出典 Bestiary 6 53ページ 、Pathfinder #95:Anvil of Fire 82ページ
経験点 800
混沌にして中立/小型サイズのフェイ
イニシアチブ +7; 感覚 夜目; 〈知覚〉+9
アーマー・クラス 16、接触14、立ちすくみ13(+2外皮、+1サイズ、+3【敏】)
ヒット・ポイント 27(5d6+10)
頑健 +3、反応 +7、意志 +5
ダメージ減少 5/冷たい鉄
移動速度 20フィート、飛行40フィート(良好)
近接 噛みつき=+6(1d4、加えて“つかみ”)
特殊攻撃 自我吸収(1d4【魅】)、香しい霧、つかみ(中型)
【筋】10、【敏】17、【耐】14、【知】11、【判】12、【魅】15
基本攻撃 +2; 戦技ボーナス +4(組みつき+6); 戦技防御値 14(対組みつき16)
特技 《イニシアチブ強化》、《組みつき強化》、《軽妙なる戦術》、《武器の妙技》
技能 〈隠密〉+15、〈芸能:舞踏〉+10、〈知覚〉+9、〈知識:自然〉+8、〈はったり〉+10、〈飛行〉+17
言語 共通語、森語
出現環境 温暖/森林または山岳
編成 単体、2体、蝕(3~6)、または共棲集団(7~12、加えてカルピナの幼体8~24)
宝物 乏しい
自我吸収(超常)/Ego Drain 敵に組みつくカルピナは、ターン終了時に目標の自我を食べ、1d4ポイントの【魅力】ダメージを与える。カルピナが自身の【耐久力】に等しい【魅力】ダメージを与えると、カルピナは完全に落ち着き、24時間の間この能力を再び使用することができなくなる。
香しい霧(超常)/Fragrant Haze 標準アクションとして、カルピナは、カルピナまたはその幼体以外のクリーチャーに昏迷とめまいを引き起こす魔法の蒸気を放出することができる。20フィート以内の各生きているクリーチャーは難易度 14の意志セーヴに成功するか、1d4ラウンドの間過労状態とならなければならない。セーヴに成功したクリーチャーは24時間の間カルピナの香しい霧に完全耐性を持つ。セーヴ難易度は【魅力】に基づく。
カルピナは奇妙なフェイであり、その体は昆虫と人型生物の特徴が組み合わさっている。彼らは犠牲者を栄養源に過ぎないと見なしているが、非常に好奇心旺盛なクリーチャーのままであり、稀ではあるが、有害な意図を持たずに他のクリーチャーと対話することがある。
カルピナは、山岳地帯の標高の低い崖のくぼんだ腐った木や浅い洞窟に簡単な巣を作る。カルピナの社会的および領土的な傾向は季節によって変化する。春先、カルピナは主に食欲をそそる獲物を求めて放浪する孤独な遊牧民となる。数カ月後彼らが卵を産むときカルピナは一緒に自身の種のコロニーへと結束し、若者を相互に守る。しかし、卵が孵化すると幼体は成長するためにかなりの量の食料が必要となるため、カルピナは訪問者を歓迎する。触と呼ばれるカルピナの小さなグループは、しばしば待ち伏せして犠牲者を誘い込むために協力し、昏睡状態の犠牲者がフェイの無知な子孫に食べさせる前に、最後の一滴まで自分のエゴを吸収する。
カルピナは通常、身長がわずか3フィート強であり、体重は24ポンドである。
産卵から2週間後、カルピナの卵は毛虫のような幼体に孵化する。急速に成長し、孵化の1ヶ月以内に生き残った幼体は各々繭を織る。繭に入った数週間後、成体のカルピナとして現れる。
精神のない幼体は、目と色づきを除いてカルピナの種の成体にほとんど似ていない。成体のカルピナとは異なり、幼体は肉食で、蛹化し変態を完了する前に動物の組織を消費する必要がある。カルピナの成体はこの幼体が護られているかを確認することに注意を払う。
カルピナの幼体はハウス・センチピードのデータを持っているが、種別が蟲ではなくフェイとなり、ダメージ減少 5/冷たい鉄を持っている。