経験点1,600
真なる中立/大型サイズの魔獣
イニシアチブ +2; 感覚 暗視60フィート、鋭敏嗅覚、夜目; 〈知覚〉+15
アーマー・クラス 18、接触12、立ちすくみ15(+1回避、+6外皮、-1サイズ、+2【敏】)
ヒット・ポイント 52(5d10+25)
頑健 +9、反応 +6、意志 +2
防御能力 フリーダム・オヴ・ムーヴメント
移動速度 30フィート、飛行60フィート(良好)
近接 噛みつき=+9(1d8+5)、鋏(×2)=+4(1d6+2)、針=+9(1d6+5、加えて“毒”)
接敵面 10フィート; 間合い 5フィート
特殊攻撃 産みつけ
擬似呪文能力 (術者レベル10; 精神集中+10)
【筋】21、【敏】14、【耐】21、【知】3、【判】12、【魅】10
基本攻撃 +5; 戦技ボーナス +11; 戦技防御値 24
特技 《回避》、《技能熟練:知覚》、《ホバリング》
技能 〈知覚〉+15、〈飛行〉+8; 種族修正 +4〈知覚〉
言語 アクロ語(話せない)
出現環境 温暖/森林
編成 単体または兄弟姉妹(2~12)
宝物 なし
産みつけ(変則)/Implant スパイダー・イーターは生きた宿主の内側で卵を育てる。宿主に卵を産みつけることは機会攻撃を誘発する全ラウンド・アクションであり、目標は無防備状態かつ生きていなければならない。卵が産みつけられると卵は麻痺性の酵素を滲み出し、犠牲者を持続的な麻痺状態に置くだけでなく、昏睡状態ではあるが意識を残したまま生かし、餓死することのないようにする。その状態は1d6週間以内のその卵が孵るまで持続し、その時点でヤング・スパイダー・イーターが宿主の大半を喰らい、殺す。卵は難易度25の〈治療〉判定(この判定は成否に関わらず宿主に2d6ポイントのダメージを与える)による外科手術で除去でき、除去した時点から1d6ラウンドで宿主は麻痺から回復する。麻痺状態あるいは病気を除去する魔法効果(リムーヴ・パラリシス、リムーヴ・ディジーズ、あるいはヒールなど)もまたその卵を破壊するが、ただの麻痺や病気に対する完全耐性は卵に対する防護を提供しない。
毒(変則)/Poison 針・致傷型; セーヴ 頑健・難易度17; 頻度 1回/分(6分間); 効果 1分の間“麻痺状態”; 治癒 1回のセーヴ成功。このセーヴ難易度は【耐久力】に基づいている。
危険なクリーチャーの混合体であるこの捕食者はその名が示す通り、スパイダーを狩り、捕食する。スパイダー狩りに対する最高の恩恵はその針、飛行能力、強力な鋏を別にすると獲物を捕える為の粘着く蜘蛛の糸を伝って滑るように駆ける能力だ。他のクリーチャーにとっては気の毒なことに、好みの獲物に拒まれた時スパイダー・イーターは見つけられた生きているクリーチャーを自身の貪欲な子の宿主にしようとする。
狩猟時、スパイダー・イーターは空から標的へと落ち、棘の生えた尾で獲物を刺す。そして空へと戻ってホバリングして、毒が回るのを待つ。相手が麻痺に屈すると、スパイダー・イーターは再度上陸し、喰らうか卵を産み付ける。
典型的な獣よりも知的であり、言語理解(通常アクロ語)さえできるほどであるが、スパイダー・イーターは比較的頭の回転が鈍い。にも関わらず、その知性は調教に抵抗するには十分にある――スパイダー・イーターと仲間になろうとする者は交渉とスパイダー・イーターが食べるか産みつけるような贈り物か、あるいは威圧と強制によって友人になるしかない。
スパイダー・イーターは体長おおよそ14フィート、身長6フィート。このクリーチャーは翅を広げると20フィートを超え、体重は約2,000ポンド。