キュトン

キュトン Kyton

意あるのついたがこの痩せっぽちの人を飾り、縛めの隙間からはぎざついた傷跡が刻み込まれた人のように褪めたがのぞく。

キュトン 脅威度6 Kyton

経験点2,400
秩序にして悪中型サイズ来訪者キュトン他次元界秩序
イニシアチブ +7; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+14

防御

アーマー・クラス 21、接触13、立ちすくみ18(+4外皮、+3【敏】、+4鎧)
ヒット・ポイント 60(8d10+16); 再生2(善属性武器と[]の呪文武器
頑健 +8、反応 +9、意志 +3
ダメージ減少 5/または完全耐性 [氷]; 呪文抵抗 17

攻撃

移動速度 30フィート
近接 (×4)=+11(2d4+2)
接敵面 5フィート; 間合い 5フィート(は10フィート)
特殊攻撃 鎖使い狼狽させる凝視

一般データ

【筋】15、【敏】17、【耐】14、【知】11、【判】12、【魅】12
基本攻撃 +8; 戦技ボーナス +10; 戦技防御値 23
特技 《イニシアチブ強化》《鋭敏感覚》《武器熟練:》、《無視界戦闘》
技能 〈威圧〉+12、〈軽業〉+14、〈製作:鉄鍛冶〉+11、〈脱出術〉+14、〈知覚〉+14、〈登攀〉+13
言語 共通語、獄語
その他の特殊能力 鎖の鎧

生態

出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体、2体、小連(3~6)、大連(7~20)
宝物 標準

特殊能力

鎖の鎧(変則)Chain Armor キュトンの身を飾るは、キュトンに+4の鎧ボーナスを与える。ただし、秘術呪文失敗確率防具による判定ペナルティ【敏捷力】ボーナス上限重量習熟については鎧として扱わない。

鎖使い(超常)/Dancing Chains キュトンは1標準アクションとして20フィート以内にある4本までのを制御し、思いのままに跳ね回らせたり動かしたりすることができる。さらに、キュトン長さを15フィートまで延長したり、に鋭いを生やしたりもできる。こうしたは、キュトン自身であるかのように攻撃を行なう。が他のクリーチャーの所持品である場合、クリーチャーはそのに対するキュトンの支配を打ち破るために難易度15の意志セーヴを行なうことができる。セーヴに成功した場合、キュトンはその特定のを以後24時間の間、またはそのクリーチャーの所持品でなくなるまで、そのの制御を試みることができなくなる。キュトンは、制御している〈登攀〉判定を行なうことなく、通常通りの移動速度で登ることができる。このセーヴ難易度【魅力】修正値に基づいて算出されている。

狼狽させる凝視(超常)/Unnerving Gaze 距離30フィート・意志難易度15・無効キュトンは自分の顔を、1体の相の今は亡きする人々や、憎する敵たちに似せることができる。セーヴに失敗した場合、その相は1d3ラウンドの間、怯え状態になる。この効果は[精神作用]の[恐怖]効果である。このセーヴ難易度【魅力】修正値に基づいて算出されている。

しばしば獄界ヘルの位階にて分類され、充分な知識のない者からはチェインデヴィルと呼ばれる加虐被虐性のあるキュトンは、実はデヴィルではない。キュトンデヴィルの出現以前より獄界ヘルに存在する獄界ヘル原住民であることを示唆するものは多いが、キュトンはある加虐的な存在によって後からヘルに連れてこられたのだとする仮説を立てる者もいる。起源がどうであれ、キュトンは苦しみを与えるなり受けるなりしたいという欲望を抱いて獄界ヘルを闊歩しており、荒っぽい誘拐と加虐的な悦楽による苦痛を探し求めている。

ここに挙げたキュトンは、来訪者たるこのフィーンド種族の中の典型的なメンバーである。しかし、決してこのの唯一の種類というわけではない。デーモンデヴィルにおびただしい亜が存在しているのとまったく同様に、獄界ヘル影界にあるキュトンのジャラジャラと騒々しい都市にはキュトンの亜が住んでいるという噂は強い。こうしたキュトンはきまってここに挙げたものよりも強であり、しばしば擬似呪文能力や、拷問と苦痛というテーマに沿ったぞっとして不安を誘う特殊攻撃を持っている。最も強キュトンはまったく人の情けを持ち合わせず、キュトンという種族の真の始祖であるという噂は強い。ここに挙げたキュトン不運な犠牲者との邪なるたわむれの産物でしかないのだと。


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