経験点800
混沌にして悪/小型サイズの来訪者(悪、混沌、他次元界)
イニシアチブ +6; 感覚 暗視60フィート、暗闇を見通す; 〈知覚〉+9
アーマー・クラス 15、接触13、立ちすくみ13(+2外皮、+1サイズ、+2【敏】)
ヒット・ポイント 32(5d10+5)
頑健 +5、反応 +6、意志 +2
移動速度 10フィート、飛行60フィート(良好)
近接 針=+10(1d3+4、加えて“毒”)、翼(×2)=+5(1d3+2、加えて“つかみ”)
特殊攻撃 包むような翼、締めつけ(1d3+1)、毒
【筋】18、【敏】15、【耐】13、【知】5、【判】12、【魅】8
基本攻撃 +5; 戦技ボーナス +8(+12組みつき); 戦技防御値 20(対足払い24)
特技 《イニシアチブ強化》、《かすめ飛び攻撃》、《ホバリング》
技能 〈隠密〉+14、〈知覚〉+9、〈飛行〉+16
言語 奈落語
出現環境 気候問わず/地形問わず(奈落界アビス)
編成 単体、2体、1孵りの兄弟姉妹(3~9)、または巣(10~30)
宝物 なし
毒(変則)/Poison 針・致傷型; セーヴ 頑健・難易度13; 頻度 1回/ラウンド(4ラウンド間); 効果 1d4【判】ダメージ; 治癒 2回連続のセーヴ成功。
包むような翼(変則)/Wrap Wings サムヒギンが敵をつかむためにその翼攻撃を使用するとき、その翼で目標の頭を包み、サムヒギンがそのクリーチャーに組みついている間、犠牲者は盲目状態を得る。この能力は、頭部に感覚器官がないクリーチャーに影響を及ぼさない。
サムヒギンはアビスの混沌とした構造から出てくる単純な害虫である。彼らは昏睡状態に陥るまで獲物を毒で冒し、それから耳障りな口を使ってゆっくりとそれを引き裂いてばらばらにする。サムヒギンは彼らの領土における侵入者を軽蔑し、彼らの針は多くの冒険者に狂気と衰弱を与え、このアビスの飽くなき捕食者にとって好都合な犠牲者にする。サムヒギンは自身では恐怖を見せることはないかもしれないが、より大きな恐怖が簡単な食事を望み彼らの後に続く。
サムヒギンは奇妙に見えるクリーチャーで、蝙蝠の翼と針のような先端の尾を持つ飛行するオタマジャクシとしてアビスを訪れる定命のものによって特徴づけられる。彼らはアビスの暗いところで、そして物質界の出身次元界に近い切れ目の光のない場所に潜む。彼らの膨らんだ瞬きしない瞳はなんとなく蛙のようであり、しばしば準備ができていない冒険者が見る最後のものとなる、この厄介のクリーチャーは自らの翼で犠牲者の頭部を包み獲物を盲目にすることを好むがために。彼らの小さな口には、獲物の存在に応じて放たれる厚い舌がある。
サムヒギンは赤色から緑色に至るまでの色の厚い鱗片に覆われた皮膚がある。サムヒギンは典型的に飛行して遭遇するが、地上で巣をつくっている間、彼らの下に隠れている4本の昆虫のような脚で立つ。彼らは小さいが、2フィートの高さで8ポンドの体は犠牲者に空気中を突進するとき印象的な光景を与える。
彼ら自身の種と付き合う際、サムヒギンは極めて移ろ気になりうる。一般的に、彼らは他のサムヒギンと一緒になる傾向があるが、ほぼあらゆる事態が彼らを引き離しうる。これが起こると、サムヒギンは混沌とした怒りの完全な力をお互い発揮し、奇怪なクリーチャーが最後の1体となるまで――時折誰もいなくなるまで――刺し掴む。
彼らが自分たちの間で戦っていない時、サムヒギンは騒々しく、羽ばたく群れとして共同生活をし、不運なクリーチャーが彼らの巣に転がり込むのを待つ。犠牲者に出会う時、サムヒギンは思考し歩くことのできるものを好む。なぜならばそうした者たちは最も美味なる恐怖の反応を提供するからである。無駄に叫び怯える間に、怯える犠牲者に精神を悴ませる毒を注射することよりサムヒギンが愛しているものはない。サムヒギンはほとんどの通常の動物を、新鮮な獲物を待ち過ぎて飽きてこない限り無視する。しかしながら、時々、サムヒギンの特に大きな巣は挑戦のために大きく印象的なクリーチャーを倒そうとする。