(Detect Magic, Greater/上級魔法の感知)
出典 Ultimate Intrigue 212ページ
系統:占術; レベル:アーケイニスト2、インクィジター2、ウィザード2、ウィッチ2、ウォープリースト2、オカルティスト2、オラクル2、クレリック2、サイキック2、サモナー2、サモナー(アンチェインド)2、シャーマン2、スカルド2、スピリチュアリスト2、ソーサラー2、ドルイド2、バード2、ハンター2、ミーディアム2、メイガス2、メスメリスト2
発動時間:標準アクション
構成要素:音声、動作
距離:60フィート
効果範囲:円錐形の放射
持続時間:精神集中、最大で1分/レベルまで(解除可)
セーヴィング・スロー:不可; 呪文抵抗:不可
この呪文はディテクト・マジックと同様に機能するが、術者は自分の見つけた魔法のオーラからより多くの情報を得ることができる。また、ずっと前に存在していたオーラを見つけることができる。術者はオーラの強さにかかわらず、術者レベル毎に1日までの残留オーラを識別することができる。
加えて、術者は標準アクションでこの呪文に精神集中する際、呪文の範囲内にいるクリーチャー1体を精査し、そのクリーチャーのオーラに残っている呪文の痕跡を識別することで、そのクリーチャーが発動した最後の呪文を識別することができる。これには、〈呪文学〉判定を行う必要があり、呪文を識別するための難易度は20+クリーチャーの術者レベルに等しい。
最後に、術者は魔法のオーラに存在する特徴的な要素を識別し、その呪文と発動した人物を対応づけることができる。呪文のオーラを識別するには、特定の呪文1つに対して集中するために1ラウンドを費やさなければならない。また、その術者に対する対抗〈知識:神秘学〉判定に成功しなければならない。術者が自分の特徴を隠そうとせず、特定の要素を強調するようにとしていた場合、難易度15+呪文レベルの〈知識:神秘学〉判定に成功すれば良い。識別した呪文の使い手との対応づけが分かれば、術者は顔や声を簡単に見分けることができる。術者は呪文の特徴を理解したため、呪文を識別した後に〈呪文学〉判定に成功することで、ある呪文を同じ人物が発動したかどうかを判別できるようになる。グレーター・マジック・オーラはこの情報を隠蔽することができ、この呪文に対して他の人物が発動したかのように見せかけることができる。グレーター・ディテクト・マジックを使用すれば、マジック・オーラに対してセーヴィング・スローを行える。ただし、グレーター・マジック・オーラに対しては行えるようにならない。