経験点1,600
真なる中立/大型サイズの植物
イニシアチブ +1; 感覚 振動感知60フィート; 〈知覚〉+0
アーマー・クラス 17、接触10、立ちすくみ16(+7外皮、-1サイズ、+1【敏】)
ヒット・ポイント 52(7d8+21)
頑健 +8、反応 +3、意志 +2
ダメージ減少 10/刺突; 完全耐性 植物の種別特性; 抵抗 [雷撃]10、[火炎]10
移動速度 40フィート
近接 叩きつけ=+8(2d8+6)
接敵面 10フィート; 間合い 5フィート
特殊攻撃 蹂躙(2d8+6、難易度17)、毒、胞子
【筋】18、【敏】13、【耐】17、【知】―、【判】11、【魅】1
基本攻撃 +5; 戦技ボーナス +10(+12蹴散らし); 戦技防御値 21(足払いされない)
特技 《蹴散らし強化》 (B)
毒(変則)/Poison 胞子―吸入; セーヴ 頑健・難易度16; 頻度 1回/ラウンドを6ラウンド:効果 1d2【筋】ダメージ; 治癒 2セーヴ。セーヴ難易度は【耐久力】に基づく。
胞子(変則)/Spores 1ラウンドに1回、フリー・アクションでアスコモイドは致命的な胞子を30フィートに噴出できる。クリーチャーや壁のような硬い表面に衝突すると、その噴出はうねる胞子の雲となり、半径10フィートの拡散範囲を満たす。この雲は霧散するまでの間1ラウンド持続する。雲内部のクリーチャーは難易度16の頑健セーヴに成功しない限り雲の中にいるあいだ吐き気がする状態となる。この吐き気のセーヴに失敗したクリーチャーはまたアスコモイドの毒(上記参照)にも晒される。セーヴ難易度は【耐久力】に基づく。
菌類とは思えないほど大きなアスコモイドは、生きた獲物を感知して動き出し、そちらへ転がり始めるまではよく巨大なホコリタケと間違えられる。彼らはクリーチャーの生命を奪うとすぐに移動を始め、あとに残した胞子はその死体の肉を養分として使用し新たなアスコモイドとして育つ。アスコモイドは幅10フィートまで成長できるが、400ポンド以上になることは稀である。
アスコモイドは成長には光を必要としないが、湿った環境が必要となる。彼らは棲み家を定めないが、ときに同じ場所を繰り返し行き来し、その経路にこれまでの犠牲者の骨を散らかすことがある。
群れないことが一般的なクリーチャーではあるが、アスコモイドたちは湿度が高く食料源が多くある――あるいはうっかりした通行人が頻繁に来る――場所に住み、時に致命的な集合となることがある。そのようなこれら巨大な茸の集落はときに他の生気のない植物の大洞窟の中に潜んでいることがある。振動を看破する能力により、わずかな震えや潜在的足取りでも彼らは転がり、洞窟に隠れるものから肉の粉砕機へと転身する。荒々しく跳ねるアスコモイドの集団はときに数時間かけて元の場所に戻ることで、獲物の移動と自分たちの種族の躓きを区別する。ときに、アスコモイドは急な頂きを棲み家にすることが知られている。彼らはそこから恐ろしい菌糸類の雪崩の中を転がり登攀者を押し潰す。
アスコモイドに潰された者やその胞子の犠牲者はぞっとするような終わりを迎え、その死体は素早く育つ不屈の茸の苗床となる。アスコモイドの幼体であるカビは急速に芽吹き、一般的には24時間以内に芽を出す。48時間後、そのような犠牲者にはこのモコモコした茶色がかった緑色のカビが繁茂し、死体には拡散するカビが行き渡り、食べられてしまうため、もはやレイズ・デッドでは命を取り戻せなくなる。ひと月以内に、新たなアスコモイドがその汚らしい食いカスから形作られる。