経験点51,200
混沌にして悪/巨大サイズの魔獣(水棲)
イニシアチブ +1; 感覚 暗視120フィート、超嗅覚; 〈知覚〉+28
アーマー・クラス 28、接触8、立ちすくみ26(+1回避、+20外皮、-4サイズ、+1【敏】)
ヒット・ポイント 230(20d10+120)
頑健 +18、反応 +13、意志 +13
呪文抵抗 26
移動速度 水泳100フィート
近接 噛みつき=+29(2d8+12、加えて“つかみ”)、鰭(×2)=+28(2d8+12、加えて“つかみ”)、尾の打撃=+23(2d8+6、加えて“つかみ”)
接敵面 20フィート; 間合い 20フィート(尾の打撃は30フィート)
特殊攻撃 鉤状の付属肢、高速飲み込み、転覆、飲み込み(3d6殴打ダメージ、アーマー・クラス20、23hp)
【筋】34、【敏】13、【耐】22、【知】13、【判】20、【魅】9
基本攻撃 +20; 戦技ボーナス +36(+40引きずり、組みつき); 戦技防御値 48(対引きずり50)
特技 《一撃離脱》、《回避》、《技能熟練:隠密》、《強行突破》、《攻防一体》、《渾身の一打》、《渾身の一打強化》、《上級引きずり》、《鋼の意志》、《引きずり強化》、《武器熟練:噛みつき》
技能 〈隠密〉+18(深水では+28)、〈水泳〉+43、〈知覚〉+28; 種族修正 +10深水での〈隠密〉
言語 共通語、水界語
鉤状の付属肢(変則)/Hooked Appendages イソナデは組みつきのための戦技判定に+4の状況ボーナスを得る。《一撃離脱》の特技を使用するとき、イソナデは近接攻撃の代わりに組みつきあるいは引きずりの戦技を試みることができる。
恐ろしいイソナデは静かな殺し屋である。多くの水夫は水辺の底の方で暗い形を見つけ、それから振り向く間に棘を生やした尾で貫かれ船から引きずり降ろされている仲間を目撃している。しばしばイソナデの海を渡る予定のある船の船長は、少なくとも数人の船員は港に着く前に忽然と舷から姿を消すかもしれないということを知っているため追加のクルーを雇うことがある。生きている者の中にこの怪物の全身を見た者は少数しかいないが、大多数の水夫は真っ暗な深みへと串刺しにした水夫を引きずり落としているその鉤状の甲羅を垣間見ている。
幸いにも、イソナデは彼らの存在する時間の多くを冬眠に費やす。イソナデが冬眠の準備をしている時、この獣は大量の食料を消費しその海洋の生物数は激減する。イソナデは出血するもののみを食べるが、狩猟に費やす時間を最小にする為に大きな獣――巨大イカやクジラなど――を好み、大きな獲物が不足しているときは数百もの魚を食べることに頼る。イソナデには、航海中の船には暖かく絶叫する軽食が全て大量に便利な場所一ヶ所に隔離されていることを知っているほど十分な知能がある。イソナデは何百年もの間冬眠することができ、大量の食料が枯渇したときや地震や火山の噴火などの自然災害に驚いたときのみ起きる。
この長い冬眠のため、イソナデの噂はしばしば誇張され神話へと追いやられるため、彼らが再び目を覚ますとき正確な縄張りを予測するのは難しい。イソナデの食事のサイクルはその復帰の指標を提供している。ある海域の豊富な魚は飢えたイソナデの縄張りを伝えることができる。なぜならば、この獣が大きな捕食者を貪り食い始めると魚の数が突然爆発的に増えることがあるからである。イソナデは深海で大きな遅い動物を食べることで眠気を追い払うが、その食欲が増すにつれて、必然的に浅瀬へと旋回する。
イソナデは10,000年以上生き、体長70フィート(約21.3m)以上にまで成長することができる。成体のイソナデは体重およそ300,000ポンド(約136t)である。