出典 Bestiary 6 93ページ
経験点 2,400
真なる中立/超大型サイズの動物
イニシアチブ +7; 感覚 夜目; 〈知覚〉+8
アーマー・クラス 19、接触11、立ちすくみ16(+8外皮、-2サイズ、+3【敏】)
ヒット・ポイント 67(9d8+27)
頑健 +9、反応 +9、意志 +5
移動速度 40フィート
近接 噛みつき=+15(2d8+15、加えて“鎧への裂傷”)
遠隔 岩=+8(1d8+10)
接敵面 15フィート、間合い 15フィート
特殊攻撃 岩投げ(30フィート)
【筋】31、【敏】17、【耐】16、【知】2、【判】15、【魅】10
基本攻撃 +6; 戦技ボーナス +18; 戦技防御値 31
特技 《威圧演舞》、《イニシアチブ強化》、《強打》、《武器熟練:噛みつき》、《腕力による威圧》
技能 〈威圧〉+13、〈軽業〉+13、〈知覚〉+8、〈登攀〉+14; 種族修正 +4〈軽業〉、+4〈登攀〉
出現環境 温暖または暑熱/丘陵、または平地
編成 単体、2体、または部隊(3~10)
宝物 乏しい
鎧への裂傷(変則)/Puncture Armor デヴィル・モンキーの牙は鎧や衣類に壊滅的な打撃を与える。デヴィル・モンキーの噛みつきを受けたとき、噛みつかれたクリーチャーは難易度 17の反応セーヴを行わねばならず、失敗するとクリーチャーの着ている鎧にも噛みつき攻撃によって与えられたダメージを受けてしまう。目標が鎧を着ておらず、このセーヴに失敗した場合、50%の確率で、全身、胸部、頭部、肩周りの装備部位に着用している魔法のアイテムに噛みつきダメージが適用される(全ての潜在的な目標の中からランダムに噛みつかれるアイテムを決定する)。セーヴ難易度は【耐久力】に基づいている。
デヴィル・モンキーは、その明るい赤橙色の毛並みと、角のようにはっきりした毛の房があることにちなんでその名がつけられた。その名前と奇妙な外見とは裏腹に、この霊長類は、デヴィルやその他の超常的なクリーチャーとは関係ないが、霊長類の動物相では一般的には注目されていない地域での暴力と隠れ家の傾向が、しばしば奇妙なモンスターや神話上の侵入者の噂を引き起こすことがある。実際は、デヴィル・モンキーは巨大なバブーンの類である。その小さな親類のように、デヴィル・モンキーは犬のような鼻口部と大きな犬歯がある。尾は比較的短く、物を掴むのに適していない。ほとんどの場合、四つん這いで動き回っているが、尻をついて休むと、頭部までの高さは18フィートに達することもある。典型的なデヴィル・モンキーの体重は15,000ポンドである。
デヴィル・モンキーは、その希少性、隠遁を好む性質、珍しい外見により、しばしば伝説に囲まれている。多くの場合、彼らは他のクリーチャーと間違われる。その姿からも、以上に大きなベアや他の捕食者を連想したり、霊長類を見つけた者がデヴィルや他のフィーンドと間違えたりするかもしれない。彼らがモンキーの一種であると認識されている場合でも、典型的なモンキーの領土から遠く離れている場所に棲んでいるという事実によって、しばしば不吉な謎の空気を高めてしまう。