撃 産みつけ、締めつけ(触手1d4+3)、引き寄せ(触手、5フィート)
【筋】17、【敏】10、【耐】17、【知】6、【判】14、【魅】7
基本攻撃 +9; 戦技ボーナス +12(組みつき+18); 戦技防御値 22(足払いされない)
特技 《イニシアチブ強化》、《頑健無比》、《技能熟練:知覚》、《上級組みつき》 (B) 、《神速の反応》、《神速の反応強化》、《武器熟練:触手》、《複数回攻撃》
技能 〈隠密〉+9、〈真意看破〉+8、〈知覚〉+14、〈知識:自然〉+4、〈登攀〉+15、〈変装〉-1(切り株に成りすます場合は+11); 種族修正 +12〈変装〉
その他の特殊能力 屍のルアー
屍のルアー(変則)/Corpse Lure その切り株の上に死体を乗せ、小さな押し出された繊維によって操ることで、ウルフ・イン・シープス・クロッシングは死体をぞんざいに操作し、人形のように操ることができる。死体は切り株から離れることはできず、複雑な動作もできないが、ウルフ・イン・シープス・クロッシングの触手の有効距離内により大きな獲物を誘い込むのに使うことができる。ウルフ・イン・シープス・クロッシングがこの方法で操ることができる最大の死体はそれ自体よりも2段階サイズが小さいものである(中型のウルフ・イン・シープス・クロッシングなら超小型のクリーチャー)。ウルフ・イン・シープス・クロッシングが死体をこのように使っている場合、通常の種族ボーナスの他に〈変装〉判定に+8のボーナスを得る。
産みつけ(変則)/Implant ウルフ・イン・シープス・クロッシングは2つの方法のいずれかでクリーチャーにその卵を産みつけることができる。この怪物が屍のルアーとして使っている死体を食べたクリーチャーは自動的に卵を産みつけられる。その他に1日に1回まで、ウルフ・イン・シープス・クロッシングは無防備状態または押さえ込まれた状態のクリーチャーに組みつき行動の一部として卵を産みつけることができる。目標は難易度19の頑健セーヴに成功すれば産みつけに抵抗することができるが、失敗した場合は種を孕まされ、種はゆっくりと栄養を盗み取ってから最後に宿主の腹を破る自意識を持ったクリーチャーとなる。この寄生種は難易度25の〈治療〉判定(成否に関わらず1時間かかり3d6ポイントの斬撃ダメージを与える)に成功すれば宿主の腹から切除することができる。リムーヴ・ディジーズ(または何らかの同種の効果)も産みつけられた卵を殺すことができる。
ウルフ・イン・シープス・クロッシングの卵/Wolf-in-Sheep's-Clothing Egg:食い荒らし・摂取型; セーヴ頑健・難易度19; 潜伏期間 1日; 頻度 1回/日; 効果宿主の【筋力】が0になるまで1d4【筋】ダメージ、その後パラサイトが飛び出すために3d6ダメージ; 治癒 3回連続のセーヴ成功。このセーヴ難易度は【耐久力】に基づいている。
ウルフ・イン・シープス・クロッシングは最初は森の中の空き地の中にある、恐らく小動物がその上に座っている木の切り株以上のものには見えない。肉食獣が近くに来た場合のみその小動物が実際はとっくに死んでいてその姿を通じて延びている触手によって偽りの命を与えられているのだと明らかになるが、その時はすでに遅し、ウルフ・イン・シープス・クロッシングは猟師志願をその待ちかねていた口に引きずり込んでしまう。
知的ではあるが、この怪物は他者とのつながりをほとんど必要としない。彼らのは繁殖方法は死体をルアーとして使う戦術と同じくらいぞっとするものである。というのも彼らは寄生性の卵を生きている宿主に産みつけ、子が孵化した時に食べる新鮮な食べ物とするからだ。
ウルフ・イン・シープス・クロッシングは通常は差し渡し4~5フィート、体重200ポンド。