経験点9,600
中立にして悪/大型サイズの魔獣
イニシアチブ +9; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+10
アーマー・クラス 24、接触15、立ちすくみ18(+1回避、+9外皮、-1サイズ、+5【敏】)
ヒット・ポイント 126(12d10+60)
頑健 +13、反応 +13、意志 +7
移動速度 30フィート
近接 噛みつき=+17(2d6+6、加えて“生命力吸収”)、噛みつき=+17(1d4+6、加えて“毒”)、爪(×2)=+17(1d6+6)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 生命力吸収(2レベル、難易度16)、飛びかかり
擬似呪文能力 (術者レベル12; 精神集中+12)
【筋】22、【敏】21、【耐】20、【知】7、【判】17、【魅】10
基本攻撃 +12; 戦技ボーナス +19; 戦技防御値 35(対足払い39)
特技 《イニシアチブ強化》、《回避》、《技能熟練:隠密》、《強行突破》、《戦闘発動》、《迎え討ち》
技能 〈隠密〉+11、〈知覚〉+10、〈登攀〉+13
言語 共通語
その他の特殊能力 雲形態
出現環境 暑熱/森林または山岳
編成 単体、2体、または待ち伏せ(3~6)
宝物 標準
雲形態(超常)/Cloud Form ヌエは標準アクションとして、10フィートの黒い雲の姿をとるか、通常の形態に戻ることができる。雲形態のヌエはフォッグ・クラウドのように視線を遮ることを除いては、ガシアス・フォームの効果を受けているものとして扱う。
毒(変則)/Poison 噛みつき・致傷型; セーヴ 頑健・難易度21; 頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間); 効果 1d4【筋力】ダメージ; 治癒 2回連続のセーヴ成功。このセーヴ難易度は【耐久力】に基づいている。
この奇妙なクリーチャーの身体は虎で、頭は牙の生えた猿、その尾は毒蛇である。キマイラと呼んだりその特殊な例と見なすものもいるが、ヌエは全く異なる獣の一種である。
ヌエは捕食の際に十分怯えさせるといった残虐性を楽しむほどの知性を持ち、とどめの一撃を見舞う前に犠牲者をおもちゃのように扱って楽しむ。しばしばヌエは実際に襲おうとする前に目標を選び、悪夢でもって目標を病気に陥らせる。犠牲者は恐ろしい夢と移り変わる恐怖に神経をすり減らしていく。犠牲者が完全に参ってしまうと、ついにヌエは犠牲者の寝室に忍び込み戦闘に赴く。魔法で目標を麻痺させ、病気と毒で冒し、ついに死んでしまうまで痛みで苦しませる。
ヌエの肉体は不気味な外見をしているが、漆黒の雲の姿に変化する能力の方がより奇妙であると言える。この姿でヌエは破壊をもたらす恐怖となるまで、霧雲や影の中に隠れることができる。ヌエが奇妙な黒い雲から這い出てくるころには、犠牲者は身を守ることができないほど、この奇妙な夜の恐怖によって疲弊しきっていることが多い。ヌエがクリーチャーの心に植え付ける夢は犠牲者毎に様々だが、恐ろしく明らかな悪意がしみ出す、絶えずつきまとう不吉な雲という特徴は皆共通している。
ヌエはかつての友人や家族の中で妄想狂や疲労、恐怖を蔓延させるために捻れた姿に包み込まれた子供の魂であることを示唆する伝説もある。そのような物語によると、このような呪われた子供は死ぬか恐怖による狂気に突き動かされるまで、友達や近親者に恐怖を引き起こす。その後ヌエに姿を変えると、この悪質な飢えを満たすためにより試し甲斐のある殺戮を探し求める。ヌエにとって最高の喜びは消耗させる攻撃によって衰弱した、本来は強く誇り高い目標の命を奪うことである。
ヌエは全長9フィート(約2.7m)、体重は600ポンド(約272kg)。