経験点1,200
真なる中立/大型サイズの人型怪物
イニシアチブ +5; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+8
アーマー・クラス 18、接触10、立ちすくみ17(+4外皮、-1サイズ、+1【敏】、+4鎧)
ヒット・ポイント 47(5d10+20)
頑健 +5、反応 +5、意志 +4
防御能力 凶暴性; 抵抗 [氷雪]5
移動速度 40フィート(鎧装備時30フィート)
近接 ロングソード=+5(2d6+5/19~20)、ロングソード=+5(2d6+2/19~20)、叩きつけ(×2)=+4(1d6+2)
遠隔 ショブハドのロングライフル=+6(2d6/×4)またはジャヴェリン(×2)=+5(1d8+5)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
【筋】20、【敏】13、【耐】18、【知】10、【判】11、【魅】13
基本攻撃 +5; 戦技ボーナス +11; 戦技防御値 22
特技 《イニシアチブ強化》、《多刀流》、《武器熟練:ショブハドのロングライフル》(B)、《迎え討ち》
技能 〈威圧〉+9、〈隠密〉+2、〈生存〉+8、〈知覚〉+8
言語 巨人語
出現環境 寒冷/砂漠または山岳
編成 単体、2体、襲撃隊(3~19)、または氏族(20または以上、加えて成人10名につき3~4レベルの下士官1および5~7レベルのリーダー1)、加えて乗騎(アンキロサウルスのデータを使用、Pathfinder RPG Bestiary 83)。
宝物 NPCの装備品(ハイド・アーマー、ロングソード×2、ジャヴェリン×2、ショブハドのロングライフルとブリット20本、その他の宝物)
これらの伝説の4本腕の巨人は低重力の惑星を原住としており、戦闘における獰猛さで複数の世界にわたって有名である。大多数のショブハドはまとめてショブハド=ネとして知られる獰猛な部族の一族の中で生まれ成人し、多くの他の人型生物の種族によって行われる「楽な生活」を軽蔑する――遊牧の文化の放棄は個々の名誉から遠のき離散に繋がる滑りやすい坂だと彼らは信じている。地平線の彼方にいる目標を打ち落とすことができる奇妙なロングライフルやソードとランスを振るうかに拘わらず、ショブハド=ネの一族は自分たちが暮らしている過酷な砂漠や山々にある資源を求めて絶えず争っており、彼らが生きる為に必要なものは、それでも尚名誉へのより優れた希求によってのみ獲得される。
多くによって野蛮であると思われているが、ショブハド=ネは、戦士が儀式的な挑戦によって地位を得る方法や縄張り争いにおいての政変の起こし方を示す厳密な行動規範のもとで動く。他の種族にとって残念なことに、これらの規則はほぼ常に他のショブハドとの交流にも適用され、そしてショブハド=ネは「劣った」種族を、淘汰される羊に過ぎないと見做している。
典型的なショブハドの戦士は身長12フィートで体重500ポンドであり、彼らの屈折した体は筋肉の筋でくくられている。多くのショブハドは、褌と、胸を十字に横切り武器を固定する皮製のハーネス以外は裸でいることを好む。彼らが衣類を着るとき、その衣装はハイド・アーマーと刺すような砂嵐から保護する覆いのような実質的なものか、族長とシャーマンが着る鮮やかな色の革と羽のような儀礼的なものである。
ショブハドは都市の中で孤独な傭兵として働くところを時々見つけられるが、そのような都市に住むものは規律に沿っているのではなく例外である。ショブハドのシャーマンは、人間の都市の中では個人は機械の中の個性のない歯車であることにすぎないと説いているが、誰も憶えていない。それでも、装甲した爬虫類の乗騎に英雄的に騎乗し戦闘に繰り出すショブハドの戦士が忘れられることはない――彼女の同族からも、また彼女が破る一族からも。このように、戦いにおいてショブハドは真なるイモータルとなる。